今日覚えたい文法
「品詞」って何?
「品詞」とは何でしょう。
国語辞典を引いてみましょう。
・大辞林
単語を文法上の形態・機能・意味などの上から分類した区分け。
・三省堂国語
単語を文法上の性質によって分けたもの。
・新明解国語
〔文法で〕単語を形態・職能などによって分類したもの。
なるほど。
単語の分類なのですね。
今日まず覚えるのは
「名詞」と「動詞」です。
モノや事柄、現象に名前をつけると「名詞」となります。
本、空気、心配、旨味、弁当…
その言語に概念がないと名詞は生まれないのです。
「旨味」や「弁当」はかつてはフランスになかった概念なので、日本語が使われています。
「アイデンティティ」はかつては日本になかった概念なので、英語が使われています。
動詞は、「名詞」の状態や動きを表す語を指します。
その動詞の特徴は、状態や動きの時間を伝えることができるということです。
今なのか?
過去なのか?
未来なのか?
変化なのか?
状態なのか?
「名詞」と「動詞」を組み合わせると、文を構成する最低要素となります。
名詞だけだと独り言だし、動詞だけでは全く意味をなしません。
ただし!
名詞も固有名詞(人の名前や土地の名前)を除いて、それだけでは文の一部に離れないのです。
続きは明日です。
ご参考まで