店舗展開をすると決めた想い
ハサミを持たない美容室って??
今回のnoteでは、弊社が運営している「uruu」というシャンプーブロー専門店について、そして、サロン展開をするにおいての想いや早期黒字化を達成するためにやってきたことを2作目としたいと思います。
店舗展開を決めた理由
シャンプーブロー専門店を軸に起業をした時、方向性はある程度決めていましたが、実は融資以外の資金調達をして店舗展開をすることまでは最初から想像していたわけではありませんでした。
その中でどうしてスピード感を持ち尚且つエクイティにて資金調達をしようと決意したのかは2つ理由があります。
①起業して5年が既に経っていたある時期、このままでいいのか?定期的な出店はできていたものの私はこの事業で成し遂げたいこと社会への貢献はこれなのか?と自問自答の日々。忙しい女性に向けた新しいライフスタイルの提案、シャンプーブローをサロンでする文化を作りたい。そう思っていたはず。。
②お客様に「このサロンがあるからまた明日も頑張れるんです。」そうおしゃっていただきました。子育て中、自分の時間がなく、久しぶりに一人で美容室にシャンプーに行った私のあの時の感覚と一緒だ!たかがのシャンプーブローかもしれませんが私には自分だけを大切にできたあの時間が持てたことでその日を気持ちよく過ごせて、また明日から頑張ろうと思えたのです!
今のままじゃ時間が足りない!!急がなくては!!その時から事業計画も一から作り直し、プレゼン資料、ピッチへの参加、資金調達活動、会社経営がガラッと変わりました。
まずは日本で一番多くの店舗数と来店数を積むことにしました。
ハサミを持たない美容室『uruu(ウルー)』
改めて弊社のメイン事業の紹介をさせてください。
名前の通り、美容室の設備を兼ね備えて、美容室のメインメニューは全く行わない美容室です。
今まではサブメニューでありながらも絶対的に必要な「シャンプーブロー」。その「シャンプーブロー」をメインメニューとした美容室です。
シャンプーブローをメインにしたメニュー展開をしております。メニューはこちら!
日々、忙しく過ごす中で、こんなこと思ったことありませんか?
・疲れた!今日は何もしたくない!でも明日は早い…
・急な予定が入ったけど、髪の毛きまってない…
・髪を乾かすのが本当にめんどくさい!
・お出かけ中に、自分で頑張って巻いたけどとれちゃった…
・今日は大切な日!ヘアメイクはプロにお願いしたい!
・美容室のシャンプーが大好き!
あげたらキリがないほどありますが、女子の皆様から「わかる〜」と声が聞こえてきそう!(そして、声が聞こえたい…!)
最近では家事の代行や、買い物代行、様々な代行がある中でシャンプーだって誰かに代行することで、シャンプーの時間(女性だと1時間近くかかることも…)をもっと別の時間に有効活用できますよね。そして、女子は髪がきまってると機嫌良く過ごせます。その結果、半径1m以内の方に優しくできます!そして、シャンプーボトルなどのプラのゴミを出す回数も減ってエコなんでは?なんて最近では思っています。
ツラツラと書いてしまいましたが「uruu」は、シャンプーブローを通して、出勤前やお出かけ前にサロンで出かける準備をする、仕事帰りにシャンプーをして帰るという習慣、毎日の身支度を整えるスタイリスト、そして、心身の健康を整えるバディとして仕事やプライベートで毎日忙しい多くの大人女子たちのサードプレイスサロンという「私の居場所」を担っていきたいと思っております。
専門店すぎる領域
今までも美容室にもあるメニューで、メニューだけ見れば珍しくもなく、またシャンプーという行為だけみれば、毎日行うとても身近なこと。このシャンプーがビジネスに変わり、メインメニューとうちだすサロンをどう認知してもらうか。ここは創業依頼そしてこれからも店舗数が一定数達成できるまでは課題だと感じています。
実際、シャンプーは自分でもできる行為。それをお金を払ってでもサロンで行うって贅沢なのでは。といった考え方ももちろんあるかと思います。
シャンプーの時間を代行して、空いた30分を何に使いますか?
