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よだかの星

この、宮沢賢治の初期動物童話集。

十数年前に母親が岩手のお土産に買ってきてくれたもので、当時は何度も何度も読んでいたんだけど。

たまにおもいだして、さてどこにしまったかな?ってずっと探してたんだけど、ひょっこり見つかったので再読してみた。

この短編集に入ってる
「よだかの星」
が好きで。

とても切なくて、悲しいお話なんだけど、何故だろうな、何度も読みかえしたくなるし、何度読んでも号泣するんだよね…

大人になったし、流石に号泣するかなと思ったけど、びっくりするくらい泣けた。

世の中の理不尽さ
自分ではままならないこと
自己犠牲
救われたいと願っても
他力本願では誰も救ってなんかくれないこと

たくさんの、
大切なことが詰まっているんだけど

ただ、そんな救われかたしかなかったのか
でも本人はきっと苦しみから解放されてきっと幸せだったんだろう。

きっと、もっと深いお話なんだと思うけど

上手く伝えられないのが、もどかしい。

感じたことを、感じたままに、きちんと言葉として表現できるスキルが欲しい。

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