まるこ - lebeaujapon
毎週土曜日と、気が向いた日に書きます! 今思っていること、小さなできごとなど。
全てのプロになることはできないのだ、ということが、たまにものすごく悲しい。 うそ。別に野球選手にはなりたくない。 でも、自分の興味だけでもやりきれない数あるのに、一つやれて御の字。どんな天才でも二刀流くらいが限界だと思う。 それはすごく悲しくて悔しいけれど、じゃあ何を選ぶのかというと、わたしは絶対に、「物語を作るプロになりたい」。 その気持ちをずっと持っていたから、出版業界に入って9年目。物語を作る日々を送っている。でも、プロってなんなのか、というのはすごく難しい。特にこの
今の会社の最後の日が迫っている。とてもさみしい。 もともと嫌いではなかった会社だったけど、比べてみて、本当に好きだったなあと思うようになった。 次の会社が「自分にとって」どんなところかはまだわからないけれど、事前の研修や案内から、大きな不安を感じている。 今その発言って、古くない? コンプライアンスの考えがちゃんとしてないのかな。 今どき、世間ではジェンダーとか人権に対する配慮が見直されようとしてるのに、至る所でちくりとするので、大丈夫だろうか? ……そう思うことが、本当
2018年が終わってから、はや数日。 1年ってどうしてこんなにあっという間なんだろう。 終わってみると、これまで仲良くしていた2018という文字列が、一瞬で昔のものみたいに見えてくる。 2018年はとにかく色々大きな出来事があった年で、結婚を決めて、転職を決めて、大事な家族に大きな災難があって。でも、そのほとんどを、これまで、ここでは書いてこなかった。 noteは、見れば見るほど「誰が書いているか」が明確な場所に思えて、そんな中で特に認知されていないわたしが、パーソナルで
noteに何か書こうとすると、なんだか素敵なことや、ひらがなの多い文や、なんてことはないけれどちょっとした気づきなんかを書かなくちゃいけないような気持ちになって、時々フリーズしてしまう。 わたしはそもそもフォントや紙面を整えないと気持ちが入らないタイプなのだけど、そうやってよくわからない霞のようなものが増えていくんだとしたら、素敵な画面も考えものだ。 ということで、本当になんでもなかった今日(もう昨日だけど)のことを書いて、その気持ちをリセットしてみる。 金、土と広島に行
この日記を書くのを1ヶ月間サボった。ちょうど、10月の1ヶ月間。 9月の下旬にちょっと大きな出来事があって、それを無視して何かを進めるのが難しかったから、かもしれないし、ただ単に、ちょっと気が進まなかっただけかもしれない。 今、所属しているあるコミュニティで、「近況報告を月に一度する」という課題がある。毎月月末が締め切りなので、10月も、つい先日、つらつらと書いて送ったのだけれど、そのどれも、ほんとうの10月ではないな、と思ってしまう中身だった。 ほんとうに大事なことは、
ここ数年ずっと出版社の採用ウォッチをしているわたしですが、今驚くべき採用ラッシュなので、出版社楽しいよ〜って話をしたいと思います。 ちなみにどの程度重なってるかというと、いわゆる三大出版社「小・集・講」が一気にやっています。そのほか大手だと宝島社も。 出版業界全体の採用状況でいうと、なかなか正社員の募集数自体が少ないし、この規模の大手が揃って出てくることはそう多くないので、興味があればぜひこの機会に! 以下楽しいよポイント。 ①とにかく結構裁量がある 営業と編集と両方
ずっと気になっていた本、『男が痴漢になる理由』(斎藤章佳/イースト・プレス)を読んで、途中から予想とは違った意味で背筋がすうっと寒くなった。 あえて被害者側の描写ではなく、加害者側である「痴漢」の姿が冷静に切り取られ、研究が提示されている中で、彼らの特徴が全く他人事には思えなかったからだ。 そもそも、この本が気になっていたのは、自分も何度か痴漢に遭ったことがあるからだ。 高校初日、友達と待ち合わせて電車に乗ったら、二人まとめて触られた。わたしが少しずれると手が届きづらくなっ
