トルコで男性用の床屋で散髪しました✂️
中学生の頃、私はベリーショートまではいかない
けれど、結構短いショートヘアでやんした。
ある日、5歳くらいの女の子が私に
『ねえ、お兄ちゃんなの?お姉ちゃんなの?』
😱
見た目は男性的だろうが心は乙女な私は
心に相当なダメージを受けてトラウマとなった。
そして私は心に固く誓った。
金輪際ショートヘアにはしないと。
その誓いはもちろん今でも守られ続け、
基本的にロング。
イメチェンでどんなに短く切ったとしても
肩にかかるくらいの長さだった。
パッと見で女性だろうと判断していただくためにも
ロングの人には激しく同感していただける案件であろう。
ロングヘアは例え10cmか20cm切っても
誰にも気付かれない率がものすごく高いのだ。特に男性には気付かれない。
特に日頃、髪の毛をまとめてたり、アレンジする人は
余計に気付かれにくい。
パーマやカラーリングさえもしなければ、
美容室に行ったことなんて自己申告しない限り
周りはわかるはずもない。
つまりヘアサロンに行っても完璧に自己満なのである。
海外に住んでいる多くの日本人の方々は、
やはりこの髪の毛をどこで切れば良いか?🙃
で悩むと思いますが、
ぶっちゃけ1,000円カットでも余裕で問題ないわー
という私は、先週髪を切りに行きました。
表題の通り
男性専用の床屋で(爆)
トルコに1,000円カットみたいなものは無かったわ。
実は今回で2回目のトルコでの散髪。
1回目も美容院もよかったけれど、それはまた詳しく
書くとして、カットに関しては特に感動も得られなかった。ごめんなさいねー。なんせ1,000円カットで十分な女なのだから少女に男と間違われるんだと言うご意見は
どうぞ心の中にお仕舞いになってください。
一応、床屋に行っただけでもまだマシで
床屋に行く前にダーリンに、
「お願いだから、ダーリンが切ってくれない?」
とその辺の適当なハサミを差し出し、
ど素人にお願いしていたくらいなのである。
以前、偶然発見したお洒落なヘアサロンがあり
ダーリンが気になっていたので、
重い腰を上げ、
「ねえ!一緒に髪切りに行こう!
明らかに男性用の床屋だけど、
ダーリンと行けば切ってくれるかもしれない😍」
ダーリンには男性用だから無理だと思うよ、と
反対されたけど、だったらダーリンが切ってよ😤
と言ったら、堪忍してくれた。
それに髪の長い男性もいるし、髭がめっちゃ長い人もいるし
長い髭を切ると思えば
私のロングヘアなんておちゃのこさいさいなはずよ!
それに私単体で行くと、外人のトルコ語わかんねー
困った女とみなされ門前払いの可能性大。
ダーリンとなら安心✨
行ってみると、内装がものすごくオシャレ😍
ダークな照明にレンガの壁。魅力的な黒人さんがモデル
となって描かれたバカでかい絵画が2枚ほど飾られていた。
ソファーもエメラルドグリーンのゴージャスなもので、
施術台も初めて見たほど凝っていてこれまたオシャレ。
随所にセンスとこだわりが感じられる。
ぶっちゃけバーとしても営業しても大丈夫な
大人な空間。
デートにもってこいって感じーむふふ💕
ドアを開けて開口一番ダーリンが、
『長い髪は切ることができますか?』
と聞く。
どんな質問だよ。
絶対にこの方がオーナーでしょう、という
オラオラオーラ強面EXILE系ワイルド全開な
お兄さんはもちろんだ、と表情で伝えて、
私たちはエメラルドグリーンのソファーで待つことに。
若い男性が、トルココーヒーをサーブしてくれた。
あらあら日本のようなサービスね。
しかもコーヒー美味しかったし、
ロクムまでつけてくれちゃって🧡
カップもシックで、この内装にぴったりだった。
コーヒーを飲んでいると、飲み終わったら先に私から
切ってもらうことになっていたようだ。
先攻!!!!行きます!!!!
