【心の病】アニメと漫画に救われた話

こんにちは　うなぎと申します
本日は、私の記事を開いていただき、ありがとうございます

アニメや漫画は、日々の楽しみです
一瞬で違う世界に連れて行ってくれる魔法の存在です
彼らは、娯楽だけでなく、時として人の人生に影響すら与えます

私は双極症II型を患っていますが、抑うつ症状が酷かった時期に
「もう、良いかなぁ」「もう、私は要らないかなぁ」
「もう、私が居なくても良いかなぁ」と結構思い詰めた事があります
2022年の今ぐらいの時期です
お伊勢さんに行きたいと友達に伝える少し前ですね

「生きていて良い事ないのは分かっているけど、もう十分でしょう」

が、当時の私の気持ちでした
うつ病の抑うつ症状がMAXだった時は、基本的に無感動で無反応です
この時は苦痛以外のものが「無価値」でした

2018年に職場復帰を果たし、2022年初頭まで約4年間働く事が出来ました
しかし、2022年は完璧に下げトレンドです
一向に回復せず苦痛ばかりが募るので、「もう良いや」と前を向けませんでした

そんな時に出会ったのが、「るろうに剣心」の志々雄真実の一言
そして不朽の名作「あしたのジョー」です

我ながら、実に突飛な話ですね😂

順を追って説明いたします

志々雄真実の一言

志々雄真実（ししおまこと）は
「るろうに剣心」という漫画の登場キャラクターです

私と同世代の方なら剣心は有名な漫画だと思います
牙突（がとつ）の真似をして怒られ、
天翔龍閃（あまかけるりゅうのひらめき）の真似も怒られ
二重の極み（ふたえのきわみ）の真似で拳を痛めたのは良い？思い出です
個人的に、悪党の中で志々雄真実は1番怖いキャラでした
無限刃という燃える刀を持つ、全身包帯姿というキャラ造形は
当時、小学生だった私には恐怖以外の何物でもなかったです🥶

剣心の北海道編の単行本を見つけたのは、病院帰りの本屋さんです
「なんか、また連載しているなぁ」ぐらいで
頭の片隅に置いたまま、剣心の新しい物語は手に取っていませんでした
剣心北海道編の初版発行から4年後、ようやく私は単行本を手に取ります
（懐かしさから買ったのです）

剣心北海道編の1巻で、志々雄真実の出番はちょこっとしかありません
しかし、悪太郎（あしたろう）という新キャラの回想シーンで
私に忘れられない言葉を刻み込みました

「強くなってみせろ悪太郎　さもなくば、てめぇは一生惨めなままだ」

頭を殴られるとは、この事か
そう感じてしまうほど、強烈な一言でした

「さもなくば、てめぇは一生惨めなままだ」

自分は惨めだと理解していたけど、納得していなかったのだと
志々雄真実に教えてもらいました

私は何もしないと、ずっと惨めなのだと
なら、少し行動しよう
そう思って、私は友達に電話を掛けてみたのです
側から見たら、藁を掴む滑稽で惨めな行動だけど
何もしないままはイヤだったのです

久しぶりに友達と話してみるだけで良い
私は、少しでも前に進むのだ

そして、気が付いたらお伊勢参りできて
そこから体調が上げトレンドに転換していきました
少しずつですが、回復に向かい始めました

志々雄真実に肩を押されるとは思っても見なかったです

あしたのジョー

説明不要の不朽の名作です
最初のアニメは1970年に放送されたので、50年も前の作品になります
あしたのジョーはAmazonプライムで2022年末から2023年2月ぐらいに
プライム会員無料で見た気がします

古いアニメが見れるのは珍しいので試しに見てみたのですが
凄まじい作品でした
孤独を表現するシーンが多々ある作品ですが
心の「虚（うろ）」の表現は間違い無く本物です

ジョーから貰ったものは
「何度ぶちのめされても立ち上がる勇気」

これにつきます
ジョーが戦う姿に、私は勇気をもらいました
あしたのジョーに関しては、多くを語れません

シンプルな言葉しか思いつかないぐらい衝撃的な作品でした

さいごに

いやぁ、アニメや漫画は本当に良いものですね
子供の時も、歳を取ってからも背中を押してくれる味方です

ここまで読んで頂き、ありがとうございました
失礼します