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教師から見た〇〇(同調圧力編No.002)

 ここでは、いろいろなテーマを、

“教師自身、生徒に還元するための見方”

という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。

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 まず「私がしているのだから、あなたもしなさいよ」の同調圧力について考えてみる。なぜこのような考え方が醸成されていくのだろうか。

 ひとつには、やりたくないことでも我慢してするのが素晴らしい、という日本の“忍”を教える教育がある。日本の学校教育の基本は実用を目的とするのではなく詰め込み式なので、意味が分からなくてもとりあえず言われた通りにしときなさい、という形になっている。

 例えば各教科の指導を例にとってみると、英語は実際に使えるかどうかではなく文法の詰め込み、歴史は中高と毎回古代から始まり近代が終わらないループで、1ページに覚える単語を10単語くらい詰め込んでいるので無味無臭。数学は何に役立つのかわからなくても、高度な内容まで網羅。ほとんどの授業でディベートなどを通じて自分で考えて自分の意見を述べる機会はなし、など、これらは特に海外の教育と比べると違いが鮮明である。

 教科指導だけでなく、校則を筆頭に、体育祭の行進など、細かいものも含めると、生徒に忍耐を教えるために義務教育及び高校教育があるのではないかと思えるくらいの内容だ。

 これらを通じて我慢できること、嫌なことを率先してやること、これらが美徳として刷り込まれていく。そしてこの感覚が当然となったときに、相手にもそれを強要するようになる。

 さらに教師は、我慢してやっている子どもの行動をみて、「ほら〇〇もしているんだから、きみもしなさい。」という指導の仕方をすることでこの考え方を補強していくのだ。

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