腰までのロング。ところどころが雀の巣状態、
私の可哀想な髪の毛。
ワイルドお兄さんの表情から
「こりゃひどい」
と読み取れた笑
切れるくらいに整えたら
『どのくらい切るんだ?』とワイルドお兄さん。
「ここくらいまでかな」と
鎖骨より下、胸のあたりくらい、
20センチくらい切って欲しいと指定すると
『えーーーそんなに切るのか?大丈夫か?😲』
と心配してくれた。
え?そうかなあ?じゃあ、10センチくらいで
と言うと、
うんうん、その程度にと話が決まった😁
結果、
最初に指定した私の長さよりも
もっと短く切ったワイルド兄さん😇
さすがワイルドです。
そうだわ、ここトルコだったわ🇹🇷
結果、鎖骨あたりまでの長さとなりました。
長さはともかく、技術がよかった✨
女性の髪の毛を切ったことがあるかを聞くと
『以前、Şişliで女性専用の美容院で4年働いていたからね』
と、ドヤ顔で颯爽と私の髪の毛を刈り上げるお兄さん。
Şişliは日本で例えるなら、渋谷と六本木のような雰囲気の街。
(読みはシシュリ)
つまりイケイケゴーゴーひゃっほーいな場所。
お店もオフィスも盛もり。外国人も多く、賑やかな街である。
広いエリアだし、どんな美容院でキャリアを積まれたのか
存じないけれど、4年も働いておられたなら
場所柄いろんな人を担当されているであろうから、
全然切ったことない方よりも断然信頼できる。その言葉が嘘でないならだけど笑
少しレイヤーを入れたりなどして、素敵に切ってくださった。
先攻の私、無事勝利を掴んだ!
んでもって後攻!!!ダーリン。
ダーリンはオーナーさんの弟の美容師さんに切ってもらう。
トルコ人男性用の美容師さんの腕前を拝見。
へーこうやって切るのか〜なるほどなるほど。
弟美容師さんの目がめっちゃ職人。
みるみるうちにますます男前になっていく🧡
すると、弟さん、なにやら小鍋を持ってきて
鍋から黒い液体をダーリンの耳と
綿棒に黒い液体を纏わせたブツをダーリンの
鼻の中に
ブッ込んだ😱
耳の産毛と鼻毛をワックス脱毛してくれるのだそうな!
すごいサービスだ!!!!
温めたワックスが固まったら、
おまちかね地獄の
ベリーーーーーーっとタイム。剥がします。
めっちゃ痛そう😱
弟美容師さんが剥がしたワックスを見せてくれると
耳の形通り、びっしり産毛が絡め取られていた!
(鼻毛の確認は自粛)
おおおおー
初めてみる光景。
意外と耳って産毛があるのね。
でもなんで耳の産毛を取るんだろう。
衝撃だったので理由を聞けなかったんだけど、
次回聞いてみよう。
そしてさらに衝撃が襲う!!!
なんと弟美容師さんがライターを取り出し
ダーリンの可愛いお耳を
炙りやがった😱🦻🔥
「ちょっ、お兄さん、何やってんのーー😱🔥」
『大丈夫大丈夫!こうして細かい産毛を処理するのさー』
ずっとライターの火🔥を着けているわけではなく、
一瞬、一瞬なんだけど。
本当に直に火🔥を当てているので
見ている私からすると
恐ろしい。
びっくりしたー。
美容院なのに
不意打ちで拷問が始まりすぎるわ。
(鼻毛は相当痛いだろうに)
そう、トルコの美容院では脱毛をしてくれるのである。
特に女性のサロンでは全身をワックスでやってくれるのだそうな。
もちろん大事な部分も!きゃー
よく外から中が見えないようになっている作りの
女性用の美容院がある。
ダーリンに聞いた。
「髪の毛を見られないように、隠しているの?」
だってここはイスラミックなお国。
スカーフを纏うお姉様方がたくさん。
『脱毛をするからね』と回答。
なるほど。それで外から中が見えないようにしてるのね。
でも私はやっぱり大きなガラス張りの
開放感あるサロンがいいな〜😅
最近はそういうサロンがイスタンブルにも多いけど、
奥にプライベートルームがあり
そこで脱毛をするのだと。
イスラム教では毛があるのを忌み嫌うんだと。
ツルツルこそ最高なのだそうな。
へーーーーーーーー美容院で
全身脱毛か。
行くしかない🙃冒険心が疼くわ!
すでに全身脱毛済みだけど、やってみたい。
私も耳と鼻毛もやってみたい笑
行ったらまたリポートします。
でも夏かなー行くなら。
ということで大満足なヘアカットでした🧡