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1年半PDCAを回し続けて展示会を完全攻略した話

こんにちは。LeanGoの取締役COOの笛田です。

弊社は「dejam」というサイト改善ツールを運営するかたわらで、広告代理店に対して事業を伸張させるコンサルを提供しています。
「dejam」は無料で使えるので気になる方はこちらから、お問い合わせください。


このnoteの目的

弊社は1年半オフライン展示会に参加するとことで、アプローチしたい企業には9割ほど接点を持つことができました。
2024年1月を最後に、しばらくは出展しない予定です。
そこで、PDCAを回してきた最終結論をこのnoteに記載することで、みなさまのお役に立てればと思い、キーボードを取りました。
先に結論を書くと、以下のクリエイティブが最強という着地になりました。

大真面目な展示会のポスター

ふざけてると思いますか?
いいえ、大真面目で社内議論した末、このようになりました。
どんな歩みを経ればこうなってしまうのか。
それも含めて書き留めようと思います。

なぜオフライン展示会にそこまで参加したのか

まず初めに、なぜ弊社がオフライン展示会に出展することになったのかを書きます。
非常に単純なことで、当初そこらへんのスタートアップでしかない弊社には大手企業のリードが圧倒的に不足していました。
当時は電話営業しか行っていなく、無名の僕らは当然相手にされない状況でした。
ビジネスモデル的に、大手企業でないと導入されない内容を提供している身からすると割と詰んでました。
そこで、「オフライン展示会ならうまくやれば大手企業と接点持てるかも」と思い、100万円単位のコストで挑戦したという次第です。
すると、主催側からもドン引きされる集客力を見せ、大手企業との取引も一気に増えました。
とにかくコストを絞りまくって出展したので、圧倒的コスパで可能な限り出しまろうとなりました。

大事なこと1:とにかく目立つ

大事なことの1つ目はとにかく目立つことです。
内容に入る前に、まずは展示会の雰囲気をご覧ください。

大きいブースや綺麗な装飾が立ち並ぶ展示会場

どの企業も気合の入っていますね。
しかし、視野に無理矢理入れる広さ豪華な装飾は重要ではありません。
必要なことはただただ目立つこと、すなわち違和感です。
広さも装飾にもコストなんて割きません。
むしろ、チープな方が異色を放って良かったです。
そんなLeanGoのブースはこちらです。

文化祭レベルのLeanGoブース

おわかりいただけましたでしょうか?
圧倒的場違い感
手作り感満載な装飾に、バラバラの衣装(というかただの私服です)。
こんなの気になるし、絶対に覚えてもらえるに決まってます。

ただ、このブースは3回ほどで見直しが行われ、デザインされたポスターになりました。
理由は商談中にボードが落ちてきてお客様の頭に落下するという事態が頻発したためです。(本当に申し訳ございませんでした…。)

落ちないポスター(ver.名古屋展示会)

大事なこと2:とにかくメリット提供

大事なことの2つ目はとにかくメリットを提供することです。
来場者の方々がなぜ展示会に来るか?を考えれば分かることですが、みなさんは何かしらの収穫を得るために来ています。
一般的には、サービスなどとの良い出会いがそれと考えられますが、回りくどいですよね。
それゆえ、僕らは来ただけでメリットが得られるという設計にしました。
提供したものとしては無料のコンサルティングです。(記載としては無料サイト診断です。これも色々とPDCAを回しました。)
その場でゴリゴリにコンサルティングをすることで、売上が上がるイメージを持ってもらいます。
ほとんどのケースで、30分から1時間ほどコンサルしても全てを解決するには至らず、むしろ新たな課題が見つかるため、僕らへのニーズが高まります。
最近では、嬉しいことに真似をする企業が増え、同様の取り組みが多く見られるようになりました。

また、時間がない方には、コンサルのノウハウを記載した激厚の資料をお渡ししていました。
厚みとタイトルのインパクトで「え?こんなのもらって良いの?」と喜ばれることが多かったです。
一生懸命配ることなく、はけていく資料はとても気分の良いものでした。

46ページに渡る膨大なコンサルノウハウ集

どうしてこうなった?

序盤にも書きましたが、最終的なポスターは僕の写真です。
非常にシュールなブースになりました。

たくさんされた盗撮のうちの1枚

こうなった理由は「なぜお客さんは足を運んで契約までしてくれるのか?」を様々な角度から考察した結果、ブースの見た目やら立ってる人やらが面白そうだったからというオフラインならではの結論に至ったからです。
「ホストみたいなポスター貼ってあるし、本人いるし、なんじゃこりゃ?」というフックから「話してみると意外とまとも」になり、「銀髪がいたブースです」というメールや電話で一撃で思い出してもらえるという、非常に綺麗なコンボが完成しました。
お取引のあるお客様には、このポスターの前で記念撮影していただけるという嬉しい副次効果もありました。

とてもいい笑顔です

おわりに

いかがだったでしょう。
少しはお役に立てる内容だったでしょうか?
こと展示会においても、マーケティングの基本をおさえつつ、遊び心を忘れずに全力でPDCAを回し続けたLeanGoらしい舞台でした。
みなさまもぜひ、会社のお金ということを忘れて、大真面目にふざけてみてください。

僕のアイデンティティである銀髪が展示会に増えないことを祈りつつ、これで終わりにしようと思います。

募集要項

弊社の組織は「ビジネスプロデュース部」「システムディベロップメント部」という構成になっています。
過半数がリクルートやサイバーエージェント出身だったり、EYストラテジーアンドコンサルティングやデロイトトーマツなど外資コンサルティング出身のメンバーもいるので、業務上の小さなストレスは少ないかと思います。
あと亀や蛇や犬や兎など非常に多様性に溢れております。
まずは自由が丘オフィスへお気軽に遊びに来てください。
広告代理店への支援が中心なので、広告代理店でのキャリアがあれば熱烈歓迎です。

連絡はTwitterでもHPに問い合わせいただいてもOKです。
Twitter : https://twitter.com/mrshoritv
HP : https://leango.co.jp/contact/

ビジネスプロデュース部募集要項

▼ビジネスプロデュース部の業務
・dejamの活用方法の提案
・オフィシャルパートナーへの支援
※売上向上や運用定着にコミットするコンサルティングという弊社独自の業務です

必須
・自己研磨できる
・建設的な議論ができる
・コミュニケーションにストレスを感じない
歓迎
・Webマーケティング業務に従事した経験
・大規模案件のコンサルティング実績
・定量的な実績
・自分が主体としてやり切った自慢できる実績
・Figmaを使える
給与
・現給与と相談

システムディベロップメント部募集要項

▼システムディベロップ部の業務
・dejamの開発
・renkinの開発

▼dejamの開発
必須
・チーム開発経験2年or同等の経験
 - Gitを用いたチーム開発
 - コードレビューのご経験
・Nuxt.js,TypeScriptを用いた開発実務経験2年or同等の経験
・GCPまたはAWSの運用経験
 - 設計、構築のご経験
歓迎
・Firestore, Cloud Functionsを活用した設計、実装、コスト削減ができる方
給与
現給与と相談

▼renkinの開発
必須
・チーム開発経験2年or同等の経験
 - Gitを用いたチーム開発
 - コードレビューのご経験
・React.js,TypeScriptを用いた開発実務経験2年or同等の経験
・AWSの運用経験
 - 設計、構築のご経験
歓迎
・Amplifyを運用したご経験
・Next.jsでアプリを実装されたご経験
給与
現給与と相談

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