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調達購買の課題に本気で向き合いたい。キャリアの先に見つけた、リーナーでの新たな挑戦。

こんにちは!リーナー広報担当です。
2024年4月に入社をされたアカウントエグゼクティブ(AE)の山崎さんの入社エントリーをお届けします!新卒で大手メーカーにて調達購買を経験し、そこからベンチャー2社を経てリーナーに入社した山崎さん。
今回はそんな山崎さんに、今までのキャリアを振り返りながらリーナーへの入社を決めた背景などを熱く語っていただきました!

Account Executive  山崎 凌


学生時代の就活から社会人のスタート

– まずは学生時代の就活について教えてください!

中学生から大学生まで陸上をやっており、大学時代にはランニング用品の販売アルバイトをしていました。
アルバイトでスポーツメーカーのさまざまな商品を販売する中で、人の生活をより便利に、そしてより豊かにできるものづくりに魅力を感じ、製造業を中心に就職活動を進め、最終的にご縁があった総合電機メーカーに入社しました。

– 社会人のスタートはいかがでしたか?

兵庫県伊丹市にある工場に配属になり、資材部で調達購買を担当していました。
調達購買は、ものづくりに必要な大小様々な部品や機材を仕入れてくる仕事です。
自分が仕入れた資材や部品で製品が形作られていくことにやりがいを感じていました。
私が担当していたのは主に、半導体などの電気部品と呼ばれるもので、国内はもちろん、台湾や北米、欧州とのやり取りも多くありました。
そういったグローバルにビジネスを進めていくことや、実際に仕入れ先であるサプライヤー様の製造現場に伺って、ものづくりを肌で感じることも非常に刺激的でした。
特に、新入社員時代に初めて伺った金属加工の現場では、火花が飛び交うなかで新たな製品が生まれていく様子に、ものづくりの力強さを感じました。

新卒2年目以降は、自分で探してきた新規サプライヤーの部品が新製品の開発に採用されるという経験をしました。
新しいサプライヤーを開拓する際は、設計側の要望を正しく理解し、それに対する生産能力や技術力をもとに慎重に選定する必要があります。そのため、実際に設計部署に何度も足を運び、話し合いを重ねながらサプライヤーを選定しました。
これまで自社では誰も取引したことがないサプライヤーだったのですが、結果的にかなりコストを抑えて新商品を開発する目処がたち、とてもやりがいを感じたのを覚えています。


転職を考え始めた理由

– そんな中でなぜ転職を考え始めたのでしょうか?

調達購買の仕事には面白さややりがいを感じていたものの、実際の働く環境に関しては入社前のイメージとは異なるギャップを抱えていました。

日本を代表するような最先端のものづくりをしている会社なので、入社前は働く環境も最先端だと思っていたのですが...配属初日にオフィスの扉を開けると、書類がぎっしりと並んだ大きな棚や見積書や注文書がFAXで出てくることに衝撃を受けたのを覚えています。時には大昔の資料を何時間もかけて必死に発掘したこともありました...(笑)
ものづくりの本質に向き合う時間よりも、目の前の事務作業に追われる時間が長く、このままでいいのか悩んでいました。そして、当時尊敬していた商社の営業部長の存在もあり、転職で営業職にチャレンジすることにしました。


営業職からの学び

– 営業職としてのキャリアチェンジはどうでしたか?

株式会社ビズリーチに転職し、未経験から営業の世界に飛び込みました。営業として顧客に対峙する中で、相手の課題を引き出すコミュニケーションスキルを学ぶことができました。
特に当時の上司から教わった「視野・視座・視点」を重視したコミュニケーションは、今でも心がけていることの一つです。

入社後、2年ほどインサイドセールスとフィールドセールスを経験し、成果を認められて社内表彰をもらうこともできました。営業として達成感を感じる一方で、20代のうちにさらにスキルの幅を広げたいという気持ちが芽生えたんです。

ちょうどそのタイミングで、元上司から営業とマーケティングに関わるポジションで株式会社スマートドライブへのリファラルを受け、日本の未来を支えるというスタートアップならではの使命感や「移動の進化を後押しする」という壮大なビジョンに魅力を感じ、転職を決めました。


スタートアップでの挑戦

– 3社目ではどのような学びがありましたか?

実際に働いてみると、大きなビジョンの実現には一歩一歩の地道な行動が不可欠なことを痛感しました。
スタートアップだったため、組織全体の動きを間近でみることができたのですが、特に印象的だったのは、役員が地道な行動を着実にこなして会社全体の舵取りをしていた姿です。
スピード感のある事業推進の背景には、地道に泥臭く成果に向き合う日々があると実感しました。自分もここで中長期的に腰を据えて、世の中をよくするための事業を伸ばしていこうと思っていました。


全てを覆すリーナーとの出会い

– そのような中でリーナーとはどのように出会ったのでしょうか?

