モニュメントバレーとユタ州のペトログリフ(秋の旅行)
グランドサークルの旅で遭遇!ペトログリフ🦩🦌🖐️🧌
サンクスギビングホリデーを利用して、家族で7泊8日のロングドライブ旅行をしてきました。走行距離3700Km🚙💨日本で言えば北海道から沖縄まで行けるくらいの距離を車で爆走して、カリフォルニア→ネバダ→アリゾナ→ユタと、州をまたいで弾丸一気見👀 本当は、2週間くらいかけて回るともっと国立公園など回れたけれど、、休みも限られているしギュッと凝縮。
今回いろんなところで綺麗な景色や見どころはあったけれど、いちばんテンションが上がったのが「ペトログリフ」。岩や石の表面に彫刻や刻印を施した古代の芸術作品。紀元前に描かれた壁画を、間近で見られてアメリカ先住民の人々の生活に、思いを巡らせた。ロマンがある〜✨手形や動物、人や巨人、乗り物に見えるものや悪魔に見えるもの、宇宙人的な何かなど多岐に渡り、岩壁に見ることができる。昔、テレビ番組で紹介されていたのを見て、死ぬまでに一度見てみたいと思っていたから、念願かなって見られて感激🤩
モニュメントバレー(アリゾナ州)
まずお目にかかったのが、アリゾナ州モニュメントバレーでのペトログリフ。ナバホ族の血を引くガイドによるプライベートツアーに参加したら周囲に観光客ゼロの状態で、じっくり見られた。
ナバホ族のおじさんが小型バスでガンガンに車をオフロードで走らせて、
いくつものスポットに連れて行ってもらえる(3時間半)。車の中でも、ナバホ族の信仰や思想、歴史などの説明をハッキリゆっくりわかりやすい英語で説明してくれた。助かります!
ナバホ族は一神教ではなく、多神教。世界のすべてのはじまりは女性の神様からとされており、女性が崇められている。結婚したら、女の子を産むことが何よりも大事らしい(ガイドより)。ナバホネイションにあるレストランに入ったら、各テーブルを回る店員さんが皆、お客さんグループの中の女性に話しかける(オーダーを取ったりいろいろメインで聞かれる)。
ペトログリフの中には、ナバホ族が描いたものもあれば、アナサジ族というもっと前にこの地に住んでいたと言われる部族のものもある。
さてさて、見てきたペトログリフと、ツアーで回った場所を紹介していきます。
①最初は住居跡
②別の場所に食糧貯蔵庫。honey moonという名前が付いている。
③Valley of many hands
ここにいた先住民は、大人でも身長は140㎝程度、手も小さかったらしい。ガイドさんによると、先住民が、ここから離れる時に、住んでいた印として手形を描いたのかもしれないとのこと。ここには鳥のようなペトログリフ、渦模様なども描かれていて、ひとつひとつガイドさんが場所を指し示してくれた。
④Valley of many people
ガイドさんの説明によると、かつては巨人がいて、人間を食べていた(!)右側の黒丸の中に、巨人から逃げて走っている人が描かれているらしい。あるいは神話の世界や、空想上のものを描いた可能性もあるかなぁ。想像が膨らむ!
ユタ州
ユタ州にも、たくさんのペトログリフがあり、中にはトレイルを長く歩いた先の岩壁に見えるものや、行くのにちょっとハードルが高そうな場所もある。子連れということもあり、道路沿いで簡単に見られるペトログリフを訪れた。思ったよりすごい数のペトログリフに遭遇!
Utah Highway279 Rock Art Site
一部、現代の人がふざけて書いたよねっていうイニシャルが見えたのは残念だけど、本当にたくさんのペトログリフが見られて大満足👀 ここはコロラド川に沿って走る道路の岩壁。車を停めるスペースがあり、自由に見られるのも素晴らしい✨
おまけ
Dinosaur track(恐竜の足跡)
ユタ州には恐竜が約2億年前から6500万年前の間に生息していたそう。(ジュラ紀と白亜紀)
ユタ州は恐竜の化石が豊富に発見される地域であり、特にジュラ紀と白亜紀の地層から多くの化石が出土。例えば、ユタ州の「ディクソン・ビル」や「モアブ」地域などでは、恐竜の化石や足跡が多く見つかっており、いくつかの恐竜種(アパトサウルス、ディプロドクス、ケラトプス類など)がここに生息していたようです。
①崖を登って見るスリリングな場所にあった「Potash Road Dinosaur Tracks and Petroglyphs」
②「Glen Canyon Dam」(アリゾナ)のビジターセンターに展示してあるDinosaur track
以上、ペトログリフ中心でしたが先週の旅行記でした。お読みいただきありがとうございます😊
旅行でリフレッシュしたところで、また日常へ…
次回にでも、グランドサークル周辺を回った経路なども書いていきたいと思います😊