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いい進学先の選び方(ご案内)
大学全入時代がやってくる
大学全入時代がやってきます。これは全国の大学人学希望者が、入学定員を下回る状況と言われています。
このような状況下で、有名大学や人気の高い大学などは、入学希望者が定員を下回ることはなく、不合格となる受験生もいると、個人的には思っておりますが、それ以外のところでは入学定員を下回る可能性があります。
ご存じのとおり、少子化といわれている今日、出生率を見れば一目瞭然で予想はできていたと思います。
そのような状況を迎えるにあたり、学校側も経営がかかっていますから、本来だったら不合格の判定をする受験生でも、経営の側面から入学させてしまう状況にもなりかねません。わかりやすい例をあげれば、学費収入=学校法人の年収だからです。ですから、学生が入学してくれないことには経営はなりたちません。
教員の負担
入学生が減れば、当然学生数も少なくなるわけで、教職員数も削減しなければならない状況になる可能性も考えられます。解雇や次年度の契約更新をせずに教職員数を減らし、人件費は減るかもしれません。ですが、教員1人当たりの負担は増します。それでいい教育ができるか疑問です。しかし、学生数が少ない=学校収入が少ないとなれば、教員数を減らすことを考えなければならないのは、経営者として当然かもしれません。
教員数が減ると、教員一人当たりの負担が増えることは言うまでもありません。私が実際に見てきた中では、1日90分授業が4コマあり、クラスは違いますが、4コマ受け持つ教員もおりました。
しかし、その授業を行うには相当な準備時間が必要であり、膨大な時間がかかります。その準備は早出をしたり、残業をしたり、自宅に持ち帰ったりと、時間外の対応となることもあります。残業手当が支給されていればいいのですが、だいたいの教員がみなし残業として働いているので、その範囲内で収まっていれば問題はないのですが、そこはどうでしょうか・・・。
近年、教職員の時間外労働が問題となっておりますが、これは授業の準備だけでなく、学生からの相談や進路指導、打ち合わせも含まれます。教員が多くいれば、この負担も軽減されるかもしれません。ですが今後の社会情勢から考えれば、教員が増員される見込みは厳しいのではないでしょうか・・・。
今後の公開について
そんな時代で、私の経験から「いい学校の選び方」を本書くイメージで紹介していこうと考えました。
プロフィールを見て頂ければわかるように、あくまでも参考人です。皆様の参考になればの話です。そして、これから私自身の体験談や学校の裏側もあわせて紹介していきます。
1つ1つ、あまり長い記事では飽きられてしまうかもしれませんので、サッと読めるような投稿を心掛けます。ですから、これから大学や専門学校などに進学を希望する受験生の方、そのご家族の皆様、高校などの先生方も、ちょっとした合間に、ご覧いただければ幸いです。
最後に、「この大学(学校)を受験する」と照準が定まっている方より、現時点で目標が定まっていない方、「将来〇〇になりたいんだけど、どこの学校に行こうかなぁー」と照準が定まってない方におススメだと、個人的に思っております。
よろしくお願い申し上げます。
2022年12月吉日 生き方参考人