Managing Complexityって何?
Learner’s Learner × Minerva note運営チームです。
今日は、Managing Complexityとは一体何か?について、お伝えしたいと思います。
Managing Complexityとは、米国ミネルバ大学の母体であるミネルバプロジェクト社が開発した社会人向けリーダーシップ研修の名称です。
今日は、そんなManaging Complexityの特徴を6つにポイントを絞ってご紹介します。
①ミネルバが開発した社会人向けリーダーシップ育成プログラム
アメリカで最もイノベーティブな大学ランキングで3年連続1位を獲得したミネルバ大学は、ハーバード大学を辞退して進学する学生もいるほど注目されています。ミネルバ大学の母体であるミネルバプロジェクト社が考える【これからの時代に必要なリーダーシップの素質】をビジネスリーダー向けにプログラム化したものがManaging Complexityです。複雑な世の中を切り拓くための思考習慣や対人知性の習得を目指します。
②アダプティブリーダーシップ(適応型リーダーシップ)を総合的にマスター
ミネルバ大学は、これからの時代に必要なリーダーシップの素質を「アダプティブリーダーシップ(適応型リーダーシップ)」と定義しています。このリーダーシップは、コンパスの方位(N・E・S・W)になぞらえた4つの要素に分解されます:
Navigate:指示するのではなく、仲間同士の共創を後押しする。
Empathy:共感をもって導く。
Self-correct:絶え間ない自己修正を通じて学習する。
Win-Win:自社もステークホルダーも持続可能な成長・成功を描ける解決策を創造する。
本プログラム「Managing Complexity」は、これらの素養と必要な思考習慣を10週間で総合的に習得することを目的とし、以下の3段階を追って実践を繰り返しながら学びを深めます:
複雑なシステムの基礎理解
自己認知と対人知性
イノベーションと意思決定
③独自システムによるオンライン×10週間のセッション
10週間にわたるプログラムは、ミネルバが独自開発した「Forum」というオンラインシステムを使用します。受講者の発言時間を瞬時に可視化し、発言記録とフィードバックを可能にすることで、集中力と質の高い学習を実現します。
④反転学習が基本。学習の科学に下支えされたプログラム。
本プログラムは、反転学習手法を採用しています。参加者は事前に知識をインプットし、授業中はディスカッションや新たな知識の創造に集中します。この実践的アプローチにより、知識の応用力を徹底的に鍛えます。
また、ミネルバの提唱する「16の学習の科学」に基づいて、単なる知識の習得ではなく使える知恵に昇華させるための仕掛けが、プログラム内に綿密に編み込まれている点も大きな特徴の一つです。
⑤抽象度の高いリーダーシップの概念を、実践的な18の「思考習慣」で習得
「アダプティブリーダーシップ」をマスターするため、各セッションで学ぶテーマを#Learning Outcome (#LO)と呼ばれる具体的な「思考習慣」で整理しています。例えば、Session1の「システム思考」では、「システムを正しく分解・分析する力(#systemdecomposition)」や「予期せぬ影響を見抜く力(#emergentproperties)」などの思考習慣が含まれています。18の思考習慣は習得レベルを5段階で定義しているので、リーダーシップの全体像と自身の習得度合をとらえることが可能です。
⑥異業種混合/単独クラス/特別クラス 対応可能
基本的には各企業4名×4社の16名で1クラスを構成します。異なる業種・業界のリーダー層とのディスカッションを通じて、多様性を理解し視野を広げる機会を提供します。
また、1社単独クラスや特別クラスにも対応しています。速やかに事業インパクトを起こしたい場合には、単独クラスで管理職レイヤーに共通言語を装着することもおススメです。組織に特化した育成アプローチと連携しながら10週間のプログラムに多少のカスタマイズを加えることも可能です。
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