見出し画像

今度こそものにする!自分の血肉にする読書の技術!


『#「知る」を最大化する本の使い方』 #ぶっくま #読書

本をたくさん読んでいるのに、その後思い出そうとしても内容を思い出せない!
これじゃ、何も読んでないのと同じじゃないか!と悔しい思いをしたことはありませんか。

私もなんとか本の中身をものにしたい、この本から学んだことを他に活かせるようになりたい、と思い数々の読書術の本を読んできました。

例えば、引用したい文章ベスト3をセレクトし、配列。そしてその3つを選んだ自分というものとの「関係性」を整理する方法。
はたまた、引用したい文章を数か所セレクトし、それをその後の検索性を考えエバーノートにパチパチパチと転記し、そのとき考えた「示唆」を加えておく方法、などなど。

この自分との「関係性」や「示唆」を書くというのが曲者でして。。

はて、何を書いたらよいのやらがわからない。
どう発想を飛ばして(夏井先生の俳句風)、示唆に結びつけるのかががわからない。本に書き込みはするものの、どうも自分の血や肉にならない、不完全燃焼感がいつもありました。

でも、このぶっくまさんの本は違います。

ぶっくまさんが、これまで沢山の読書をして、いろいろな読書法を試してこられたんだな、それを私達に紹介してくれる一冊です。
「どう読んで行けば、本を栄養にすることができるのか」を、具体的に示してくれます。
また、何よりイラストや図解が多く視覚的に理解できるのは新しいです。

まず、この本では選書に始まり、具体的にどう読んでいけばいいのか、忙しい私たちに教えてくれます。

<読み方の手順>

①何を目的に読みたいのか、目標を設定します。


 ーーこれも新鮮。なんとなく読み始めてしまうことが多いですよね。
  きちんと「これを知りたいから、私は読む」と脳に伝えましょう。
  そうすると、答えをサーチしに、脳が動くのを感じます。

②まえがき、目次、あとがきでざっくり全体を把握する


 ーーまずは全体像を把握してからですね。(仕事もそうか)
   いきなり、第一章から読まない。

③目次から目的に合った箇所に線を引く


 ーー自分の目的に合ったものが、どの章にあるのか、あたりをつけます。

④重要そうな部分だけ線を引き、付箋を貼っていく


 ーー結論を見つけていくフェーズ

⑤結論から逆算して読み、気づきをメモする


 ーーここから実際に読み込んでいくフェーズになります。
   ④での結論の外堀を埋めていくイメージで、その結論の背景、
   理由、具体例などを探していきます    

⑥付箋の箇所を再読する

⑦アクションプラン、感想をアウトプットする


 ーーこのアウトプットが大事。
   インプットをしたらその2倍以上のアウトプットをしないと記憶に
   定着しない、と精神科医の樺沢紫苑先生は言っています。
   私は、3つの気づきと3つのTo doを書くようにしました。

特に、読書の内容を自分の知恵までにおとすためには、⑦が大事です。
冒頭のこれまで書くことができなかった「関係性」や「示唆」にあたることもこの⑦になってきます。

「示唆」は、ぶっくまさんが言う「本に書いてある内容から本質を抽出し(=抽象化)、別の学びに適用する」にあたるのかと思います。

この「示唆」についても、ぶっくまさんは「具体抽象読書」という、ゲーム感覚で学びを自分ごと化する方法で、示唆を導けるのではないか、と提案してくれます。

本での事例での学びを、一段上の抽象化したときに、何が言えるのかを考えてみるのです。

抽象化するヒントとしては、


・本の学んだ内容に対し、自分の知っていること、他で共通点がないかを
 探す。
・図で本の学んだ内容を書いてみる。
・要するにどういうこと?つまりどういうこと?と言ってみる
になります。

抽象化したものと、これまでの自分の知見との共通点を探ると、別の事象と考えていたことが、実は根底はつながっていたりと、新しい発見があるのかもしれません。
私もゲームのように、毎回これって結局何が言える?と自問しながら別の事象とくっつける練習中です。

このように、本の読み方というものを我流ではなく、一度立ち止まって自分の技術として読書に向かいたい人へ、『#「知る」を最大化する本の使い方』を強くおすすめします!


いいなと思ったら応援しよう!