そして、1日の始まりやお出かけ前に髪がきまってると1日が気持ちよく過ごせて、どこか優しい気持ちで穏やかに過ごせる。そんな効果がシャンプーブローやヘアアレンジにはあると思ってます。
ライフスタイルの変化
1.女性の働き方の変化
私もそうですが、夫が家事をし、女性が外で働くという働き方や、家事代行、ベビーシッター文化など、女性=家庭のイメージも変わってきたと感じつつもまだまだ子育てや家庭との両立問題は女性の比重が大きく感じつつも、自分のライフスタイルは自分で作るといった様々な働き方を選択できるようになりました。その分、共働き家庭も多く女性の役割はさらに増え、多岐にわたるように。
2.新しいライフスタイルを提案したい
働き方の変化に伴い、食にしてもサービスにしても休日の過ごし方にしても新しいライフスタイルが誕生しました。その中の一つに日々のシャンプーを代行するというライフスタイルを提案したい!
3.その先にあるもの
髪がサラッとまとまるとそれだけで気分が良い!
髪が綺麗だと自分の心が平和で自分の心が平和だと少し心に余裕ができる。
シャンプーブローにはそんな魔法があると思っています!
シャンプーブローを代行してできた30分と心の平和で自分と誰かを優しく包める。
心の健康と髪の健康が同時に手に入るアイテムとして、日本の新習慣、新たなライフスタイルとして定着させたいと思っています。
リクレのサロン運営とは?
私がサロンと位置付けているのもはただのお店に通うだけではない「個人の第3の場所」として運営をしていくことです。
日々、誰かと接している「人」が自分だけに戻れて、「自分」を中心とした時間に戻れる場所です。自分中心に時間と会話が流れ、その時間が癒しと活力に変わる、そんな場所として成立したく、店内そして接客を組み立てています。
そして、当サロンは定額制サロンでもあり、シャンプーブローという毎日する行為がメインメニューでもあるため、お客様の来店頻度が高く毎日の方から平均週1〜2回以上の方がほとんどです。私たちのサロンは究極のマーケティングサロンとしても成り立つと感じています。
(何かご一緒できそうな企業様にはお声掛けさせてください!)
認知活動→集客→早期黒字転換へ
まだまだ大きな広告やマスメディアの活用などの資金はなく、資金がないからこそ私たちにできることをやる!とにかくやり続けてきました。行動行動行動!!
1.顧客となりうる、当サロンが描くペルソナと実際の来店顧客とのペルソナやメニュー売り上げが一致しているか、提供したいものと需要が合っているのかをとにかく検証し続け、提供したい価値は変えないが求められているメニューは柔軟に対応し、お客様とともにサロンをつくりあげていくことを心がけました。(メインメニューは変わっておりませんが、オプションメニューなどはお客様がほしいと仰っていただいたものが多いです)
2.ひたすらに顧客目線と一貫した発信を続ける。ここはオープンから変わらず、どの店舗も変わらず接客にしてもお声かけ一つにしても今何を求められているかの一歩先の提供を全スタッフで心がけて営業をしてきました。ここは店舗が増えても人が増えても変わらず言い続けてきました。また、どのSNSにしてもサロンがどのような思いでサロンを運営しているか、どのようなことを得られるのか、どういう時に利用すると便利なのか、一貫した発信を行ってきました。
東京店Instagramはこちら
3.たくさんの協力者となるお客様そして当サロンのインフルエンサーとなりうるお客様の獲得とコミュニティ。お客様自身が発信したくなる仕組み、インフルエンスしたくなる仕組みを強化。まずはとにかく1人でも多くの方に届けたい、知っていただきたい。そのために思いつくことはほぼ行いました。またその中ではたくさんの出会いがあり、たくさんのお客様が協力者となり発信をしてくださる関係性やコミュニティを築き、助けられてきました。そして、「バズるを創る」を経験し、弊社のマーケティングの強みとしてどの店舗もオープン時そして定期的なバズりにて認知拡大を行なっています。
行動量と継続力で、今ではオープンから6ヶ月以内で黒字転換し、これからアフターコロナで転換スピードも期待できそうです。