呼吸改善テーピングアプローチ
呼吸で大切な横隔膜の動き
横隔膜は起始部:胸郭下周辺(胸骨、肋骨弓、第12肋骨、胸椎)
停止部:腱中心
ちなみに、横隔膜と骨盤底筋が連動して大きな動きをする。それによってその間に位置する内蔵や生殖器が大きくマッサージされていることになります。
それでは
良い呼吸とは?→→→吸うと吐くのバランスがとれている状態
なのですが、、、吐けていない方が多い
横隔膜の機能を上げるポイント→「胸骨」
胸骨を握り拳でぐりぐり刺激してあげると良いでしょう。
その、グリグリして痛いと感じる場所(圧痛)にテーピングを貼る。
これがテーピングでのアプローチ
ココは、横隔膜に溜まったリンパをドレナージするポイントでもあります。
どんなテーピングの貼り方をするのか、、、
からだコネクトのポイントテーピング®
ポイントテーピング®は2cm角のテープであればなんでもOK
その他には
横隔膜が最後まで硬く残りやすいところである、横隔膜の付着部の背骨側(「胸椎12番」あたり)
胸椎12番は腕をだらんと垂らした時の肘の高さあたり
ちなみに、そのすぐ下あたりには大腰筋(体幹のインナーマッスル)も付着しているところ
横隔膜の背中側がかたいと、大腰筋も硬いことに繋がる
後ろ側の横隔膜が動くことでやっと骨盤底筋が動く。横隔膜と骨盤底筋は連動しています。(前述)
<before check>
仰向けで呼吸状態を確認する
☑吸いやすさ
☑吸う量
☑吸える長さ
☑吸った時に胸の前側、背中側のどちらに空気がより入りやすいか
(後ろが硬くて動けていない方は前側だけが膨らむ感じ)
☆胸椎をぐりぐり→吸う量が増える、吸える長さが増える
☆からだコネクトのポイントテーピング®を試してみてください
片側だけに貼ってみましょう
胸骨(グリグリして痛い所or痛い所がなければ胸骨のどこでもいいよ)
胸椎12番の横
<After check>
仰向けで寝た時点で貼った側の背中の緩みを感じる
空気の入っている感じが違う
もう一点ポイントテーピング®を
坐骨(ハムストリングスの付着部)
貼っている方がお尻の感覚、足裏の感覚が違う
吸った時に波が寄せて吐く時帰る感じ
ポイントテーピング®をお試ししてみてください
皮膚の敏感で弱い方は自分に合うテープをチョキチョキ切って使用してみてください。
短時間で剥がしても効果はありますよ
私はキネシオテーピングを愛用していますが、かぶれやすい場所は身体の部位によって違うので、貼りっぱなしにしたり、30分程度で剥がしたりしています。むずむずしたり、赤くなってたらすぐに剥がしています。