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僕と薬のうつ日記 4年目その17「鬱4年目の振り返り」
うつ病と診断されてからの4年目を振り返ってみる。
4年目は、入社してみたり退社してみたり、彼女の話とか、ボランティアしてみたりとか、大きな変化だらけの年だった。
でも前回の最後に書いたとおりAが亡くなり、少し落ち着いたあとからの記憶がなくなっているので後半最後の方は全くの不明である。
ただし、色んな意味でやる気がなくなってしまったことは確かだった。
前半に書いたD社やA社のことも、結局はAがいないから考えたことだし、ボランティアに行ったのもAがいないから、バックパッカーになりたいと思ったのAがいないから考えた事だった。
上手く言えないが、いつかAが戻ってくることを見越しての行動だったという感じだった。
とにかく全てが吹っ飛んでしまった。
実はAの通夜でゲーム製作の人達とも挨拶をした。
後日それでも続きを作らないかと誘ってもらったが、本当に申し訳ない事にもう全くとりかかる気になれず断らせてもらった。
すべてにやる気がなくなった自分で思い出したエピソードがある。
以前、音楽で食いたいというガールズバンドの人が「このメンバーが1人でもやめたら私は音楽を辞める!」と言っていた話だ。
飲みの席だったが、横で聞いていた僕は「本気で音楽をやりたいんだったら、例えメンバーチェンジして1人になってしまったとしても、諦めずに喰いついていくのがスジなんじゃないか」と余計なクソ講釈を垂れたことを思い出した。
はっきりいって僕が間違っていた。
この人と一緒じゃないとダメなんだということは、あり得るんだと思った。
結局Aが亡くなった以降、僕は誰かと組んで何かをするということに興味がなくなってしまった。
しっかり人とチームを組んだりするビジョンが全く描けなくなった。
年齢もあると思う、とにかく人生の転換期を急に迎えた感じとなった。
大袈裟だけど、自分の中の何かしたいと思う井戸がカラカラに枯れてしまった感があり、実はそれが今も続いていて、何をしてもどこか冷めた気持ちで生きてる。
とまあ、最後までトーンの落ちた4年目の振り返りでございました…
最後に4年目ラストの薬記録
リボトリール0.5mg×1
パキシル20mg×1
デパケン100mg×1
マイスリー10mg×1 眠剤
サイレース2mg×1 眠剤
結局3年目の最後と同じメニューになった。
5年目からは、さらに記憶がなくなり、もう少し飛び飛びになっちゃうんじゃないかと思うんだけど、、もし良かったら読んでくださいね。
今回はカバーにshikibufree17さんの素敵なお写真をお借りいたしました。
ありがとうございました。
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