プロコーチ的、年末年始の過ごし方。モノとコトを断捨離する。
こんにちは。
この記事に目を通していただき、ありがとうございます。
キャリア支援事業を運営している大坂谷(オオサカヤ)です。
▼自己紹介記事はこちら
今回は、年末年始のルーティンについて綴っていきます。
このルーティンはコーチとしての在り方にも直結すると思っていますし、考え方としては(おそらく)対人支援をされている方や自己管理能力を試される仕事に従事されている方には参考になるかと思います。
ただ、この内容を読んで「そこまでやる?」と思う方も少なくないかと思いますので、話半分で読んでみてください。そして、使えそうなことがあればつまみ食いしていただけたら幸いです。
ちなみに今回の内容はRadioでも音声配信しております。音声派の方は最下部にリンクを貼っておりますので、そちらからチェックしてみてください。
早速ですが、年末年始のルーティンを大別すると、以下の4項目です。
すべてを綴ると物凄い量になるため、最も重要な「モノの断捨離」「コトの断捨離」にフォーカスをし、以下の4ステップで綴っていきます。
また、今回の内容はラジオでも収録しております。お好みの方法にてチェックしてみてください!
◉Spotify
❚断捨離と脳の関係
どうして断捨離が必要かといえば、仕事のパフォーマンスに大きく影響するからです。生活に不要なものが混じっていると、思考が乱れたり生活習慣にネガティブな影響を与えることがあります。
極端にいうと、ゴミだらけの部屋で高いパフォーマンスを出す事は、多くの人にとって難しいことだと思います。
そして、断捨離と、パフォーマンスとの関係性は脳科学的にも証明されています。
詳細は省きますが、ざっくりいうと私たちの脳は、私たちが見たもの、聴いたもの、触れたものなどに影響されます
例えば、部屋の中に「いつかメルカリで売ろうと思って保管している服」が置いてあったとしたら、それを見るたびに「やらなきゃ」「忘れてた」「今日やろうかな」などと思考を働かせることになります。
他にも、
こういったものを見て「何とも感じない」という人は少ないと思います。人によって濃淡はあるかと思いますが、少なからずモヤっとした気持ちにはなるかと思います。
一方、部屋が整然としていたら、あるいは本当に必要なものだけが揃っていたとしたら(部屋が整然としていると)思考も感情もクリアになりやすいと言われています。
だからこそ、
このようなスタンスで断捨離をしていきます。
❚モノの断捨離
まずはモノの断捨離からです。
モノというのは、物理的な「物」のことです。
例えば、
そして、
こういったモノです。
これらのモノをどう断捨離するかというと、非常にシンプルです。
方法は以下のとおりです。
以上です。
これだと説明が粗すぎるので、例(洋服)で解説していきます。
どのように「いるorいらない」を判断しているのかと言うと、以下の問いかけで判断します(どちらとも言えない場合は捨てます)
このように問いかけながら、プラスの影響が出そうなモノだけを戻します。
ただ、プラスの影響といっても「売ったらお金になるかもしれない」というプラスのモノに関しては、もし売れるのだとしたら、とっくに売っているはずなので歯を食いしばって秒速で捨てます。
実際に2020年の年末年始にやったものを載せておきます(お見苦しくてすみません・・・。)
これが、、、
こうなって、
こうなりました。
(一見、量がありますが、夏服・冬服などすべてでこの量です)
これらを、本棚、洋服、ステーショナリーなど、あらゆるモノでやります。一通りやるとだいぶ部屋がスッキリします。すると、本当に必要な物だけが自分の手元に残ります。
ちなみに、数年前には車もドナドナ(断捨離)しました。
何故かというと、
こんな思考が働いたからです。
この「もったいない」のおかげで、日々の行動にどれだけ制限をかけてしまっているのかと自問しました。
もちろん、それなりの値段もしましたし、愛着もありました。
しかし、高いお金を出して買ったことと、来年以降も乗ることには何の関係もありません。このため、その思考に気づいたその瞬間、秒速で買取業者に電話をしてドナドナしていただきました(考え始めるとキリがないので勢いも大事)
