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Lectoのこれまでを振り返ってみた

こんにちは。

2024年11月25日に発表しましたが、Lectoは資金調達を発表しました。

今回の記事では、これまでのLectoの成長と今後について取り上げていきたいと思います。


累計調達額は約13億円超に

今回は、Lectoにとって3回目の調達です。

SMBCベンチャーキャピタル株式会社をリード投資家として、りそなキャピタル株式会社、株式会社三菱UFJイノベーション・パートナーズ、みずほキャピタル株式会社の新規引受先と、ALL STAR SAAS FUND、D4Vの既存投資家よりシリーズAラウンドとして第三者割当増資を実施しました。

また、そのほか金融機関からの借入(デットファイナンス)による調達も行い、今回の調達で累計調達額は約13億円超に達しました。

調達した資金は、以下のように活用し、さらなる事業拡大を目指します。

1. 体制強化を目的とした人材採用
 「Lectoプラットフォーム」のさらなるサービス拡大のために採用を強化し、2024年度中に組織の規模は現在の2倍(約50名)を目指します。特に、セールスを積極採用し営業力の強化を図るとともに、カスタマーサクセスやエンジニア組織の拡大を通じて、導入後のサポートや機能の拡充することで、事業の成長を加速していきます。

2. マーケティングの強化
 「債権管理」や「督促・回収」は一見馴染みがないようで、支払いが発生するさまざまなサービスにおいて必要な業務です。またコロナ禍を機に、あらゆる分野でDXが推進されてきた一方で、これらの業務の多くは、今も変わらずアナログで行われています。このような中で、マーケティングを強化することを通じて、Lectoプラットフォームの導入拡大を図ります。


導入件数は1年で2.8倍増加、470億円の債権を取扱うプラットフォームへ成長

Lectoは、今年の11月で創業からちょうど5期目を迎えたところです。債権管理・督促・回収という一見ニッチな領域に見えますが、サービスは着実に広がってきています。

企業から新たにご相談いただく件数は年々増加しており、2022年度と2023年度を比較すると2.6倍超に増加しています。それに伴い、導入件数も同期間で比較すると2.8倍超に増加しています。


Lectoプラットフォームが取扱う債権の合計である「取扱債権額」は、累計で470億円を突破しました。2023年度は前年度比で2倍近く増加しています。


また、導入いただいた企業からは、以下のような嬉しい声をいただいています!

  • 稼働は1/2でユーザーへのアプローチ量は3倍に増加、導入から2ヶ月で回収率を10%向上できた

  • 作業時間を1ヶ月30分に留めることができ、業務の効率化を測れた

  • 業務工数を60%も削減できた

Lectoを導入いただいた企業へのインタビュー

さらに、事業の拡大とともに金融分野に限らず、ガスなどをはじめとした公共料金やサブスクリプションサービスをはじめとした様々なサービスで活用いただけるようになりました。最近では、保育園を運営する企業や社会福祉協議会などでも活用いただいています。事業の規模は、大手からスタートアップまで幅広く導入いただいています。



社員数も倍増、2024年度はさらに2倍に

会社としてもメンバーが増加しており、2022年度と2023年度を比較すると約2倍に増加しています。2024年度はさらに組織を拡大し、現在の29名から50名規模にすることを目指しています。特にセールスやカスタマーサクセス、エンジニアの職種を積極採用中ですので、でぜひ、Lectoに興味を持った方は以下よりご応募ください。

組織は拡大中ですが、Lectoのバリューやカルチャーはとても大切にしており、メンバーの中に根付いています。特徴的なのが「家族第一優先」というカルチャーなのですが、これが根付いている企業は、珍しいのではないでしょうか?


Lectoのメンバーの平均年齢は36歳で、子育て中の方も多く在籍しています。もちろん育休取得率は100%で、パパさんたち方々も積極的に取得しています。それ以外にも、パートナーやペットの通院、看病などのために休暇を取得することも可能です。また、休暇を取りやすいよう、日頃から情報をオープンにし、それぞれのタスクを見える化することで、チームで助け合える環境を創っています。


代表インタビュー ~ Lectoのこれまでと今後 ~

————— これまでの成長を振り返って、どうですか?

Lectoを創業しようと思った背景としては、以下の3つがあります。

  1. 戦後から何十年も一貫して変わらない、人と紙を中心としたアナログな督促・回収業務をデジタルを起点とした運用に根本的に変革したいと思ったこと。

  2. 金融規制緩和や国を上げてのキャッシュレス政策によって、この10年ほどの間で金融債権の小口化と多様化が急速拡大。それによって1金融会社あたり月間数百万件の小口債権(一人当たり1,000円など)の管理や回収を行う必要が出てきたが、それに対応できるような仕組みが世の中に存在していなかったこと。

  3. 自分がカード会社勤務時代に債権管理業務に携わったときの経験、及びその後起業家として15年程度金融・決済領域に携わってきた経験、特に前職の会社での経験を踏まえてこれまで世の中に無いサービスを提供できる自信があったこと。

これらの課題とテクノロジーの進化は、創業の際に思い描いていた通りであり、ここまでお陰様で順調な成長を遂げてきていると考えています。

一方で、創業当時思い描いていたよりも、Lectoの活用の幅は広いと感じています。特に非金融領域の債権管理や督促を前提としていない企業にとって、サービスの立ち上げの際に「債権管理」や「督促」という業務に気づいていないというケースもあります。

Lecto事業を拡大することで、より多くの企業が抱える課題を解決できると思っています。組織の拡大やプロダクトの改善に加えて、より広くLectoを知っていただくようなきっかけを作っていきたいと考えています。

————— 今後のLectoをどんな会社にしていきたいですか

Lectoは、グロースステージに突入しているという実感を持っており、今後、ますますその成長角度を上げていきたいと考えています。具体的には、4〜5年以内にARR100億円超を目指し、その先に大型のエグジットを行う未来も想定しています。

Lectoの事業領域は一見ニッチではありますが、幅広い分野に共通する大きな社会課題であり、この課題解決にチャレンジするやりがいは十分にあると思っています。

また、Lectoの組織は、「自立した組織」を目指しており、チームメンバー全員が「開発上の課題を解決し、事業目標を達成するためにどうすれば良いか」を 自ら考え、調査し、相談し、決断し、一緒に成長して行けるような組織 を目指しております。

年齢やポジションに関係なくフラットに話し合い、背中を預け合う関係を築いています。チャレンジしたい方にとっては最適な環境だと自負しています。

Lectoでは、今後の事業拡大のために積極採用を行っていますので、Lectoのビジョンやバリューに共感し、共にチャレンジいただける方は、ぜひカジュアル面談や応募していただけると嬉しいです。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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