今週はダブルかトリプルかに重なって好きなものを見て、ずっと脳がゆれている感覚だった。なんの物質か知らないけれど、脳内に何かがぐわんぐわんと回ってる感じ。このヘッダー画像みたいに周りがぼけて見える。 あぁこれは半分トリップみたいな状態なんだろうな……と思いつつ、そのおかげで今日も機嫌よくいられて、楽しい3連休を過ごしているのでそのままハッピーを残しておく。 金曜日は舞台『モブサイコ100 裏対裏』に行った。 『モブサイコ100』はこの5年で一番どっぷり好きになった作品で、アニ
青春を支えてくれた人の一人に、森山直太朗さんがいる。 そのことを普段は忘れているけれど、この間の関ジャニ∞の音楽番組「関ジャム」が夏の終わり特集だったので、その瞬間テレビの前でフラッシュバックするかのように思い出した。 「さくら」「夏の終わり」、それから「生きとし生ける物へ」なんかはすごく有名な曲だったと思うけれど、当時わたしの周りで、アルバムまで借りて彼の曲を聴きこんでいる友達はいなかった。みんなaikoや、BUMP OF CHICKENなんかを聴いてた。わたしも、ai
やっとかよって感じで恥ずかしいところもあるけど……100! わーい🙌 ありがとうございます😊
とあるコミュニティで「20冊の本を読む」という課題が出た。 かつては結構な読書家だったはずのに、最近のわたしは全然読書していない。いや、正確に言うと、仕事では本を読んでいるけど、個人の時間は漫画を読むことに充てている(優先している)。 最初その課題を聞いたときは、「えーっ読みたい漫画もあふれてるのにそんな時間ないよ」と思ったけれど、どうせやるならと思って「本当は読みたかった本」を羅列したら、みるみるうちに楽しい気持ちになったので、ここに書いてみることにした。読んだら感想も書
今出ているお題の #8月31日の夜に を見ていて、わたしはどうだったかなと考えると、「学校が始まる」こと自体は、そこまで嫌ではなかった気がした。 それでも、自殺を考えていたり、家から出たくなかったりする子以外の子、8月31日を何も言わずに過ごして9月1日の朝に靴をはける子でも、全てが楽しかったり良いことばかりかというとそんなことないんじゃないか、と思う。 死にたくなくても、いじめられていなくても、もやっとしたり、傷ついたりする。そういう部分こそを、わたしはいつまでも見つめて
ずっと楽しみにしていた映画なのに、観に行くのをやめたことが何度もある。 「あー、やっぱりやめておこうかな」と若干の後ろ髪を引かれながら決める瞬間にいつも、楽しみにその日を待っていた純粋な自分の気持ちを思って少しだけ悲しくなる。 「楽しみ」ってもっとも活力をくれる気持ちだと思うから。叶えてあげられなくてごめんね。 そうなるのは、映画が公開されるとすぐにレビューが大量にあふれたり、みんなの感想が広まるからだ。それは悪いことじゃないけれど、最近よく、人の評価に出会わない機会を意図
実は、たまに小説を書く。 昨日、いくつか出していた小説賞のうちの一つの一次選考の結果発表があって、20倍以上の倍率の中通過していたから、結構うれしい日になった。 でも、その賞ではもう最終選考には残っていないことがわかっているから、扉は一応開いたものの、その奥から手だけがひらひらと振られたような感じで、喜べばいいのか落ち込めばいいのか、よくわからない気持ちになった。 と、いうことを書くのもものすごく勇気がいった。 小説のことは、別に隠しているわけじゃないけれど、あまり言わない
旅の後半。前半はこちら。 アマルフィ2日目、船に乗ってカプリ島へ! わたしはとにかく水辺と船が好きなので、この辺りはずっと嬉しくて仕方がなかった。全身でうれしいと思える場所。こんなかわいい船も通る。 この日乗った船はたまたまカプリ島の周辺をぐるっとするもので、こんな洞窟みたいな岩の中も通った。 カプリ島に行ける日は3日あったけど、目当てだった青の洞窟はどの日も波が高くてCLOSEだった。波が高いって言っても、素人目にはわからない素敵な晴れの日だから悔しい……。いつかまた