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親と子、親子とリープ、様々な人をつなぐ“TSUNAGU食堂”
皆さん、こんにちは!リープ株式会社 広報の本柳です。
ここまでにも何度かご紹介している通り、リープでは2022年からSDGs活動の一環としてSWITCH株式会社(神奈川県 横浜市/代表取締役 松澤寛之氏)が運営する「TSUNAGU食堂(子ども食堂)」を支援しており、年に1度のペースで現地を訪問しています。
今年も11月24日(日)のTSUNAGU食堂にリープメンバーで参加してきましたので、その様子をレポートします!
リープとしてのTSUNAGU食堂の訪問は今年が3度目でしたが、実は私は現地を訪問するのが初めて!
その上、現地で行うプログラムを考えるチームのリーダーとして準備を進めてきたので、当日を迎えたときは本当に“ドキドキわくわく”でした。
▼ 今年の準備の様子はこちら
"また会えたね!" 〜年々深まる子どもたちとの絆〜
当日はリープメンバー6名と広報部長ブンちゃんという面々で現地へ向かいました。
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私がまず当日驚いたのは、リープのことやブンちゃんのこと、また過去に参加したリープメンバーのことを覚えてくれている子がたくさんいたことです。
このTSUNAGU食堂は、必ずしも毎回同じ方々が参加しているわけではないのですが、リープのプログラムを楽しみにして、11月に狙って申し込んでくださっている方もいるようで、継続して参加することで生まれているつながりを強く感じました。
冒頭で「ブンちゃんは何の動物でしょう?」というブンちゃんの自己紹介を兼ねたクイズ をしたのですが、過去に参加してくれた子が多かったため、なんと9割以上の子が「文鳥」と回答し正解!
準備編の記事に記載したように、昨年は多くの子どもたちに「ペンギン」と間違えられていたのと比べると大進歩です!
リープのお客様以上に、子どもたちがブンちゃんを覚えてくれていて、本当に驚きました。
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私は普段からブンちゃんと仲良しなので、この日もブンちゃんとほとんど行動を共にしていたのですが、会うや否や「ブンちゃんだ~!」と言ってくれるお子さんや親御さん、お絵描きプログラム中にクレヨンをブンちゃんにプレゼントしてくれるお子さん、帰り際「ブンちゃん、またね!」と握手をしてくれるお子さんなどなど。
みんないろんな形でブンちゃんと交流をしてくれました!
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また、リープメンバーも「去年も来てくれたよね!大きくなったね~!」と前回参加してくれたお子さんと再会することが出来、お子さんの成長とつながりを感じることが出来ました。
私達リープは主に企業向けにサービスを提供しているため、普段お子さんや親御さんと関わることは少ないのですが、こういった形で多くのお子さん、そして親御さんに「リープ」の存在が知られていくのがとても嬉しいです。
そして何より、子どもたちの中に、「ブンちゃん」というお友達が増えているのを感じられました。
私自身、子どもの頃って年に1-2回しか会えない、もしくはたった一度しか会えなかったけど大切に感じるお友達がいたなと思い出します。
そういう存在にリープやブンちゃんがなれているとしたら嬉しいですね。
思い出を語って深まる!親子の絆
今回、新たな取り組みとして、「今年の思い出」をテーマに描いた絵を題材に、親子で対話をしてもらうというプログラムを行いました。
リープが普段評価・分析している対話の面白さや、振り返りの大切さを実感してもらいたいと思い、このようなプログラムを組んだのですが、当日を迎えるまでは、本当にその意図を理解していただけるのか。そもそもお子さんが楽しんでくれるのだろうかと少し心配していました。
いざ当日を迎えてみると、皆さんとても積極的に取り組んでくださり、非常に活気あるプログラムになりました。
その様子の一部をご紹介します!
★相手によって話す内容を変える男の子
年長さんか小学校低学年くらいの男の子に「今度やってみたいことは何?」と私が問いかけたところ
「次の夏休みは、折り紙で手裏剣をたくさん作って、手裏剣のカーペットを作りたい!」と元気に答えてくれました。
面白い発想だなと思い、その後に設けた全体発表タイムでお話ししてもらうようお願いをしたところ、「次はお人形遊びがしたい」と少し控えめに発表していました。
「手裏剣作りたいんじゃないの?」と小声で確認したところみんなの前では言いたくない様子。
もちろん照れくさい気持ちもあったと思いますが、手裏剣の話をしたときに、一緒にいたお母さんが驚いていたので、もしかしたらお母さんにお話ししたことと、私にお話ししたことと、みんなにお話ししたことが全部違ったのかもしれないなと思いました。
きっと全部彼の本当の気持ちなのだけど、相手によってお話ししたいことが違うのかなと思い、お父さん・お母さん・おじいちゃんおばあちゃん・学校の先生など、いろんな立場の人がお子さんとお話をすることの意義を感じました。
★リープが参加した回に2年連続で参加いただいていたご家族
お母さんとお子さん2人で参加してくださったためお母さんのサポートとしてお子さんおひとりの対話のお相手をしました。
プログラムが終わった後にお母さんにお話を聞いてみると、
「今日は学校で何があったの?今日は誰と遊んだの?というような日常で起こったことについては食卓で話を聞くけれど、今年の思い出について尋ねる機会が無かったので新鮮でした。これから毎年聞いてみたいと思います。」とお話ししてくださいました。
毎日顔を合わせる親御さんとお子さんは、日々のことについてお話ししたり、質問をしたりするものの、毎日コミュニケーションをとるからこそ、なかなか「今年の思い出は何?」のように少し遠い過去や、「次の長期休みに何に挑戦したい?」というような少し遠い未来のことについて話す機会が少ないということに気付かされました。
今回のプログラムをきっかけに、このような年に1度聞くような質問はもちろん、是非日々のコミュニケーションでも色々な視点の質問をお子さんに投げかけてもらえたら嬉しいなと思いました。
▼ いろいろな質問のヒントはこちらにも
最後に
私は今年のTSUNAGU食堂のプログラムを検討するにあたり、「リープらしさ」を大切にしたいと考えて、メンバーと試行錯誤してきました。
参加者の皆さんが楽しいのは第一ですが、その上で、TSUNAGU食堂にリープが来た意味や、参加したことで得られる“お土産”を大切にしたいと思っていました。
そういった意味では今回は、お子さんは楽しく、親御さんには少し気付きのあるバランスの良いプログラムを設計できたのではないかなと思います。
今後も、リープはTSUNAGU食堂に参加する予定ですので、今回の学びや気付きを糧に、次回はさらにパワーアップしたものをお届けできればと思います!
是非皆様もnote等で弊社の活動をお見守りください。
今回の活動は、2022年からリープ株式会社が継続してサポートを続けている『TSUNAGUプロジェクト』の一環として実施しているものです。
『TSUNAGUプロジェクト』についてはこちらの記事をご覧ください。
Written by 本柳 いくみ
リープ株式会社 広報