中小企業診断士試験において最初の関門の企業経営理論。 実際に企業経営をする立場と、中小企業診断士という立場で全体像をまとめてみました。 一番楽しい科目だったのですが、テストの点は中々最後まで伸びなかった。。 なぜなら範囲が広すぎるから!w ということで、大枠の概要を実際の経営に紐づけてまとめてみました。 全体像の把握 そもそも企業経営理論の全体像は、ビジネスモデルとマネジメントとマーケティングのことが説明されています。それをどんどん詳しくドリルダウンさせていくのです。こ
普段中小企業経営者のサポートしている中で、中小企業がこれからの市場でどう戦って行けば良いかについて考えていきたいと思います。 まず、中小企業経営戦略として基本的な2つの考え方をお伝えします。 2つとも基本的な概念ですが、私自身、中小企業にはこの2つの戦略が最も適している考えだと昔から感じています。 【ランチェスター戦略】 一つはランチェスター戦略です。 ランチェスター戦略は、元々戦争理論から生まれたビジネス戦略で、特に市場競争において使用されます。主に2つの法則がありま
素直な疑問 私は25年にわたり、さまざまな業界や企業に対して経営コンサルティングを行ってきました。 その中で、お客様より、 『どんな企業が良い企業なの?』『順調な企業の特徴は何?』『どうやったら会社経営が上手くいくの?』 といった根本的で、ある意味、素直な問いをいだだきます。 そこで良い企業とは何か?ということを思考してみたいと思います。 中小企業診断士の試験勉強の1科目に企業経営理論という科目があります。その言葉通り、企業経営全体を学ぶ教科です。そこに企業が実施す
【経営分析とは?】 士業が、経営分析をする際に様々な指標を使用することが多く、それをそのまま中小企業経営者に伝えてる先生って多いんです。 ・自己資本比率・債務償還年数・労働分配率・総資本回転率など、など。 実際に専門家の研修においても、そういう手法が一般的だと説明されますし、教科書通りと言えます。また、お勉強してきた先生は、その意味をよく覚えさせられたので、活用したいのでしょう笑笑 ただ、いつも違和感を感じるのが、そのための比較の資料です。 一般的によく利用されるのが
【韓国フードビジネスの旅】 飲食業コンサルの一環として、韓国ソウル飲食店巡りをしてまいりました。 とにかく食べました。。 近年、GDPの伸び、賃金の伸びが日本を上回り、活況な韓国の食ビジネスを実体験してこよう、と旅立ちました! 実際に韓国の経済は食ビジネス、美容、芸能など、目覚ましい成果をあげており、そのリアルな空気感を感じることはできたのですが、その中で日本人旅行者の経済効果は大変ありがたいと現地の方が仰っていました。 韓国から日本への旅行者は約250万に対し、日本
中小企業向けのコンサルティング業務に携わって25年。 中小企業診断士の資格を取得して13年。 改めて中小企業経営を学び直すことにしました! そして、早速中小企業診断士のテキストをヤフオクで購入しました!笑 現場が長くなると、経営戦略、マーケティング、マネジメントの現在地がぼやけてくる時があるんです。。 それぞれ、新しい考え方、キーワードが毎月のように生み出される。ただ、ほとんどが基本の原理原則の焼き直しのような理論も多い。 だからこそもう一度基本を学び直そうと。
士業の価値とは?色々な資格を取得・維持しようとすると、様々な研修に参加することになります。これが本当に勉強になるのです。 診断士会/社労士会/行政書士会など、士業の所属団体の研修・セミナーもあれば、士業関連の勉強会を主催している会社も山ほどあるので、それらの研修も興味があれば数多く参加しています。 その中で、最近よく考えるんです。 士業の価値ってなんだろう? 士業はクライアントにどうコンサルティングをするべきなんだろう? 全体最適 もちろん、それぞれの考え方があり正解
2024年も中盤に差し掛かり、あと3か月で2024年も終わりになります。 いやー。あっという間ですね。。 2025年はどのような年になるのでしょうか? 2024年、お客様から最もご相談を受けた内容が人材不足問題でした。何度もお話ししている事象ではありますが、人口減少ステージに入った日本においてどう労働力と向き合えばいいのでしょうか? 現在の総裁選でも解雇規制が一つの焦点になっておりますが、これから労働を巡る問題・課題がどんどん顕在化されてくると思います。 私は最近一
