今日覚えたい文法
普段使いの条件法
普段歩いている町や道で、大事件や事故が起こったという経験はありませんか?
ぼくはあります。
そんな時に思うのは「(タイミングが違えば)ぼくだったかも…」
普段歩いている道に暴走車が突っ込んできた。
仕事場近くの病院で殺人事件があった。
散歩道の脇のビルでガス爆発があった。
うわっ、ぼくだったかも…
不幸にも事故事件は起こってしまったけれども、実際にはぼくはその場面にはいなかったけれども…
→この段階で過去から未来へ向けた「パラレルワールド」に突入です。
日時が違えば…
時間帯が違えば…
今日休みじゃなければ…
いまパリにいたら…
過去のパラレルワールドの結論は「条件法完了形(=過去形)」を使います。
Ça aurait été moi.
J'aurais pu faire partie des victimes.
ぼくだったかも。
(状況が違っていれば)
Ça aurait été pire…
もっと酷いことになっていたかも。
(もっと早く気づいていれば)
Ça ne se serait pas produit.
あんなことは起こらなかったかも。
パリは古い町なので、少しずつさまざまな歪が出てきていますね。
ご参考まで