秋海棠
日陰にも華は在り
華開いたのちも
貌を変え
日陰に在り
その紅色
日陰にこそ活き
その麗しきことこそ
灯と知る
心もまた然り
様々に移り変わろうとも
容は元のままで
故に
歓び
故に
苦む
夏の終わりに
紅色を見失った代償として
泪色の虹を見つけ
諦観し
唇を噛む
日陰にも華は在り
華開いたのちも
貌を変え
日陰に在り
その紅色
日陰にこそ活き
その麗しきことこそ
灯と知る
心もまた然り
様々に移り変わろうとも
容は元のままで
故に
歓び
故に
苦む
夏の終わりに
紅色を見失った代償として
泪色の虹を見つけ
諦観し
唇を噛む