ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- アブダクションを磨いていくと、アナロジーにたどり着きます。アナロジーとは、既知の領域の知識を未知の領域に適応し、運用することです。現在の領域の知識を他領域に活かせるように精製するとメソッドといえます。事例→言語化→核心の抽出→抽象化というステップを経るのですが、またこれについては別の機会に書きます。
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- そんな中、教師同士の授業研究に意味を持たせるためにはアブダクションの考え方をもとに、自分流へのアレンジが必須です。特に若手の時代の知識がないときにこそ重要です。そうしないと、実践してみたやり方がうまくいってもいかなくても、それをのちにどのように評価したら良いかすらわからないのです。もしそうやって付け焼刃の
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- (研究授業時に何に気を付ければいいかという回答の文章です。そのつもりで読み進めていってください) ここで、他の先生の授業を見る時の姿勢としてアブダクションが大切だということの説明です。 アブダクション的視点でいうと、ある先生が授業をしていてうまくいっているとします。いろいろな前提となる知識があると
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- 前回の記事(No.001,002)ではデダクション(演繹法)とインダクションについて書きました。 最後にアブダクションについて。 アブダクションは前出の2つとはスタートから違います。まずあるのは結論(現象)です。そしてそこに知識や経験から来る前提があります。その前提から結論に至る理由(仮説)を考え
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- 前回の記事(No.001)ではデダクション(演繹法)について書きました。 次にインダクション(帰納法)です。 前回のインダクションのまとめ インダクションにも前提がありますが、デダクションとの違いは、その前提がA,B,C,D…と並列に多くあることです。そして、それらの前提から結論Zを予測しま
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- ここ最近、生徒たちの推薦入試のお手伝いで記事を書く時間がなかったですが、いろんな人から実は読んでいますと言われたこともあり、ぼちぼち書いていこうと思います。 以前に動物愛護法について書くと言いましたが、ひとまず若手教員のために推論法について書きましたので、それを共有したいと思います。以下投稿文ママです
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- 日本における同調圧力という文化は、“自然”な落としどころである「お互いをスルーする=お互いに寛容である」という選択肢を消してしまう。 同調圧力は、自分がしていることを他者に強い、同じであることを強いるため、「みんなと違う」や「関係がない」を許さない。 全員が同じ土俵に乗せられ、同じルールでの戦いが
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- 同調圧力が多様性と包括性に与える悪影響を見ていこう。 “多様性を認められる世界”とよく言われるが、多様性を認めるとはどういうことだろうか。本当に多様性のすべてを認めることなど可能だろうか?そもそも認める必要はあるのだろうか? 動物界の生物多様性を考えてみると一つの答えがみえてくる。例えば、アマゾン
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- ここまで、同調圧力がどのようにして“当然のこと”として刷り込まれていくかを見てきた。 では、ここからは、同調圧力によって“そもそもどういった悪影響がもたらされるか?”についてみていこう。 日本の学校では、とにかく「差別はダメ」「いじめはダメ」「ルールは守らないとダメ」と、ダメという事実を教えるが、
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- 教師は変わっているからと言って排除をしたりしない!という人がいるかもしれないが、これは不登校の原因が先生との関係性にあると答える生徒が1/4程度いるという事実からも、その一端をうかがい知れる。 さらに、不登校の原因の最も多い理由は当然友人関係なのだが、そこに隠されて(隠れていないのだが)1/4の原因が
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- 次に「変わっていると思われたくない」という、自分が自分自身に与える同調圧力について考え見よう。 学校教育を通じて「同じことを同じようにすること」や「言われたことを我慢してすること」が良い、ということを刷り込んでいると書いたが、この刷り込みは「同じでなければ悪い」「我慢できないやつはだめだ」という意識へと
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- しかしながら、現実としてある、教師の指導力不足や、ルールの妥当性の欠如を覆い隠すために、「みんながやってることはあなたもやりなさい。」と繰り返し、「嫌なことは均一に分けるべきでしょう」「私が我慢してるのに、あんただけ好きなことをするなんて許せない」といった思考回路を、学校生活を通じて強化していっているのが
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- クラスに“教室が汚れてても一向にかまわない”という考えの生徒は掃除をしないといけないか?これに「みんながやっていることだから」「そういうルールだから」以外の理由はどんなものがつけれるだろうか? 本来は、「みんなと同じようにしよう」以外の理由を生徒に納得させるのが大切で、それが教育だと思うが、その部分が
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- 我慢して〇〇をするが美徳になった生徒たちにたいして、さらに教師は、我慢してやっている子どもの行動をみて、「ほら〇〇もしているんだから、きみもしなさい。」という指導の仕方をすることでこの考え方を補強していくのだ。 この教育が果たして悪いかどうかは議論のあるところだが、学校現場では“そもそも意味のないこと
ここでは、いろいろなテーマを、 “教師自身、生徒に還元するための見方” という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。 --------------- まず「私がしているのだから、あなたもしなさいよ」の同調圧力について考えてみる。なぜこのような考え方が醸成されていくのだろうか。 ひとつには、やりたくないことでも我慢してするのが素晴らしい、という日本の“忍”を教える教育がある。日本の学校教育の基本は実用を目的とするのではなく詰め込み式なので、意味が分か