小1の息子が不登校になった話 その1



はじめに


わが家の小学1年生の息子は、2024年4月から小学校に入学。2学期から行き渋りが始まり、10月は運動会の練習以外はほぼ登校できませんでした。

さいわいなことに通っていたのが、たまたま特別支援や不登校などにとても理解のある小学校。ごく普通の公立の学校だけど「こんなに親身になってくれるんだ!」と感動する毎日でした。
おかげで3学期は遅刻・早退はあれど、ほぼ毎日行けるように。

1年生の3学期の現在、すでに「2年生になるのいやだなー」と言っているので新学期が心配なものの、ひとまず今のところ「毎日学校に行く」という目標はなんとかクリア。(本当に今のところ…)
「ネットの情報を鵜呑みにしないでよかった!」と感じることも多々あります。
※これはお子さんの性格や特性によってまったく異なると思います。あくまでわが家の場合です。
 
自分自身の備忘録と、同じような状況になった方の参考になればと思い、記録に残すことにしました。

不登校のきざし


最初に兆候があったのは6月頃。最初はワクワクしながら通っていたのですが、だんだん疲れが見えるようになってきました。朝になると「今日は行きたくない、友だちがいない、いつもひとりぼっち」と泣くように。
 
もともと新しい環境に慣れるまでに時間がかかるタイプ。しかも、幼稚園から同じ小学校に進学した子が少なくて、息子とあと一人しかいません。環境に慣れなくて疲れているのかな?と気になっていました。
とはいえ、クラスのお友だちの話を楽しそうにすることも多く「友だち、いそうだけど…?」と思う部分もあり…。
 
ネットで調べると、どのサイトも「不登校の兆しが見えたときは無理をさせないほうがいい」と書かれています。無理をさせてはいけないんだと思い、よく休ませていました。

学童に通っていたのだけど、嫌がるから休みがちに。幼稚園の頃から通っていた体操教室もしんどくなってしまった様子。
結局、体操教室は辞めてしまいました。幼稚園のころは本当に楽しそうだったのになー、運動神経がいいからもったいないなー…と思いつつ、本当につらそうだったので続けるのは無理だと判断。

振り返ってみれば、小学校に入学していっぱいいっぱいだったうえ、さらに学童+週1回の体操教室は彼にとってかなり負担だったのかもしれない。

先生からのアドバイス


休みがちになってから担任の先生が気にかけてくれて、放課後よく電話をくれました。息子の状況を伝えると「まだ学校に慣れていない時期なので、登校を習慣づけたほうがいいです」とのこと。
 
ネットに書かれていることと真逆のアドバイス!
でも、子どもの性格を考えてみると、腑に落ちる部分もすごくあって…。
息子が学校に行きたがらない大きな理由のひとつに「新しい環境に慣れない」というのが大きい気がしていました。だから、学校に行かない日が増えると、ますます行けなくなるという悪循環になりそうで。

先生のアドバイスに納得して、毎朝一緒に登校した結果、最初は渋っていた息子も、少しずつ行けるようになりました。夏休み前にはスムーズに登校できるようになり、楽しそうな様子が見られたんです。

先生の話によると、「クラスのお友だちとは仲良くしていますよー」とのことでした。本人の受け取り方と、客観的な視点での感想が違うな―…とちらっと思ったり…。
 
なんとか学校に行けるようになったから、このまま慣れていくといいな、と思っていたけど甘かった!
どうして慣れたころに夏休みに入っちゃうのかな!

つづく

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