3社目在籍中に、マーケティング施策の参考にと、当時の執行役員に紹介してもらったのが弊社の山下だったんです。リーナーが調達購買向けの事業を行っていると知り、自然と親近感が湧きました。
勉強会の際に、『リーナー見積』のデモを見せてもらったのですが、それが衝撃的でした。実際に調達領域で自分が直面していた課題がリーナーで解決できると確信したんです。
また、同い年で経歴も似ている山下と話す中で、「日本を変えたい」「世の中を良くしたい」と真正面から語る彼の姿にもグッとくるものがありました。そういう真っ直ぐな言葉は、心で思っていても実際に口に出すことは難しいですよね。当時自分もスタートアップで使命感を持って働いていたのですが、彼ほど率直に言葉にする勇気はありませんでした。

– 山下さんの熱量に心を動かされたのですね。

まさにそうです。山下の言葉から覚悟や使命感を感じ、それが深く心に刺さったことを覚えています。
また、その後リーナーの「Sales Office Sakaba(SOS)」という社外向けイベントにも参加するようになり、他のメンバーとも話す機会が増えました。
そこで驚いたのは、エンジニアの方々もビジネスメンバーと同じ熱量で、調達購買について熱心に対話してくれたことです。
これまでの経験では、エンジニアと営業はそれぞれの職種の性質もあり、完全に同じ方向を向くのは難しいと思っていたので驚きましたね。
リーナーのメンバー向けに自分の調達購買の経験をシェアする勉強会も実施したのですが、その際も多くのメンバーが参加し、熱心に耳を傾けてくれました。参加している人全員が「調達購買をよりよくしたい」という想いを共通して持っているのが伝わってきて、「自分もここで働きたい」という気持ちが自然と湧いてきました。


リーナー転職の決意

– 転職することに迷いはありませんでしたか?

迷いはなかったです。むしろ、リーナーで働きたいという想いには、使命感に近いものもありました。リーナーは、これまで自分が3社で培ってきた学びを活かせる場所であるだけでなく、それらを全て発揮しなければうまくいかない環境だと思ったんです。
まず、リーナーが取り組んでいる調達購買の領域は、まさに1社目で自分が悩まされた課題に真正面から切り込むものです。自身の経験を活かして調達購買の課題に本気で向き合いたいと強く思いました。
また、リーナーでは事業をスケールさせるために、地道な努力を惜しまない人材が求められており、そこもこれまでに培った力を活かせると感じる部分でした。
内定後の飲み会で、現在の上司である梅田から「脂の乗った30代に、胸を張れる最高の仕事をしよう、日本を変えよう」と言われ、覚悟が決まりました。
自分の経験がすべて繋がり、それらを余すことなく活かせるリーナーで、「全力を尽くしてチャレンジしよう」と決意しました。


入社後に感じたこと・やりがい

– 実際に入社してみてどうでしたか?

入社前に感じたメンバーの熱量も変わらず、ギャップもありませんでした。
リーナーでは「矜持・不撓・青春」というカルチャーが根付いており、メンバー全員がコトに向かって行動し続けています。遠慮なく熱い気持ちでコミュニケーションを重ねられる気持ちの良い職場です。
調達購買は、顧客の解像度を高めるのが難しい領域です。そのため、「どうすればより良い顧客理解ができるか」を社員全員が考え、貢献しようとしています。営業とエンジニアが1on1でタックを組んでいる「相棒制度」もそのための制度の一つです。
自分もまだ入社して6ヶ月ですが、調達購買についての社内勉強会を実施したりと、さまざまな役割を任せてもらっています。

– 業務の中でどんなところにやりがいを感じますか?

日々の営業活動で、調達購買の顧客の課題に向き合うと、かつての自分と同じ悩みを抱えている方が多いことに気づきます。
特に「設計部門とのコミュニケーションがうまく取れない」という課題は多くの方が抱えており、リーナーのプロダクトでその悩みが解消できるという声もいただきます。リーナーのプロダクトが、ものづくりに必要なコミュニケーションを支える、唯一無二の存在として貢献できていることは大きなやりがいです。
また、調達購買の経験に加えて2社目、3社目で培ってきた地道な行動とコミュニケーションスキルも活かされていると感じます。
顧客の本当にやりたいことや、あるべき姿を的確に捉えたうえで解決策をご提案して、感謝の言葉をいただいたときは本当に感激しました。
調達購買という重要な役割に正面から向き合い、世の中をより良くする仕事に携われていることに誇りを感じています。


終わりに

– 最後にメッセージをお願いします!

自分のこれまでのキャリアとリーナーでの挑戦がつながり、調達購買の世界をより良くしていけることに、純粋にワクワクしています。
これからもリーナーというコトに向かう組織で、同じ志を持つ仲間と共に、熱量高くチャレンジしていきたいです。

ものづくりを支え、顧客の課題に真摯に向き合う仕事を一緒にやりたいと思っている方にとって、リーナーはまさに本気で挑める場所です。
『世の中を変えたい』『製造業を変えたい』『最高の仕事をしたい』こうした想いに共感し、心が熱くなる方は、ぜひ一緒に働きましょう!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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