【映画Memo(2)】Taxi driver
普段僕はほとんど映画を観なかったのですが、意識的に自分の価値観を拡げるためにも、それらを観る機会を最近増やし始めました。
空き時間に細切れで見ているので、毎週一本のペースでゆっくり鑑賞しています。
観て感じたことを少しづつ綴っていく予定です。
今回の作品は、
「タクシードライバー」
です。
『タクシードライバー』(原題: Taxi Driver)は、1976年公開のアメリカ映画。監督はマーティン・スコセッシ。脚本はポール・シュレイダー。主演はロバート・デ・ニーロ。製作はマイケル・フィリップス、ジュリア・フィリップス。コロムビア映画配給。 第29回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品。また、1994年にアメリカ議会図書館がアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した作品の1つ。(Wikepediaより)
映画の内容は、以下のURLからよろしければ確認をしてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/タクシードライバー_(1976年の映画)
僕の感想は、
最終的に主人公トラヴィスが、自分自身の人生に対して、わずかばかり光を見出すことが出きたような気がして良かったのではないかと考えるわけで。
大統領候補の暗殺計画等彼の行動を肯定することは全くできませんが、何かしら世の中に対する不満や抑えきれない感情がから、それらを何とかしようと行動に移したことで、結果的には少女アリスを助けることができ、メディアに取り上げられ、ヒーローになったわけで。
最後のシーンでは、またトラヴィスは変わらずタクシー運転手を続け、変わらない日常をこれからも送るような感じにも見えるがそうではなく、ベッツィに対する態度からも感じたのは、以前に比べ彼自身が前を見て人生を歩んでいこうという強さが備わったように感じました。
主人公トラヴィスのような社会に対する不満というのは、おそらく誰もが持っていて、僕自身にももちろん存在する。
しかし、多くの人はそれらの不満をただ唱え続けるだけで、何か解決のための行動を起こすことはない。
だが、その抑えきれない感情を様々な形で表現する人たちもいる。(アーティスト等が主にそうか)
僕はトラヴィスのような行動を起こす勇気は、まだ到底持ち合わせていない。しかし、ただ何もせず不満たらたらの人生を送るのも僕自身の性格上やっぱり無理と最近思う。そういった人生はやっぱり面白くないなぁと。
つまりは、結論行動をしていこうというとです。
失敗したところで、命を落とすようなリスクというのは、まずないだろうから。
別に何もしないでも日本にいる限りは、死ぬことはないでしょう。
せっかく、生きているわけだから、泥臭く人間らしく生きていこうと改めて思わせてくれた映画「Taxi Driver」でした。
興味を持った方は是非、ご覧になってみてください。
それでは、また明日。