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ネガティブな感情とはなにか?
こんにちは、ともです!
Profile:とも|𝕝𝕚𝕗𝕖 𝕕𝕖𝕤𝕚𝕘𝕟 𝕔𝕠𝕒𝕔𝕙
幼少期から「生きづらさ」を感じ、人間関係・恋愛・仕事において20代後半までドン底人生だったアラサー女子が、「自分らしい生き方」を探すうち、脳心理学に出会い人生が一変。その実体験から、脳と心の仕組みを利用して好きな人生をデザインするライフデザインコーチとして活動中。
日々を営む中で、怒り、不安、モヤモヤ、イライラなど様々な感情を抱くことがありますよね。
これはあくまでもわたしの主観ですが、
・感情を出してはいけない
・もっと理性的に話せ
・大人は泣くものではない
・怒りを出すのは大人気ない
など、こういう風潮が根強いと感じるのは、わたしだけでしょうか。
イライラしてはいけない、いいエネルギーを出さないといけない、だから周りには感謝をしなきゃいけない、不満を漏らしてはいけない。
わたしの場合、そうして「いい子」を演じてきた先に待っていた未来は、強制終了(鬱状態)でした。
ネガティブな感情って悪いもの?
そもそも、「感情」ってどういうものだと思いますか?
わたしは、湧いて出てくるもの、ネガティブな感情は、自分を守ってくれるアラームだとお伝えしています。
原始時代を例にするとわかりやすいですが、わたし達の祖先は、常に疫病や猛獣に襲われるかもしれない危険な環境の中生きていました。「ネガティブな感情」というアラームを出すことで、怪我をしないように、猛獣に襲われないように、自分たちの身を守っていたんですね。
よく、ネガティブな感情が出てきたときに「気にするな」とか「楽しいことを考えよう」と言う人がいますが、それをなかったことにすることはできません。
なぜなら、それはアラームだから。
火事が発生すると火災報知器が作動するのと同じです。
それを「火事」と認識する限り、あなたのアラームは何回でも鳴り続けます。
つまり、あなにとってのネガティブな感情は、あなたにとって正しい答えであり、大切なことを教えてくれるサインなのです。
感情が伝えたいこととは
ネガティブな感情は、あなたに「そっちは危険だよ」と教えてくれるアラームだとお伝えしました。
許可していない禁止区域に入り込もうとしているあなたを引き止めるためのものです。
つまり、ネガティブな感情は「自分が許可をしていないこと」に作動するのです。
◇人は鏡
ここでは、「人は鏡である」ことを大前提としてお話します。
これは「相手の嫌な面が自分にもある」ということではなく、相手の嫌な面を見て「こうしちゃいけないのに」という自分の中の許可していない部分を投影してくれているということ。
許可していないものとは?
わかりやすい例として、わたしの実体験をもとにお話しますね。
わたしは当時、高圧的な態度をとる人(特に年配男性)に対して嫌悪感や恐れを抱いていました。
揚げ足をとる人や声を荒げて威嚇するような態度をとる人にとにかくイライラしていたんです。
その感情を掘り下げてみると、
・自分の意思や感情を率直に表現すること
・自分の意見や要求を相手に伝えること
・相手はどうであれ自分は価値ある存在であり、自分はその態度に対して距離を置く自由があること
これらに、許可が降りていないことがわかりました。
この原因は、幼少期にあります。
◇許可しない原因となるもの
恐らく、禁止した原因が幼少期にまで遡る人がほとんどだと思います。
わたしの原因も、遡ること小学生時代。
泣いたり、落ち込む感情を出したりすることでいじめが加速し、家庭では「陽気な子が正義」である親の価値観のもと「不貞腐れるな、場を乱すな、空気を読め」と言われて育ちました。
そういった経験から「自分の意思や感情を表現すること=嫌われる、必要とされない」と思い込み、自分に禁止辞令を出したのです。
大人になるにつれ、感情を抑えることが当たり前となり、上手く世を渡れる術を身につけたわたし。
でも、実際に感情がなくなったわけではなく、押さえ込んでいるだけなので、目の前で空気を読まずに自由に意思や感情を表現している人に対してイライラした感情が芽生えていたというわけです。
許可することで見える世界
今まで禁止していたことを許可することが難しい人もいるでしょう。
わたしも、高圧的な態度の人を許すことなんてしたくないと思っていましたが、この「許す」ことはあなたの世界に「許せない人」がいなくなるということでもあるのです。
自分が許可していないことは、自分にとっての禁止区域。
禁止区域は危険なので、重要な情報として脳内にインプットされます。
あなたの脳センサー(RAS)が重要な情報に反応して、感情というアラームで禁止区域を教えてくれます。
⬇️ RASについて詳しく書いてますのでぜひ見てみてね!
あなたの中にある許可ができると、禁止区域がなくなるので「イライラする部分」は「どうでもいい部分」になるわけです。
どうでもいい部分にRASは反応しないので、あなたの世界では実質イライラする人がいなくなる、ということになります。
まとめ
感情はどういうものかをまとめてみました。
ネガティブな感情をそのまま受け取ると嫌な気分になると思いますが、「わたしって今なんの許可をしていないんだろう?」と分析してみると、湧いてくる感情が面白くなってきますよ!
ぜひ、探してみてくださいね。