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映画 『ザ・バイクライダーズ』  オースティン・バトラーとトム・ハーディ


#おすすめ名作映画

バイク好き集まれ〜🏍️バイク好きじゃなくても、60年代のアメリカの雰囲気を味わえる一本

舞台はシカゴ。アメリカの写真家ダニー・ライオンが、60年代シカゴに実在したバイカ―集団”Outlaws Motorcycle Club (アウトローズ・モータサイクル・クラブ)” の日常を描写した写真集「The Bikeriders」(1968年初版)に忠実に、スタイルや雰囲気を作り上げている。劇中ではクラブ名 ”ヴァンダルズ” として、結成してから、クラブが大きくなりすぎて、オリジナルメンバーではハンドルできなくなり、バイクライダー達の中で巻き起こる葛藤や栄枯盛衰の軌跡を描いている。

ヴァンダルズを取材するダニー役にマイク・ファイスト、彼のインタビューに答える形で、キャシー役のジョディ・カマーが、クラブの中心人物たちのことを語り出して行く。(キャシーは中心人物1人の彼女)
このジョディ・カマーも、実際に存在するキャシーの独特な話し方(訛り)を限りなく再現しようと努力したらしく(音声テープがのこっていた)変わったリズムの妙な訛りの英語とテンションに、しばらく、はてな、はてな❓な感じ。でもほどなくして、まあそういうしゃべり方の女性なのか。と他のイケメンライダーズが登場したり物語が進行したりして気にならなくなる。

バイカー集団、ヴァンダルズのリーダーは「ヴェノム」で有名なトム・ハーディ。そのリーダーからも特別な存在として認められているベニーをオースティン・バトラーが演じている。バーで登場するオースティン・バトラーのいい感じの上腕筋…

オースティン・バトラー

アメリカの映画評論サイトRotten tomatoは80%の評価😲バイク映画史にのこる、名作映画との評価らしい。私個人的には、そこまでの感動があったかはわからなかったものの、コーヒーまたはビールを飲みながら映画の世界に浸れる良い映画。そしてラストが好き。な一作でした。

オースティン・バトラーが、チョイ悪カッコよライダーとして、バイクに乗る姿が絵になる🏍️✨
「エルビス」の時とは違うものの、再び色気を振りまいてます。

マイケル・シャノンや、バイクと言えば「ウォーキングデッド」ダリル・ディクソン役で有名なノーマン・リーダスも出演。渋いを通り越して汚爺さん脇役みたいな感じになってきたけど。。役作りであえてイケメンぶりを封印したのかな。

ノーマン・リーダス


特に何をするでもなく、クラブメンバーとビールを飲み、タバコを吸い、バイクに乗り、毎日一緒につるんで、そのクラブを家族と考えるトム・ハーディ。自分の本当の家族は顧みず、人生それでいいの?と見てる方は少し悲しくなったりもするけど、男同士の結束の強さなのかな〜居心地がいいのかな。縄張りみたいな意識も強い。
クラブはもはや、単なるバイク趣味の集まりを超えて、社会的なコミュニティやアイデンティティ形成の役割も果たしているように見える。
バイクツーリングのシーンだったり、バイカーがタバコをくわえてる姿とかバイクに腰掛けてる姿とか、一瞬一瞬の切り取りがカッコいい😎
カッコよく人気が出たクラブだけど、大きくなった組織は、やがて理想とはかけ離れていく…
「栄枯盛衰」の言葉が浮かんでくる内容となっている。キャシー(ジョディ・カマー)も巻き込まれていき…

俺の後ろ乗ってく?乗る乗る〜!!🏍️

バイクが好きな人は、間違いなく楽しめると思います!60年代のアメリカをすごく忠実に再現していて、ヒッピー的なスタイルとかライダースジャケットとかアメリカンカルチャーが好きな人にもオススメです。🇺🇸

11月29日 日本公開🎬 
1時間56分


秋は映画を観たくなる季節… また何か見れたらレビューします🎵
お読みいただきありがとうございました🙏✨

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