2023初・DTM記録♪ 小野小町の和歌に音楽をのせて・・・。Ableton Live創作曲。
DTM音楽創作で使用しているアプリ、Ableton Live。
Ableton Liveで制作した今年最初の私のオリジナル曲『夢と知りせば -Dreamtime-』は、日本の和歌にメロディーとハーモニーを載せた小品です。
歌詞は、古今和歌集に収録された小野小町の恋歌、
思いつつ 寝ればや人の 見えつらん
夢と知りせば 醒めざらましを
小野小町の和歌は、その響きが美しくて、他の歌もオリジナル楽曲として、これまで何度かコンサートで演奏させていただいたことがあります。
和歌と音楽とをコラボレーションさせるという取り組みは、私の中で想像力が膨らむ題材なので、今後も続けていきたいと思っています。
音楽とクロスオーバーした映像は、蘭の花の写真を、動画編集ソフト(Final cut Pro)で加工したものです。
私は過去に、ガーデニングにはまった時期があり、花を育てるのが大好きでした。
その流れで花の写真も撮るようになり、今回は昨年秋に撮影したものを使いました。
蘭の花は、育てるのが難しそうというイメージが強かったのですが、昨年の秋頃、ホームセンターで売っていたミニ蘭(ファレノプシス)を衝動買いして、今も育て中です。
音と光(映像)を掛け合わせることで、それぞれが単独で存在しているよりも、より深く、聴く(観る)人の内奥へと、情報が伝達される作用がありますので、映像をご覧いただきながらお聴きになることをお勧めします。
Ableton Liveといえば、先日の生配信ライブに登場された、Nao’ymtさん(三浦大知、安室奈美恵、lecca、AI、他、巨大アーティストに作品を提供している人気クリエイター)の動画は、すごく面白くて参考になりました!
Nao’ymtさんがプロデュースした三浦大知さんのアルバム『球体』の中から、『綴化』という楽曲について、創作手順などが詳しく解説されています。
インタヴュアーさんとのやりとりの中、Nao’ymtさんの柔らかな雰囲気のお人柄も垣間見えて、長い動画ですが飽きることなく最後まで楽しめました。
シンプルに聴こえる楽曲でも、1曲につき100トラック(ピアノ、歌、ギターなどの楽器や、コマンダーの種類)くらいは使っているとのことで、私も参考にさせていただこうと思いました!