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小さきものを愛でる

今晩は、中秋の名月
実に明るく美しい月が出ています。

まだ数日は猛暑日になる地域があるようですが、お彼岸の辺りからはやっと秋らしくなってきそうですね。
もう既に朝晩は、空が高くて涼しい風が家の中を通り抜けて行きます。虫の鳴き声も賑やかです。

日本人は、虫たちが奏でる音を“心地好く感じる”という、世界でも珍しい脳を持った人種。
【月見の宴🎑】という雅な行事の大切な要素として、虫の声があることは間違いないでしょう。

子供の頃、自宅で鈴虫とコオロギ🦗を飼っていました。家族の誰かが虫好きだった訳でもないので、昭和50年頃はそれが流行していたのかもしれません。
プラスチックのケースに小さな木の枝みたいなものを何本か据えて、エサは胡瓜とか西瓜の皮とかだったと思います。夕方になるとリーンリーン、コロコロと透き通る声に包まれて過ごした。たまに、ケースの蓋がずれていた為に脱走してしまうこともあり…、パニックに陥ったことも  (^_^;)))

安全な?距離が確保できていれば、虫を観察するのは好きな方です。
ここ1ヶ月ほど、体長3cmくらいの蜘蛛がカーポートに住み着いています。夕方6時過ぎに現れて、せっせと巣を整えます。速くて丁寧な“プロ”の仕事です。夜の間にどのくらい獲物が取れているのかは分からないけど、健気に生きている姿を見るのは楽しいです。

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