フキサチーフ


日常を言葉にー。


こんにちは。流れ星です。

今更ですが、明けましておめでとうございます。
年が明け、気付けばnoteを始めて半年以上経っていました。早い…。

最近の私は、年末にインフルになって(しかも世間で大流行中のAではなくBでした)たぶん初めて年末年始を一人で過ごしたり、
推しているグループのメンバーが結婚して「…は?」ってなったりしていました。

そんな中、昨年放送されていた放課後カルテというドラマの影響で松下洸平さんが好きになり(いや、好きになった経緯はもう少し複雑ですがここでは省略します)、ファンクラブに入ろうかと悩んでいるほどです。

そして、ちょうど好きになったタイミングで、フキサチーフという松下洸平さん初のエッセイ集が発売されました。
「これは…欲しいかもしれない…」と思い、梅田にある"あの"めちゃくちゃ大きい本屋さんに行き、無事購入。
ちなみに、写真集も探したのですが発売されたのがけっこう前なのでさすがにあの本屋にもなかったです。もしあったらたぶん、フキサチーフじゃなくて写真集買ってた笑

フキサチーフは、完成した作品が色褪せたり擦れて剥げてしまわないように最後に絵に吹きつける定着液のことだそうです。
彼、絵も描くんですよね。演技をやって、歌を歌って絵も描いて。天は二物を与えずなんていうけど、絶対そんなことないって思いませんか?「なんでもできるやん」って人を見ると、1つくらい私に分けてくれっていつも思う。

それはさておき、フキサチーフで私が好きだったのは、「居場所」「終わりの時」「お腹が痛くなった時」の3篇。
今回は、その3篇の感想を書こうと思います。(初の読書感想文!!)

居場所
松下洸平さんがまだ今ほどテレビに出ていなかった頃のお話。
芸能人の下積み時代を知れることなんてそうそうないけど、今をときめく俳優だってアイドルだって、多かれ少なかれこんな経験をしてるんだろうな。
穏やかで大人で、落ち着いているイメージがある松下さんが味わった悔しさを知ることができた。

終わりの時
こちらは、「死ぬ間際、こんな風に思いたい」ってことが書いてあるんですけど、noteにも書いたことがある通り、私は死ぬのが怖いと思うタイプなんです。
でも生まれてきた以上、どんなに長く生きれたっていつか絶対にその時がきてしまうわけで。
「終わりの時」を読んだ時、自分も死ぬ間際にそんな風に思えたらいいなと、なんだか少し"死"に対してプラスの感情を抱けた気がしました。
たまには一日中ベッドの上でスマホをいじるだけで終わる日があってもいいけれど、それならnoteのネタを考えてみたり、筋トレしたり、なにかしらの勉強をしたり。こうなりたい、こうありたいと思う自分に少しでも近づけるように生きようと思えました。

お腹が痛くなった時
これは、松下さんがお腹が痛くなった時、その腹痛を治してくれるある人のお話。
松下さんはその人に何度も助けられたそうで、いつしか「お腹が痛くなった時、側にいたら治りそうな人」でいたいと思うようになったのだそう。

突然ですが私は、数ある「体調不良」のなかで、お腹が痛いのが一番苦手なんです。なんでかわからないけど、とてつもなく誰かに縋りたくなる。
だからこそ、自分も誰かにとって「一緒にいたら腹痛が治りそう」と思える存在になれたらなぁと思いました。
なんとなく安心感がある、この人といたら大丈夫な気がする、そんな風に思わせられる存在になれるって、素敵じゃないですか?



エッセイというものを読んだのは初めてだったのですが、私もこんな風に上手く日常を言葉にできたらいいなと思いました。
そして、なんとなく松下さんと私の感性(?)が似てる気がして、嬉しくなりました笑


前回の投稿で感想苦手といいましたが、今年は本やドラマの感想もポツポツ投稿したいと思っております。私の投稿を見て、その本やドラマが気になってくださる方がいたら、そんな嬉しいことはないなぁ!

というわけで、2025年初投稿でした。
本年もよろしくお願いいたします☺︎

☆彡

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