マガジンのカバー画像

自作エッセイ

113
私、ナルが書いたエッセイと呼べるかぎりぎりの文章を集めました。しょうもないことしか書いてません。
運営しているクリエイター

#失恋

今更ながら(2024.10.26加筆修正)

自己紹介、今更しますよ。 僕に興味のある方は読んでみてください。 2024.10.26加筆修正。昔のやつ、あっさり過ぎた。 見出し画像は昔撮った写真。 プロフィール名前:ナル 年齢:30代 性別:男性 出生地:東北 現在の生息地:東北の片田舎 現在の状態:不眠症・鬱・統合失調症・ストレートネック・不整脈(良性)・椎間板ヘルニア……あと何かあったっけ? 好きなもの文章の作成:いろいろ書きます。 読書:いろいろ読みます。 カップ麺探し:こだわり強めです。 パズル:クロスワード

恋を捨てるということ

今日はいつものエッセイとはちょっとだけ違う。 なぜってふざけないから。多分。 最初は有料記事にしようかと思った。だけど、もしかしたら誰かの想いに寄り添えるかな、同じように区切りをつける人の励みになるかな、と柄にもないことを思ったので、無料にする。 こんな僕を応援する方はチップをください(勿論冗談です)。 なお、イラストは本日も山本巳未さまからお借りしました。もう全部が好き。推しを公言したい。 まずはこちらのショートショートとあとがきを読んでいただいて。 というわけで、生涯

文房具Lover

タイトルと見出し画像は再び昭和っぽさを意識した。昭和に生まれたわけではないのだが、なんとなくあの時代なりの良さもあったとは思う。昭和の話はまた今度にするとして、今日は文房具の話だ。 最近、有料記事を作成中である。神話と民間伝承に関するまとめ記事みたいなもので、一回でも売れたなら満足する。 その記事の作成のために、これまで自分で細々と調べた民間伝承を記したノートを見返している。デジタル全盛の時代ではあるが、僕は基本的に紙に書くことが好きだ。十冊近くある。 そのノートは基本的に

?歳、言い訳の記憶

その日は、幼稚園のみんなで近所までお出かけだった。 やんちゃな子、のんびりした子、おませな子。 僕はといえばひどい泣き虫で、いじめられては泣いてばかりいた。 幼稚園のそばのだだっ広い空き地に、大人4、5人くらいの高さのある崖があった。 「今日はみんなで崖のぼりをしよう!」 先生がそう言い、みんな一様に崖を登りだした。 当時から運動が得意ではなかった僕は、ぜえぜえはあはあ言いながらようやく登った。 「はーい。よく登ったねー!」 先に上に行っていた先生が手を伸ばす。 疲れ切ってい