#530 「一心屋事件」東京地裁
2021年2月3日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第530号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【一心屋(以下、I社)事件・東京地裁判決】(2018年7月27日)▽ <主な争点>
休職から復職する際における使用者からの賃金減額の提示など
1.事件の概要は?本件は、XがI社に対し、(1)時間外労働に従事したと主張して、雇用契約に基づく賃金支払請求として992万0807円および遅延損害金、労働基準法114条に基づく付加金請求として742万8009円および遅延損害