【完全保存版】コーチングの仕組み・流れ【図解】
こんにちは、リーフです。
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか😄
本日はコーチングセッションで具体的にどのようのことをお伝えいたします。コーチングを受ける前に事前知識として抑えておくと、コーチングを受けた後に後悔なくすことができます。
コーチングとは?
まずは下図をご覧ください。コーチングとは?からご説明してまいります!
コーチングとはいろいろな定義がありますが、
リーフの定義として
対話を通じてクライアントの可能性を最大化し、目標達成を支援すること
です。コーチングとティーチングは異なるアプローチをおこない、目的が異なります。以下に、それぞれの仕組みについて具体例を交えて説明します。
【コーチングについて】
コーチングはクライアントが自らの目標を達成するために支援するプロセスです。コーチはクライアントに対して質問を通じて洞察を促し、自己発見と成長を促進します。端的にお伝えするとコーチングは相手に気づきを与えることが目的となります。コーチとクライアントは対等の関係であり、クライアント本人が答えを持っているという前提で行われ、1対1のセッションでコーチが適切な質問を投げかけ、自己解決力を引き出す手法です。よりよいセッションにするには信頼関係を築くことが重要となります。
・仕事でのストレス管理が目標の場合
コーチはクライアントへストレス要因を特定する質問を投げかけます。クライアントは対話を通して、自らのストレスの原因や対処方法について(気づき)洞察を深めます。コーチはクライアントが設定した目標(ストレス要因を排除するための目標)に向かって進むためのアクションプランを支援し、フォローアップセッションで進捗を確認します。
※コーチングの具体例は本記事の最後の方に記載しています
【ティーチングについて】
ティーチングは知識やスキルを伝えるプロセスで、教育的なアプローチを取ります。学校の先生と生徒で考えると理解しやすいです。
教師は知識/スキルを分かりやすく生徒に説明し、生徒が正しく理解し学習やスキル習得をすることを目標としています。コーチングとは異なり、教師が指導者であり、生徒は受動的に情報・知識を受け入れる立場となります。コーチングと比較すると、教師から生徒への一方向の情報伝達が主な特徴です。信頼関係は存在しますが、コーチングほどクライアントの主体性が求められず、教師が知識を正しく生徒に伝えることが中心となります。
・新しい言語を学びたい場合
教師は文法や語彙などの基本的な要素を教え、言語の構造を説明します。
学生は教師の指導に基づいて課題をこなし、新しい言語の基礎を獲得します。ティーチングは教材や指導法を通じて、学生が特定の言語スキルを向上させるプロセスに焦点を当てます。
まとめると、
コーチングはクライアントが目標達成に向けて自己発見と成長を促進するのに対して、ティーチングは知識やスキルを伝え、クライアントが特定の目標に向けて必要な知識やスキル得ることが目的となります。
コーチングセッションの仕組み
まずは下図を確認下さい。
コーチングは①質問→②思考整理→③回答の3段階のプロセスで、
クライアント自身の気づきや自発的行動を促します。
コーチと対話をする中でクライアントの思考整理を下記の通り、クライアント自身の「気づき」を大切にしセッションを行います。
①自己理解の深化
クライアントはコーチの質問を通じて内省し、自分の価値観や信念を明らかにし、自己理解を深めます。
(例)
コーチ:どのような状態があなたが本当に幸せですか?と質問。
クライアント:自己の価値観を考え、家族との時間が大切だと気づく。
(自己理解を深めるワークを通して価値観を明確にしていきます。)
②目標の明確化
コーチとのセッションを通して、クライアントは自身の欲求や目標を整理し、未来像を具体的に描きます。
(例)
コーチ:1年後にどのような状態になりたいですか?と質問。
クライアント:健康的な体重を維持し、週に3回運動する目標を設定。
(目標明確化するワークを通して目標を明確にしていきます。)
③行動選択肢の創造
コーチとのセッションを通して様々な選択肢を検討します。
(例)
コーチ:どのような運動を生活に取り入れるか検討しましょうと提案。
クライアント:ジョギング、ヨガ、またはジムなどの選択肢を検討。
(選択肢を広げるワークを通して、複数の選択肢を明確にしていきます。)
④行動内容の決定
具体的な行動内容やタスクを選び、行動計画を具現化します。
(例)
コーチとクライアント:
週に2回ジョギングをし、週末にはヨガに参加すると具体的な行動をクライアントと一緒に決定。
クライアント:計画に基づき行動を始める。
(行動計画表を作成し、行動内容を明確にし行動する形となります。)
⑤行動の促進/振り返り
クライアントは実際の行動を促進し、結果を振り返りながら学びを得ることで、持続的な成長と目標達成に向けたプロセスが進行します。
(例)
コーチ:「どれだけ計画に従えたか振り返りましょう」と促します。
クライアント:週次で実行結果を振り返り、達成感や課題を共有する。
(振り返りシートを作成し、行動を振り返ることで課題を認識する。)
コーチングを受けることで得られること
コーチングを受けコーチとの継続的なセッションを行うことで、クライアント自身の気づきや行動が加速します。コーチングを受けなかった未来と比較すと圧倒的に目標に対する成果が出やすくなります。
提供しているコーチングセッションの流れ
これまでは一般的なコーチングのお話をしてきましたが、
リーフが提供しているコーチングセッションの流れについて概要をご説明いたします。まずは下記の図をご確認下さい。
(本記事ですべてご説明することは難しいため、まずは体験セッションをを受けていただくことをお勧めします!)
