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材料学を改めて学んで、勉強法について考えてみる

最近、機械設計技術者試験に向けて学習を進めています。その中で、材料学の分野の学習を始めたので、これを機に振り返ってみようと思います。

材料学を初めて学んだのは、高専3年生のときだったと思います。個性的な先生で、授業が好きでした。テストもすべて記述式の問題が多く、個人的にはとても楽しかったです。(例えば、「応力ひずみ線図について説明せよ!」みたいなざっくりとした問題)

そんな材料学ですが、機械設計技術者試験の過去問を解いてみると、かなり忘れていることに気づきました。

正直、テストでも良い点を取れていたのに、なぜ忘れてしまったのか?

そこについて今日は考えていきたいと思います。

理解ではなく、暗記になっていたのではないか……。

おそらく、理解した気になっていて深いところまで考えられていなかったからだと思います。

例えば、「鋼にクロムを添加すると耐食性が上がる」というようなこと。

学生時代はなんとなく受け入れていましたが、なぜクロムなのか(例えばニッケルではなくて)を考えていませんでした。

また、耐食性のイメージも浅くて、どんなふうに腐食するのかのイメージも結びつけられていませんでした。

学生時代にしていた暗記的な学び方では、すぐに頭から抜け落ちてしまい、結局使えない知識になっているように思いました。

「なぜそうなのか」をイメージも含めて細かく理解していれば、意味のある知識になるのではないか?と思うようになってきました。

なので、学生時代のように量をこなすやり方よりも、一つのことに対して疑問をたくさん投げかける、ゆっくりとした学習をしていきたいと思っています。

いったん、急がば回れで学んでみようと思います。

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