となり
ねえ、君はさ
僕に何も言わないんだね
聞きたくないことも、聞きたい言葉も
何も言わずにそこにいるんだね
神様もおばけも見えなくて
友達は僕が見えなくて
僕はひとりぼっちで君と生きてる
見飽きた手招きに手を振り返す
細い三日月は君の鎌
吊革は絞首台
怒鳴り声はギロチン、陰口は冷たい弾丸
僕はいつだって消えたかった
手招きに手を振り返す
涙ならもう枯れている
君はいつだって僕のとなり
誰よりそばにいる、きっとこれからも
鎌と絞首台、ギロチンと弾丸
睡眠薬に混ぜた『ごめんなさい』
僕は生きていく、君のとなりで
僕の終わりは、もう少しだけ先
あとがき
初めて死にたいと思ったのは、小学1年のときだった。
先輩が冗談で言い放った言葉を真に受け、ちょっとした騒動を引き起こした。すごく端的に言うと、手拭いで自分の首を絞めた。
それからずっと、僕の一番そばにいたのは『死にたい』という感情だった。今も、変わらず。家族や友人よりも、ずっと近くにいる。
以前の記事で書いたように、推し活は僕の命を繋いでいる。
だけど、ふとしたきっかけで昔のような状態になる。ここ最近がまさにそうだ。さまざまな出来事が重なり、非常につらい。
せっかくなので久しぶりに、詩を書いてみた。実に2ヶ月ぶりのことである。言葉を選ぶのが下手くそになっている気がする。精進せねば。
と、ここまで書いたが、最悪の選択はしないつもりでいるのでご心配なく。ここまで色んな方々と毎日のように関わっている状況で、それを選ぶ意味は理解している。皆さんを傷つけるわけにはいかない(傷つけるのかわからないけれど)。
どうかこれからも、ゆるく付き合っていただければ幸いです。
明日からは通常営業。多分。
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