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『風を待ち、春を告ぐ』ひらがな46文字のアナグラム詩その14

何処の
白き梅も

匂ひぞ
絶えぬ

見よ

風待ち

本春へ
告げ


あらわれて
鳴くや

胸を
揺さぶ

いすこの
しろきうめも

におひそ
たえぬ

みよ

かせまち

ほんはるへ
つけ

とり
あらわれて
なくや

むねを
ゆさふ

photo & words by なおみ

*情景*
芳しい白梅の木立ち。
風を待ち春を告げる鳥(うぐいす)があらわれて鳴く様は我が胸を揺さぶる。

* 「あ」から「ん」までの46音を1回ずつだけ使っています *

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