『推し、燃ゆ』 読了(2022/01/31)
1ヵ月寝かせて、昨日やっと読了しました。
出勤の時の電車の中で10分、休憩の持て余した15分、帰宅してからの1時間ほどで読み切ってしまいました。
読むきっかけは、QuizKnockが運営している『学ぼうチャンネル』が毎月出す課題図書。
11月の坊ちゃんは途中棄権、12月のクリスマスキャロルは買って積読。
推し、燃ゆは1月の課題図書でした。
昨日、なんとなく読む気になって、止まらなかった。
皆さんには、推し、いますか?
私は一度愛すと、火力はその時々なのですが何年も続くことがあって。
中学生の時に推していた俳優の佐藤健さんは元カレと呼んでいます。(怒られろ)
中学3年生で恋したフィギュアスケーターのステファン・ランビエルは一生の王子様だと思っています。
私が、『推し、いる?』と聞かれたら、一番に出すのは、UVERworld。
高校2年生の時に出会って、それからずっと好きなバンドです。
正直、この本を読んでいるとき、UVERを推している私とは完全に分けて、主人公に私を投影せずに読んでいました。
QuizKnockの学ぼうチャンネルでは、YouTubeのライブで、出した課題図書に対しての読書会を開きます。
読書会ライブ当日、私はまだこの本を読んでいなかったので、昨日読了後にそのままアーカイブを観ました。
出演しているQKメンバーが共感や好きなところ、違和感を覚えたところ、等々、自分たちの意見を話している中で、ある一節が取り上げられました。
"携帯やテレビ画面には、あるいはステージと客席には、そのへだたりぶんの優しさがあると思う。"
私がこの一節を読んでいるとき、読書会ライブで紹介されているときは、そういう考え方もあるよね、と本当に客観的に見ていました。
少しだけ、話を変えます。
最近、少し前にめちゃくちゃお世話になっていた、直属だった上司2人から連絡が来ることがありました。
『最近どう?』『元気?』とか。
最初に連絡をくれた上司には、正直今の部署での仕事が少しだけ飽きたことをこぼしました。
それを聞いたか聞かずか、もう1人の上司からも連絡が来て。その人には『元気です!』と返しました。
別に元気だし、今の会社が嫌いなわけでも、部署のメンバーが嫌いなわけでもなくて、ただ、毎月同じような流れで動くのに慣れてしまって、少し飽きただけで。
少しだけこぼした上司には、今の直属の上司に相談してみれば?と言われていたのですが、どう相談していいのかわからなくて、そんな矢先に別の人から連絡が来たもんですから、考えざるを得なくなってしまって、散歩ついでの買い物の帰り道に、今後のことどうしようかな、とか色々考えていました。
そんな時、イヤホンから流れてきた、UVERworldの最新アルバムの楽曲たち。
今回のアルバムもとても最高です。
私がUVERを好きな理由。
大好きな音楽を愛して、一生懸命に向きあって、結果を出しているところ。
諦めないところ。
かっこいい背中を見せてくれているところ。
あーかっこいい曲だなあと思って歩いていて、ふと、TAKUYA∞くんがファンクラブで毎日更新しているブログのコメントに、今抱えているもやもやを書き込んだら、なんか喝を入れてくれたりしないだろうか、と思いました。
すぐに、いやいや何人もコメントしてるんだから埋もれるだろうよ、とも思ったのですが。
TAKUYA∞くんはよく、ライブのMCで、
夢追いかけろ、来世でやりたい・なりたいものに今からなれ、
かっこいい生き方しようよ、的なことを言います。
それもすごく好きなところ。
よく、某モニタリング番組で、好きな芸能人に出会ったらモニタリングあるじゃないですか。
家族で見てたりすると、『誰に会いたい?』って話題になるんですけど、いつも答えられなかったんですよね。
UVERじゃないの?って訊かれるんですけど、
とてもじゃないけど、合わせる顔がない。
合わせる顔がないです。
特技ないし、別段夢もないし。広島にいつか住めたらいいなあ、くらい。
ただし職がないからまだ住まないし、たぶんまだ覚悟はない。
そんなことを帰り道に歩きながら考えていたときに、あの一節が浮かびました。
"携帯やテレビ画面には、あるいはステージと客席には、そのへだたりぶんの優しさがあると思う。"
あー、こういう感覚のことでもあるのかもなあ。と。
すごい好きだし、会えたファン、喋れたファンを見るといいなあとも思う。
けど、じゃあハイ会ってくださいと言われたら、?
いやー会えないなあ。。。
この本を読んだ後、共感できないかも?と思っていたのですが、思いがけない時間差ですとんと落ちました。
何回か読んでみたほうがいいかもしれないですね。
以上。
読書感想文苦手なんですよ。
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