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まさかの合いカギ着地がトレンディすぎた #東京独身男子

2019年6月8日、私の身近で話題沸騰だったドラマ東京独身男子が最終回を迎えました。

ラストシーンでは高橋一生さん演じる主演のたろちゃんが、
「今はまだ結婚できない、自分の仕事が落ち着くまでは。だからコレから初めてほしい。」
と、彼女に合いカギを差し出し、
彼女がそれを受け取って同棲が始まりますよという着地でした。

折しも、世は南海キャンディーズ山里さんと蒼井優さんのスピード婚に沸き上がった一週間。
山ちゃんが合鍵を渡しながら「深い意味にとってもらわないで良いんですけど」と言ったのに対し、
蒼井さんが「深い意味でもいいんですよ」と応え、プロポーズへと繋がった…というエピソードがご本人の口から語られたそうです。

もちろんこの記者会見やエピソードが発露したこの週よりとっくに前にクランクアップしてる最終回だっただろうから、
監督やプロデューサーの皆様はいっそガッツポーズなさったのでは?と思って眺めました。

このドラマの中では主演の「AK男子」たちが恋愛に関するアジェンダ(議題)を取り上げています。
『え?意味わかんね』というものから『おおー、これは私も採用』というものまでイロイロなのですが、
最終回は『結婚してもしなくても、今の自分に納得することが幸せの始まり』でした。

これは私、大変に賛同できるワードです。1つ前のエントリーのラストで書いてる事とほぼ一緒。https://note.mu/leaf_shoes/n/n878ca19d8611
頭の「結婚」のところを立場によって「転職」「離婚」などに当てはめてもよさそうな気がします。 

「私は変われません」と言っていた透子が、ボスを好きすぎて少しずつ変わってみようかと頑張るところ。
「俺もだ(恋愛のためには変われない)」と言っていたはずのボスが自分が考えた末に変わることを選択してくれたところ、
そして結婚て興味ないなーと言っていた透子が
「結婚しましょう、家族になった方が諸々合理的(←略しました)」
と言い切ったところ、彼らが何に納得して新たなスタートを切るのか、すごく共感できて良かったです。

私は個人的にはたろちゃんにも三好さんにもかずなちゃんにも全然共感できなかったのですが、この弁護士カップルの先行きは非常に気になっておりました。
日比野透子の仕事するスタンスへの共感度が高すぎて。
更に言えば親が高齢で一度は病気入院していることなども含めて。

透子に仕事を諦めさせない着地点があって最強によかった。

この東京独身男子を「ちょっと1回見てよー」と勧めてくれたのは女性上司(同世代・お互い独身)なのですが、
彼女は自分自身をたろちゃんタイプと表現していて、私のことは三好さんタイプだと思っていたそうです。
(あたくし岩倉さんタイプです、いやむしろ日比野透子ですよボスと返事しておいたので、出世コース用意してくれるかなボスw)

34歳女子、転職はしないのですが、
もう一度婚活に力を入れるか、仕事にアクセル踏みぬくか、
(出世による給与アップ及び、ちょうどそのポジションの人が妊活初めて空きポストまで見えてきたところ) 人生、ちょっとした岐路です。

マジで、不倫男子とか関わっている場合ではない。

このドラマは、男性が主演のストーリー展開でしたが、
それ故に女性がやたらとセクシーまたは家庭的など魅力あふれる描かれ方をしていて、
「ああ、グダグダ言ってないでちゃんとオシャレをして恋愛をしなきゃな」
という気持ちにさせられたドラマでした。

(そして山里さんと蒼井さんのご結婚のニュースは「ああ、久しぶりにちゃんと恋愛したいなぁ」と明るい気持ちにさせて頂いたニュースでした)

ターニングポイント的にも共感できる部分があって、面白かった。
「ともに生きる友達は大切」というオーラスは大共感です。

と、Twitterなど見る限り、人によって年代にもよって、極端にキャラの好き嫌いが分かれているし、誰にキュンとしているかもバラバラでおもしろいドラマだったなと思います。

キュンキュンなさっている方も多い様子だったラス前の回のたろちゃんの
「ゴメン今さらこんな…でも、好きだ」については、
私の意見は「お黙り!帰れ!」ですw

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