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微熱【#あなたの詩を歌わせてください】

誰にもあげられないもの
それがわたしのいのち

痛んでも、嘆いても、きっと
笑っても、泣いても、きっと

わたしはわたしを生きるでしょう
明日もこうして生きるのでしょう

消えたものを星にして
なくしたものを歌にして

満ちる月のような日々を
沈む夕日のような日々を

迷い嘆き苦しんだ先で選ぶのは、孤独な死だとしても

繋いでいた手のぬくもりと
あの言葉の微熱を頼りに

死を願うこころをぶら下げたまま
わたしは明日も生きるのでしょう

幾千幾万のさよならと
それに伴う出会いを糧に

わたしは明日も生きるのでしょう
わたしは明日も生きるのでしょう




#あなたの詩を歌わせてください

こちらに参加しています。大橋ちよさん、よろしくお願いします。参加したかった。どうにか間に合ってよかった…。

あとがき
昨日から都都逸を連投していたのには訳がある。
創作やめてゆっくりしようと思うと、何やらいろいろと思いつく。これは多分あるあるなのではないか。西川くんが気絶してもうたー!ってなる例のアレではないか。
というわけで思いついたものの中から比較的まともなものを投稿してみたわけだ。思ったよりウケててびっくりした。また書こうかな。

さて、今回の詩である。
僕はかねてより公言しているように、鬱その他いろいろな病気と共存中である。そろそろ別居したいのよ、あなた…。
そんななかでたくさんの人と出会うと、ごく稀に「幸せになってほしい人」に巡り会う。そして、その人に僕の残りの命をあげてしまいたくなる。
だが勿論、それは不可能である。命は譲渡できない。だから、僕は明日も生きる。死にたい気持ちは消えないし、正直やってられないことも多いが、それでも生きる。それが誰かの希望になると、半ば無理やりに信じて。もう、それだけだ。

あと、僕の状況についてお知らせするが、この間までよりは元気である。ただ肩凝りと頭痛がひどい。肩ってどこかで別売りしてない?


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ナル
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