このように淡々と書いてはいますが、実際、モノを手放すときには正直切ない気持ちになります。
❚コトの断捨離
続いては、コトの断捨離について。
コトとは「脳のバックアップ」のことです。この、脳のバックアップを断舎離します。
どういうことかというと、
私たちは自分自身の脳で覚える代わりに、あらゆる「コト」をパソコンやスマホ、手帳にメモを残します。これらを一通り削除することが、コトの断捨離です。
どうしてそんなことをするのかというと、その理由はシンプルです。
このようなタスクが大量にあったとしたら、新年に目標設定する際に、真っ白な気持ちで目標設定できるでしょうか。
おそらく「去年やり残しがあるから、1月はこれからやろう」というように惰性で目標設定してしまう可能性もあります。去年の延長線で動くと、去年と同じような1年間になることは想像に難くないかと思います。
一方で、未完了を手放したり、やり残しが整理されていると、真っ白な気持ちでビジョンや目標を描くことができます。
私たちは過去を生きるのではなく、未来を生きていますし、そう在りたいと思っています。
だからこそ、脳のバックアップを全削除します。
方法は、非常にシンプルです。
以下のようなメモ紙、パソコン、スマホの「脳のバックアップ類」を全て消すだけです。
このように、自分の脳で覚える代わりのメモは全て消します。
他にも、
「活用しそう」「便利そう」という理由で登録したことも惰性になりやすいので、一旦、すべて消します。
大事なことは「一旦、全部消す」ということです。
繰り返しになりますが、何故ここまでやるのかと言うと、去年までやっていたことが来年もまたやる理由にはならないからです。「去年やっていたから今年もやろう」このように惰性でやってしまうと新たなチャレンジの足を引っ張る可能性もあります。
一方、脳内が整理されていると「これは、絶対に実現したい」という内側から湧き上がるようなビジョンや目標を描きやすいです。
こちらもTodoリストでやった分を載せておきます。
これが
こうなります。
いちいち中身も確認しないため、作業としては単純に消すだけなので数分で終わります。
この方法について共有をすると「本当に重要なタスクとかはどうしてるんですか?」このように質問をいただくことがあります。
確かに、本当に重要なタスクってありますよね。
ただ、「消したくらいで思い出せないタスクは、そこまで重要ではない説」があります。その「重要そうで重要でないタスク」をあぶり出すためにも必要な手数だと思っています。仮に重要なことを自分で思い出せなかったとしても、本当に重要ならば誰かがリマインドしてくれます。
このようにすべてを手放した後、残ったもの(思い出せること)は本当に大事なことだけになります。そして、すべて手放したあとに思い描く「やりたいこと」や「目標・ビジョン」は、より洗練されたものが出てきます。
❚断捨離とコーチングの関係
この断捨離とコーチングがどのように関係しているのでしょうか。
コーチングでは、過去を起点としてアレコレを考えるのではなく、未来を起点としてアレコレを考えます。
つまり「過去◯◯だったから未来◯◯をしたい」このような発想ではなく「未来◯◯を実現したいから、今から◯◯をする」という未来志向がコーチングの基本スタンスです。
このため、コーチングをする上でもコーチ自身が過去を手放せていれば居るほど思考もクリアになり、クライアントの目標や課題に対して、より一層、寄り添えると思っています。
最後に、私の好きな言葉で締めくくります。
❚まとめ
ここからは、ここまでの話をまとめです。
なるべく簡単にまとめてますので、必要なところだけ抽出してみてください。
今回の内容のまとめは、以下の通りです。
以上!
❚ コーチングに興味のある方へ
「コーチングに興味がある」「話を聴いてみたい」という方は、まずは以下のLINE公式アカウントにご登録ください。コーチングを受ける・受けないに関わらず、自分自身でコーチングができる「セルフコーチングノウハウ」なども配信しております。
▼ Official LINE
▼ Social Link
▼ Company