WBC決勝を見にアメリカに行きたい!〜TOEIC得点アップに向けた軌跡(その1)〜
昨年開催されたWBCで優勝した日本。準決勝の村上選手のサヨナラタイムリーは大会中苦戦していた中での値千金の一打だったのもあって涙が止まらなかった。
が、あの大会中思っていたのは、「日本ラウンドだけじゃなくアメリカラウンドを現地でみれたら面白いかもしれない」というものだった。
ということで英語を勉強し始めることにした。
英語を勉強する際に一つだけ決まりを設けた。それは、「少しでもいいから必ず毎日英語を聞く」ということである。これは、「野球がうまくなるには?」に対するギータ、そして吉田正尚選手が返した言葉「少しでもいいから毎日練習する」という答えにあわせたものである。
ただ、毎日淡々と英語を勉強できる精神力、忍耐力は残念ながら私は持ち合わせていない。そこで、定期的に実力を測る機会が必要だと考えた。そこでTOEICを受けることとした。
昔(2014年)に受けた時のTOEICの点数:455点
恥ずかしながら、大学から若手社員の時にかけて何回かTOEICの試験を受けたが420〜480点くらいのレンジで推移していた。研究職としては赤点レベルだが(一応、専門論文だけは読めているのだが…)、いつか勉強しようとは思っていたがなかなかできていなかった。
会社の人がBBCかCNNか海外のニュースを聞いて英語力を鍛えているという話を聞いていたため、まずは朝日新聞の英語ニュースを聴くことにした。
なぜ日本の新聞社のニュースにしたかというと
・ネタが日本のニュースなので知ってる内容
・日本人の聞きやすい英語で話されているはず
だが、実際聞いてみるとほとんど聞き取れない。聞けたのは固有名詞と数字くらい。結局1週間くらいであきらめてしまった。
どうやって勉強しようか?本屋に行った時、たまたまプレジデントに英語特集があったため参考にしてみた。
そこで取り上げられていた英語YouTuberランキング
1位は「Kevin's English Room」だったが、日本語の会話が多く、私には向かなかった。
そのランキングで3位?になっていたのが「Rupa sensei」街中で巷の人に英語で話しかける動画もあったりするが、基本は映画の一部を抜粋したシャドーイング動画。だいたいが10〜15分尺なので朝夜のすきま時間に見やすく、「初心者向け」とかレベル分けされてるので自分のレベルに合わせて動画を選べばいい。
またAudibleに入っているため、通勤中の車の中ではキクタンで語彙力とリスニング力を伸ばすことを狙った。
このようなことをやっていると3週間くらいで英語が聞けるようになってきた。
そこで、勉強を始めて3ヶ月目にあたる6月末のTOEICの試験を受けることにした。
第326回TOEIC結果(2023.06.25)
リスニング:305点、リーディング:215点
計520点
リスニングが300点を超えたことも総得点が500点を超えたことも初めてだった。
ただ夏頃からRupa senseiのYouTube更新頻度が落ちる。あと、毎度キクタンを聞くのに飽きてしまったこともあり、違う教材を探してみることにした。
そこで目をつけたのがラジオビジネス英語。通勤時間に聞けるのが魅力に感じた。
ただ、テキストを予習、ラジオ聴講、テキスト復習を平日毎日繰り返す。予習、復習で1時間近くもかかり仕事が繁忙期だとその時間を確保できない。毎日進むので「今日はそこそこにして、明日頑張ろう!」というのができない。
結局、1ヶ月程度で挫折してしまった。
「金のフレーズ」
TOEIC受験者が1番使っていると言われている通称:金フレ。前回の受験で語彙力不足をひしひしと感じていたため購入した。使い勝手は確かに良く、電車やバス通勤している人には良いと思う。
ただそのすきま時間を作ることがあまり出来ず、見るたびにわからない単語は忘れていた。やっぱり単語は反復が大事!
その後、リスニングに関しては迷走を繰り返し2回目のTOEICの試験を受けたのは今年の1月。結果はというと…
第342回TOEIC試験結果(2024.01.28)
リスニング:250点、リーディング:260点
計:510点
リスニングに関しては迷走を極めた結果、前よりも聞かなくなったため点数がダウン。一方、リーディングは予想以上に点数が上がっていた。金フレをいうほど進められなかったので、問題との相性が良かったとか勘が当たったとか、そのようなことが原因だと思うが…
厳しいながらも500点台をキープできたことが心折れずに勉強を続けられるきっかけとなった。
かろうじて500点台はキープできたものの勉強の仕方は再考しないといけなかった。
会社の通信教育の中にスマホの語学学習アプリがあったためこれを活用することとした。
この語学学習アプリ「booco」が当たりだった。
スマホなので持ち運びも容易。会社の昼休み時間にも気兼ねなくやれる。(変なプレッシャーを感じずにできる)リスニングがメインのアプリだが単語帳も入っているし、少しリーディングに関するものも入っている。
リスニングに力をいれたい人にはおすすめの教材である。(費用はややかかる)
そして6月にTOEICを受験した。
第356回TOEIC試験結果
リスニング:345点、リーディング:210点
計555点(過去最高)
今後の取り組みについて
今回である程度リスニングの勉強の仕方というものはわかってきた。これ以上伸ばすには語彙力が必要。引き続き、boocoとキクタンでリスニングをしつつ語彙力をあげていこうと思う。
課題はリーディング。これに関しては購入したきりほとんど手をつけていない公式問題集を用いて文法、長文読解の精度をあげていこうと思う。
ここまで1年間の英語の勉強の軌跡を紹介してきた。いわゆる何ヶ月でTOEIC何点あがった!みたいな劇的な変化はない。1日10〜30分くらいしか勉強できていないので当たり前かもしれないが、これからも毎日少しずつ勉強できればいいかと思っている。
目指せ2026年までに730点!!