「未来の法律事務所」とは何か?
弁護士法人PRESIDENTです。
こちらで私達の自己紹介をしておりますので、是非ご覧下さい。
今回は、私達のVision(=私達のあるべき姿として保持する具体的なイメージ)について書きたいと思います。
1.Visionはなにか
私達のVisionは、
未来の法律事務所
です。
未来の法律事務所とは、一言でいえば、変化する社会の中で社会に価値を提供し続ける法律事務所です。
2.なぜ目指すのか
常に社会は大きく変化し、社会が求めるサービスも大きく変わり続けています。
例えば、今やAmazonのようにワンタッチで購入できて自宅まで届くことが当たり前になったり、行政サービスであってもわざわざ役所に赴いて大量の紙に記入することには多くの人が負担を感じると思います。
コミュニケーションも、昔は電話やメールが当たり前でしたが、今では電話やメールは不便の代名詞のようになりつつあります。
弁護士業(=弁護士サービス)についても同様で、弁護士という資格制度が始まってから約130年、それ以前の代言屋などの法律家的な職業を入れれば数百年が経ちました。
これほどの年月が経てば、弁護士サービスに対して社会が求めるものも大きく変化しているはずです。
私達は、今、社会が真に求める弁護士サービスを提供するとともに、未来においても価値を提供する法律事務所でありたいと思っています。
3.社会が真に求める弁護士サービス
⑴ 弁護士が考える「素晴らしい弁護士」
弁護士を含む法曹には、法学部ー法科大学院ー司法試験ー司法研修所での教育や、偉大な先輩方からの教えなどもあり、「素晴らしい弁護士とはこういうものだ」という、明示・黙示の価値観が存在していると思います。
弁護士業界の価値観は、130年以上もの間、社会の課題を解決し、社会の信頼を積み上げてきたからこそ形成されたものであり、とても素晴らしいものだと思います。
私達が、「弁護士」として事業を行うことができるのも、先人達が積み上げてきた信頼があるからこそです。
ただ、上記の価値観は弁護士業界側からみた「素晴らしい弁護士」であり、今、社会が求めている弁護士サービスとは異なっている可能性があります。
⑵ 社会が求める弁護士サービス
これも、人や分野によって様々だと思いますが、近年の色々な産業・サービスの形からある程度は共通化できると思います。
私達は大別して、以下の3つであると考えています。
① 専門性がある
② 顧客体験が良い
③ アクセスがしやすい
少しだけ詳しく見ると
① 専門性がある
これは、適切な結果を導くことができる・その可能性が高い、ということです。
従来から弁護士界においては、これを重視する価値観が根強くあると思っています。
② 顧客体験が良い
近年は、顧客体験というものがサービスには必須になってきたと思います。特にITサービスが競うように「顧客体験(=UX)」を高め、サービスを普及させていった結果、全てのサービスが「顧客体験」を求められるようになったことは論を待たないと思います。
これは、弁護士サービスについても同様だと思います。
今までは、「弁護士は良い結果が出せればいい」と思われていたかもしれませんが、これからは良い結果だけでは足りないことはもちろん、もしかしたら良い結果以上に良い体験が求められるかもしれません。
余談ですが、私は、値段が高くても(というか値段を比較することすらなく)、良い体験を提供してくれるAmazonで買い物をします。
③アクセスがしやすい
弁護士事務所に問合せをすることは、私達の想像以上にハードルが高いです。
物理的負担(例:事務所の場所や、営業時間、問合せや相談方法など)と、心理的負担(例:このくらいのことで相談していいのか、あしらわれたり威圧されないかなど)の両方を取り除くことが求められていると思います。
4.私達の目指す「未来の法律事務所」
上記のような、未来においても社会が真に求める弁護士サービスを提供できる「未来の法律事務所」の要素を以下のように定義しています。
専門性だけではなく、サービス業としても卓越すること
解決だけではなく、体験を提供すること。
個の能力だけではなく、組織としての力を高めること。
テクノロジーを活用するだけではなく、イノベーションを起こすこと。
人の手だけではなく、システムによる解決も目指すこと。
実行者であるだけではなく、生み出すこと。
目の前の個人だけではなく、社会課題の解決も目指すこと。
未来の法律事務所というVisionを実現するための具体的な戦略や取組、計画などについては、別途noteでお話ししたいと思います。
5.一緒に未来の法律事務所を創ってくれる人大募集
共に未来の法律事務所を創っていただける方、弁護士であっても弁護士で無くても大募集しております!
PRESIDENTは、未来の法律事務所を創るために、今、歩き始めたところです!
法律業務はもちろん、事業開発やマーケティング、人事採用、仕組み作り、対外発信、ITによるDXなど、チャレンジする領域はまだまだあります!