皆様は量質転化という言葉をご存知でしょうか? 『量質転化の法則』とは、量を積み重ねていくと質的な変化が起こるというものです。 多くの物事・事柄に共通して言えますが、質を高めたいのであれば「質が変化するまで量をこなす」ことが大切で、本質が変化しない段階で量をこなすことをやめてしまうと、質を良くする方法がわからないまま終わってしまうケースがあるということです。 自分はいままで5つの主要資格を取得し、5つの事業を興して経営しています。そのどれもが、この原則に則っているといえます
こんばんわ。 わたしはいままで様々な資格を受験してきました。そこで、資格の勉強についてちょっとまとめてみようと思います。 改めて、いままでの資格取得ヒストリーを記します。 2011年 中小企業診断士試験合格 2016年 社会保険労務士試験合格 2017年 行政書士試験合格 2023年 CFP6科目合格(1級FP技能士) 2022年 宅地建物取引士試験合格 こんな感じでした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ※ちなみにそれ以外にもこんな資格取得しております。 ※こちらは
先日、とある士業の会合に参加してきました。 目的は、税理士業界では有名な税理士法人の代表の講演を聞くためです。 この税理士法人は、数年で急拡大したにもかかわらず、スタッフのモチベーションを維持しながら、組織力で勝負しており、代表税理士のスタンスもいい意味で、業界っぽくなく、参考になる方だな、と以前から思っていました。 私自身現在は士業事務所を経営しているのですが、実は、以前は税理士事務所向けのコンサルティング事業の責任者をしており、その間、日本全国の約1000の会計事務所
前回のnoteの続きです。 労働人口減少ステージの日本において、これからの人的資源について、海外の人材とどう向き合えばいいのでしょうか? ※政治的な考え方は除きます。 私自身、コロナ後、3回ほど東南アジアへの現地視察に足を運びました。 インドネシア・タイ・ベトナムです。 いうまでもなく東南アジア諸国は、近年急速な経済成長を遂げており、世界の成長センターと呼ばれるようになりました。 2021年には、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながらも、ASEAN主要6カ国(シ
私は、行政書士法人でこういったサービスやっているんです。 人材不足の企業に特定技能資格を取得した外国人材の就労支援をサポートしてます。 申請取次行政書士 この業務を行うには、行政書士として資格に加えて、申請取次行政書士としての試験の合格し、申請取次行政書士であることを証明する届出済証明書、通称「ピンクカード」を取得する必要があります。 登録支援機関とは? さらに、特定技能制度において、外国人が日本の企業で働く際に、円滑な生活と就労をサポートする機関のことを「登録支援
社労士という立場でお話しすることではないのですが。。。 働き方改革って何なんでしょうね・・・w 働く人と働き方 3月に発表された、厚生労働省・人口動態統計速報によれば、昨年(2023年)の出生数は75万8631人で過去最少、死亡数は159万503人で過去最多。結果、我が国人口の自然増減数は「マイナス83万1872人」で過去最大の減少幅となったそうです。この数字からもわかる通り、今後、日本の人口は加速的に減少していきます。 そんな中、昨今の概ねの論評は、労働人口が減る
おはようございます。 今日は資格ごとの活用方法をお伝えします。 社労士、診断士、行政書士はバリバリ業務として活用し、それぞれ士業事務所を経営しておりす。 では、CFPはなぜ取得し、どう活用してるのでしょうか? 結論、全ての事業の知識の補完のため、です。 ご存知の通り、CFPの科目は以下の科目です。 •金融資産運用設計 •不動産運用設計 •ライフプランニング・リタイアメントプランニング •リスクと保険 •タックスプランニング •相続・事業継承 CFPの特徴はなんと
私の行政書士法人でのメインお仕事が、外国人雇用の支援を行っています。 その中でも特に力を入れているのが特定技能VISAの取得および滞在支援を行ってます。 ※法人で登録支援機関の認可もうけてもあります。 2024年3月の出入国在留管理庁調べによれば、日本の在留外国人は約341万人で過去最多となっているそうです。その内訳をみると、従来から多い、中国、ベトナム、韓国に加え、インドネシア(14万9000人)、ミャンマー(8万6000人)、ネパール(17万6000人)からの入国が増え