大昔の大地の女神さん
モンブランもあれば栗きんとんもある。栗は縄文時代の貴重な食料だったと言うし、栗ってすごいなとあらためて思ってました。
あんこ入りモンブランというのはおカネさんの思いつきですが、モンブランはもちろん、きんとんと小豆あんがいっしょというのもあまりないようです。
ようかんやぜんざいに栗の甘露煮が入ってるというのならいっぱいありますね。栗まんじゅうは白あんのようです。
栗あん(ペースト)があんことまざっても、うち消し合ってしまうだけということかもしれません。栗は甘さひかえめ、あんこは甘くて少なめ、だったらどうかな。
きんとんは、イモでなく栗100%のイメージでした。
もしおカネさんのかわりに作ってみるとしたら。
手軽なところで甘栗でペースト作って。あんこは時々自分で煮てるし。
ビスケットは、牛乳でやわらかくしてスポンジ風にしたかったんだと思います。
マリーはほんとはちょっと大きいのですが、それでもマリーと思ったのは。
赤土や、赤い食べ物は大昔から大地のエネルギーの象徴でした。お赤飯をお祝いに食べるのもそれです。
栗の山に、あんこが溶岩みたいに包まれてる。
そしてマリーという名前は、マリアです。
ずっと前に読んだ原始時代が舞台の小説がきっかけで、長い間、大地母神についていろいろ本を読んだり、考えてきました。
一昨年くらいからでしょうか、そうか、世界中の女神さん、女神さん的な人、エジプトやメソポタミアやあちこち、日本も、それはみんな大地の女神さんなんだと思うようになりました。
食べたら自分が地球になったくらい元気が出るお菓子、食べたいです。
サトちゃんたちもおカネさんも、きっとそんなお菓子を作っているのだと思います。ジャム好きリーナちゃんもですね。
私はあまりお菓子作りに時間はかけられないのですが、“モアンブラン”、作って食べてみようかな。