ファンとして?モノへの執着?
今日、CDとDVDを売却してきた
去年の引っ越しの時から考えていたことだった
一度勢いで売りに行こうとしたができなかった
何か月も考え、思い出を振り返りながら段ボールにまとめた
レジで最後に確認したときは、悲しくなった
もう一度見直せばよかったかな
小学生のころからファンでコツコツ買い集めていた
グッズはまだどうしたらいいか分からずまだ家にある
売ろうと思い始めたのは去年の春ぐらい
新曲のCDをファンクラブを通して購入した
ファンクラブなら初回限定版が購入できるから
でも、届いたCDを開封することはなかった
この時1枚前のシングルも開封していなかった
いつもCDを置いている場所に開封することなくそのまま置いた
新しいパソコンではCDを取り込むことできず、
新曲はYouTubeでもMVと一緒に配信されていた
開けないならCD買う必要ないなと思い売りに出そうかと思った
でもな…という思いが勝って売ることができなかった
決心して売りに行く場所が近くなかったから思いがブレそうだった
しばらくしてアルバムも発売されたが知らぬ間に注文期間が終了していた
今までそんなことはなかったのに
ここで自分の熱狂具合が落ち着いていたことに気がついた
とりあえず引っ越したら考えよう
でも、半年たってCDを聴くこともDVDを見ることもなかった
そして今日、吟味して数枚のCD以外は売却した
吟味している間も
”詰め込んでいた知識の欠落”
”開封されていないDVD”
自分が把握していなかったものがいくつかあった
自分の中心ではなくなっていたのだと改めて感じた
数年前まではファンとしてチェックしなければ
と思い、当たり前のように初回限定版、ファンクラブ限定版を購入していた
しかし、いつしかとりあえず買っておくか
ファンなら持っていなきゃだよな
という思いに変わっていたのかもしれない
CDやDVDをチェックしなくてもファンはやっていける
今まで与えてもらった勇気やライブの感動がなくなるわけではない
始めていったライブも熱狂した記憶も
行きたいといっていた友達と感動を分かち合えたことも
決してなくなるわけではない
新曲もサブスクでチェックし続けるだろう
だから私は
CDやDVDに執着することをやめた
ファンなら持っていなければいけないという考えを捨てた