リーフが提供しているコーチングセッションは、大きく分けて6STEPで構成しています。より具体的に確認していきましょう!
1.はじめに
2.目標の明確化
3.現状の明確化
4.GAPの確認
5.アクションプラン策定
6.フォローアップ
はじめに
まず最初にコーチはクライアントのプライバシーとセッション内容の情報を尊重するため、守秘義務を厳守する旨の説明を行います。クライアントはセッションに対する期待を共有頂き、私自身のコーチング手法やスタイルについてご説明します。コーチングセッションについて共通の理解を築くことがこのフェーズの目的です!
目標の明確化
クライアントが達成したい目標を具体的に定義します。目標はSMART原則(Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(時間制約がある))に基づいてクライアントと対話を通しながら一緒に作成していきます。ワークを取り入れておりますので、一緒に楽しみながら理想の未来を実現するための目標を明確にしていきましょう。
現状の明確化
クライアント自身の現在の状況や課題、目標を達成する上での課題を共有します。この段階では、目標を達成するための必要なスキル、課題となる要因などを明確に掘り下げていきます。
GAPの確認
目標と現状を比較し、達成すべき目標と現在の状況とのギャップを確認します。このGAPの確認は、空想ではなく、より現実的な話となるためコーチとクライアントが協力して取り組むべき重要なポイントとなります。
アクションプラン策定
クライアントとコーチは、目標達成に向けた具体的な行動計画を一緒に作成します。具体的な行動、期日を明確にし、どのようなコミュニケーション手段で連絡するかなどを決めていきます。アクションプランはクライアントが自ら設定し、実行可能であることが大切です。最初は3か月の期間で全体計画を立てて、1か月または2週間単位で行動→振り返り→行動→振り返りを行います。
フォローアップ
クライアントのアクションプランの進捗を定期的に確認させていただきます。フォローアップセッションでは、行動する上で発生した課題や進捗状況に対してフォローをおこない、必要に応じてアクションプランを修正していきます。
クライアントのテーマによって内容をカスタマイズする形となりますが、大枠のコーチングセッションは上記のようなサービスとなります。
では、具体例でご説明したほうがよりかりやすいと思いますので
具体例をご説明していきます!
【具体例1】ダイエットをおこない痩せたい方
はじめに
クライアント:健康を気にする30代女性
コーチ:健康的な体重管理を目指すクライアントへのサポート
目標の明確化
クライアント:体重を8キロ減量し、健康的な体を作りたい
目標は「6ヶ月以内に目標体重を達成する」
現状の明確化
クライアント:不規則な食生活や運動不足が課題
コーチ:クライアントの食習慣や運動習慣/状況を確認
GAPの確認
クライアント:栄養バランスの取れた食事や定期的な運動の不足
コーチ:現状のライフスタイルと目標体重へのギャップを特定
アクションプラン策定
クライアントとコーチは食事の見直し、適切な運動の導入、ストレス管理の方法を含むアクションプランを策定
週次の食事プランや運動スケジュールの作成、コーチングセッション間の進捗報告を盛り込んだ計画を構築
フォローアップ
コーチはクライアントの進捗をモニタリング
週ごとの食事ログや運動記録を元にフィードバックを提供し、アクションプランの調整や新しい健康習慣の導入に関する提案
上記の例では、クライアントが健康的な体重管理を実現する目標に向け、食習慣や運動の改善をサポートするためのコーチングサービスとなります。
【具体例2】スキルアップのために転職したいエンジニア
はじめに
クライアント:ITサポートエンジニア
コーチ:新たな技術スキルを身につけるための転職を検討するクライアントへのサポート
目標の明確化
クライアント:クラウドコンピューティングのエキスパートになる
目標は「6ヶ月以内にクラウドエンジニア職に転職」
現状の明確化
クライアント:クラウド技術に不慣れで、関連する資格も未取得
コーチ:クライアントの現在のスキルセットや課題を洗い出し、クラウド技術への理解度を確認
GAPの確認
クライアント:必要なクラウド技術や資格の不足
コーチ:クライアントの目標に対する技術的なギャップを特定
アクションプラン策定
クライアントとコーチはクラウド技術の基本的な理解からスタートし、関連する資格の取得プランを策定
オンラインコースの受講や実践プロジェクト、ネットワーキングイベントの参加などを含むアクションプランを立案
フォローアップ
コーチはクライアントの学習進捗をモニタリング
資格取得の進捗や新しい技術スキルの習得に関するフィードバックをもとに、アクションプランの調整や新しい学習機会の提案
この例では、クライアントが新しい技術スキルを身につけて転職することを目標として、学習計画とスキルの向上をサポートするコーチングサービスとなります。
おわりに
本記事はいかかでしたでしょうか。本記事はボリュームは非常に多くなってしまいました。。コーチングや私が提供してるコーチングセッションについて理解が深まり、ご自身でコーチングを受けた場合のイメージができれば非常にうれしい次第です。引き続きお役立ち情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします!
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