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逃した魚か、住めば都か

今の会社の最後の日が迫っている。とてもさみしい。
もともと嫌いではなかった会社だったけど、比べてみて、本当に好きだったなあと思うようになった。

次の会社が「自分にとって」どんなところかはまだわからないけれど、事前の研修や案内から、大きな不安を感じている。

今その発言って、古くない?
コンプライアンスの考えがちゃんとしてないのかな。
今どき、世間ではジェンダーとか人権に対する配慮が見直されようとしてるのに、至る所でちくりとするので、大丈夫だろうか?
……そう思うことが、本当に多い。

現場は、もしかしたら大丈夫かもしれない。ものすごく居心地がいいかもしれない。でも、入社前に触れるところに対する不安がこうだと、内部はもっと難しいのでは、と勘ぐってしまう。

いちいち、うちの会社はこんなことないのにな、と思ってしまうのが、少し苦しい。多かれ少なかれ、環境が変わるときには思うものなのだろうけど、実際、比べて見ることによって、かなり進んでいたんだな、クリーンな考えに向かっている会社だったな、と思った。
でも多分この先同じくらい、「あっちの会社の方がダメだったな」と思うことも、あるのだと思う。

不安だから辞めておこう……とはしないことにした。行ってみないとわからないというのも事実だから。行ってみて、わたしの目で確かめて、ここはわたしにとってベストじゃないなと思ったら、また道を探すしかない。他の100人にとっていい場所でも、自分にとってどうかは、自分にしか決められないんだ。

あまり決めつけずにいるように気をつけつつも、冷静な目をもっていたいな。
わたしの不安が杞憂で、素敵な経験ができる日々になりますように。

読んでくださってありがとうございます!あまくておいしいものか、すてきな本を探しにゆきます。