白黒つけない幸せをダラダラと抱えつつ
白黒つけない人生を歩んできました。
ベリーショートで半ズボンしか履かない、手芸とピアノが趣味の幼少期。
学級委員だけどルールをそっと破る青春期。
大人になってからも、決断というよりは、生き方そのものが矛盾と偏りとアンバランスを兼ね揃えたものであった。(である、現在進行形)
若かりし頃は、白黒つけることがカッコいいと思い込んでいた。白黒つければ必ず自分は報われると信じていたこともある。
でも、白黒つけることは、敗者を生むことであり、反発者を生むことであり、時に過去や未来の自分を否定することでもあり、なかなか不都合なのだ。
そして現在、私は白黒つけない幸せを享受しつつある。
いろんなことを保留にして、いろんなことを軽めに諦めて、いろんなことをその場の雰囲気でなんとなく決めている。
「現実逃避」と言われればそれまでだが、ほどほどの現実逃避は、良薬なのであるよ。
美談で終わらなくていい。コスパもタイパも悪くていい。学びがなくてもいい。そんな「非」SNS的価値観で今日も生きている。
あれ、文章の着地点がわからない(笑)
まあ、これも「白黒つけない」やつということで。