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大腸がん手術後のお腹の痛みが改善

こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は、大腸がんの手術後、お腹を反らせない、うつ伏せになれないという方が、優しいお灸で改善した症例をお届けします。

【清子さん   62歳    パート】

娘さんの紹介で初めて来院されてから、3年ぶりに再度来院された。

清子さん:あっちこっち辛いところだらけでもっと早く来たかったんですけど。
1年前に大腸がんの手術をしてね。それでご無沙汰してました。

ばぁば:そうだったんですか?
基本的にお元気そうですけど。

清子さん:そうなんです。
手術はしたんですけど経過は良くてもう心配ないと。
でもね、退院してからお腹の中でピリピリした感じがあるし、お腹を反らしたり、伸ばしたりすると痛いんです。
うつ伏せにもなれません。
お医者さんに訴えても「そんな人多いですよ。それはね仕方がないですよ」って言われて。

ばぁば:そうなんですか?
腹腔鏡での手術なのでお腹の表面には切り傷はないけれど、お腹の中は切ってますでしょ。
当然そこは縫ってるし、癒着も起こってるかもしれませんやろ。
だから引きつるんだと思いますよ。
そんな時には【知熱灸】がとても良く効きますよ。

【知熱灸】皮膚上の圧痛点や反応点の上に1cm大の三角形に丸めたもぐさを置き、火をつけて熱く感じたら取り除くお灸

ばぁば:お腹を触ってみますね。
左側の下の方、ちょうどS字状結腸のあたりが固いですね。
痛いですか?

清子さん:そこ、そこ、そこです。お医者さんからも「S字状結腸のところを手術する」と言われました。

ばぁば:圧痛点を細かく探してそこにお灸をしていきますよ。
熱く感じたら仰って下さいね。
すぐに取り除きますので。

終わりましたよ。
触ってみますね。
どうですか?

清子さん:痛くないですねえ。
不思議!優しいお灸をいただけなのに。

ばぁば:手術後、お腹の中で引きっつているところが【知熱灸】をすることで緩むんですよね。
うつ伏せになってみますか?

清子さん:えぇー怖いなあ。
できるかなあ。
できた!
うつ伏せになれた。
痛くないです。
ピリピリ感もないですよ。

― その後、5ヶ月後に来院された折にお腹の具合を尋ねてみました ―

清子さん:あれからなーんもありません。
お腹のこと忘れてましたわ。

― 体にメスを入れた後の痛みや違和感を【知熱灸】はよく改善させますね ―

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