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鏡、影見
京都の A LITTLE PLACE さんで10/22まで行われている akane loungeのreimi exhibition にお邪魔して来ました。
reimiさんの鏡は遥か昔に見かけて、ずっと心に残っていました。
2度の東京在住の時にご縁を得て、お名前を作品を知り…京都に来られるならと(2回目)勇んで新幹線に乗り込みました。
鏡の語源は影見だそうで、映ったものが本体ではないことをよく表していると思います。
じゃあ映っているのは誰なのか。
私だけど私じゃない。
影と言ってはみたものの、向こうから見たら私の方が影かもしれない。
並行世界にいる私を映している、窓みたいなものかもしれない。
数えきれないくらいの並行世界(パラレルワールド)がある訳だけど、どれも私のバリエーションに過ぎない。
そんな数多のバリエーションを映すものが鏡だとしたら、reimiさんの鏡は何でもかんでも映すような鏡じゃないと思う。
そこいらの私のバリエーションを、ハイハイと映して来ていないと感じる。
たくさんあるバリエーションの中でも映ることが出来る、ある一定の範囲の私しか映っていないような。
その範囲は、今の自分よりちょっとだけオクターブが高い自分なんだろな。
だからreimiさんの鏡に映ると、ちょっとだけ背が伸びていると感じるんだろうな。
*個人の勝手な妄想です。
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