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今日覚えたい表現

mettre la table

昨日実際にあった会話です。
D: Noa, tu peux mettre la table dehors ?
N: Oui, mais laquelle ?
D: Cette qui est sur la terrasse.
N: Et je la mets où ?
D: Non, tu mets juste la table.
N: Mais où ?
→ここでぼくが笑いだしてしまった!

録音したかったくらいのネイティブ同士の自然な「勘違い」です。

Tu peux mettre les chaises dehors ?
イスを外に出してくれる?

Tu peux mettre la table dehors ?
1. テーブルを外に出してくれる?
2. 外のテーブルをセッティングしてくれる?

mettre la table と言う表現は熟語表現として「テーブルセッティングをする」と言う意味を持ちます。

N はずっと1.の意味で、D はずっと2.の意味で使っていたのです。

(ちょっと古いけど)「さじを投げる」と言う表現と置き換えるとわかりやすいかもしれません。

A: さじを投げちゃった。
B: どこで?
A: 会社で嫌になって。
B: なんで嫌になったらさじを投げるの?
A: もう逃げ出したくなって、部長の前でさじを投げちゃったの。「もうできませんっ」って。
B: 部長に当たらなかったの?大丈夫だった?
A: ああ、違う違う。その意味じゃないよ。

こんな感じでしょうか?

熟語表現というのはとっさに理解ができないと???ということがあります。

D と N に 「dresser la table と言う表現だと混乱しなかったね!」と言ったら、小6の N(Noa)はその表現が気に入ったみたいで、一晩中使っていました。

こうやって言葉を覚えていくんですね。
こっちに来るとネタの豊富さが違う!!
やはりネイティブと触れ合うと、めちゃくちゃ勉強になります。

ご参考まで

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