【ムカキング伝説】資産0だからこそ“ゲームで稼ぐ”で無課金勢日本No.1になり、最強ゲームギルドと手を組むまでの、何者でもなかった男の「逆転戦記」
俺はムカキングだ。最強だ。
今回は、何者でもなかったこの俺が、名実ともにムカキング=“King of Free to Player”になるまでの戦記を、直々に語ってやる。
なぜこの俺はJobTribes無課金勢日本No.1プレイヤーになれたのか
「大逆転戦記」はじまりの日
GameFi=“ゲームで稼ぐ”
俺は、ふと俺の脳内に侵入してきたこの詐欺的ワードが気になってしかたがなかった。
・なぜGameFiが成り立つのか
・ブロックチェーンとは何か
・本当にゲームで稼げるのか
・どのゲームなら稼げるのか
・今後、GameFiが世界をどう変えるか
など、書籍やネットで日々調べた。
もし“ゲームで稼ぐ”が本当なら、(DisnΘyLandより)夢の世界だ。
この俺が注目したのが、DEA社のNFTゲーム「JobTribes(ジョブトライブス)」だった。
この俺にとって、NFTゲームを始めるための最大の障害はシンプルに「金」だ。
俺は、“ふつう”に生きることに挫折し、就職もせず己の在り方への道を歩んでいた。
その結果、在り方には近づいていたが、金には困窮していたのだ。
当時、NFTゲームではAxie Infinity(アクシーインフィニティ)が流行っていたが、ゲームを始めるだけで10万円もかかる。無理だ。そんな大金出せん。
だが、JobTribesはタダ=“無課金”で始めることができる。だから始めた。
今思えば、これが俺の「大逆転戦記」のはじまりの日であった。
実際に無課金でいくら稼げたのか【リアル給料明細公開】
俺は、β版だったJobTribesを、1日約20分毎日地道にプレイした。
(2022.2現在、出勤=ログイン日数は600日超)
JobTribesには、「給料日」という世界初のイベントがある。
なんと、ゲームで稼いだ「PELE(ペール)コイン」を、仮想通貨「DEAP(ディープ)コイン」に換金することができるのだ。
これが、まさにGameFi=“ゲームで稼ぐ”だった。
この俺は、いつの間にか夢だった世界を体感していたのだ。こんなに淡々と。
俺が無課金で稼げたのは、約3,500~7,500円/月*だ。
*変換レートによる。ここでは1DEAP=5円計算
決して大金ではないが、着実に稼ぐことができている。
しかも、完全無課金。つまり完全ノーリスクだ。
JobTribes世界大会「PvP」戦記
JobTribesで無課金で稼ぐ方法には、大きく2つある。
一つは、日々のクエストを地道にクリアすること。
もう一つは、世界大会「PvP」*で賞金を獲得することだ。
*Play to Play(対人戦)の略
俺は、虎視眈々と無課金勢でのPvP優勝を目指していた。
PvPに優勝すれば、賞金100万DEAP≒500万円、しかも自身がNFTカード化してゲームに登場できるのだ。
賞金はもちろん欲しいが、俺はNFTになりたかった。何より、無課金での優勝は誰も成し遂げたことがない偉業だ。
だが、世界一はそう甘いものではない。
そもそも上位ランカーはほぼ全員が課金勢であり、課金カード(NFT)は元々無課金カードより強化されているのに、大会の特別ルールでさらに強化されているのだ。
勝つためには勝ち筋・戦略が絶対に必要なのだ。
この俺がPvPに参戦するために描いた勝ち筋≒最低条件は次の通りだ。
・無課金勢の中で最強デッキを作り上げる
・スタミナだけは絶対負けないようにエリクシア(回復薬)をひたすら貯める
・ランクボーナス*を狙うため、むやみに参加しない
*ランクボーナスとは、PvPへの参加数で決まり、少ないほど勝った時に多くのポイントが獲得できる
俺は、時を待った。
…来る2021年10月大会。俺は初参戦した。
β版からプレイし続け、1度も使わずため続けたエリクシアの数だけはおそらく世界一だ。ランクは「0」なのでボーナスは最大。
これは明らかに勝ち筋だ。
そして、この俺が作り上げたデッキは次の通りだ。
レアリティこそLegendary2体・Epic4体と不安はあるが、レベルは限界値Lv.50を揃えた。
これで、PvP参戦への最低条件は満たしたと考えた。
繰り返すが、この俺は無課金での世界一を本気で目指していた。
PvP当日、俺はオリンピックに挑むアスリートだった。
“覚醒ムカキング”の誕生である。
スタートダッシュは予想的中、まさに絶好調。
開始30分は連戦連勝で、いきなり30連勝、順位も5位以内を維持していた。
「これはいける」
俺は確信した。
しかし、開戦から2~3時間が経つと、徐々に失速。
連勝できなくなったのだ。できて3連勝くらいだ。
想定外である。
am2:00、3:00…深夜になると、戦況はより深刻化し、9割以上だった勝率も8割、7割5分と、戦えば戦うほど下がっていった。
順位も10位以下に落ち、ふと気づけば、すでに優勝は儚き夢になっていた。
それどころか、10位以内でさえも…
「俺は今、なぜ戦っているんだ…」
この俺は絶望感と共に、自身の戦略の甘さに苛立っていた。
PvPはまだ半分、あと12時間も残っている。
このまま戦っても、NFT化どころか賞金も最低賃金以下になる可能性がある。
続行するか否かの決断もできないまま、俺は戦い続けた。
ただ、俺は戦いの中で俺なりの戦い方を見出しつつあった。
それはたった一つ、
「絶対降参しない」
ということだ。
俺のデッキは、無課金での限界値に近いが、ライバルとの実力差が圧倒的にあるわけではない。
つまり、一戦がどうしても長期戦になるため、楽勝がほとんどないのだ。
絶対降参しないという戦い方は、
①長期戦を嫌がる相手、その中でも実力が同じくらい相手に降参にさせる
②通信障害や操作ミスなど、ラッキー勝利を狙う*
という、相手との体力・集中力=ゲーム外の要素で勝つことが狙いなのだ。
案の定、この俺と当たった瞬間、真っ先に降参するプレイヤーが複数現れた。
*②について、相手が課金勢で勝てないことが明らかな場合、こちらから降参することも必要だと考えている。
開戦から15、18時間。いつの間にか夜が明けていた。
PvPもあと4分の1=6時間である。
ここまで戦うと、この俺は戦況が読めるようになっていた。
「戦い」というものがわかってきたのである。
戦いを制するには、
・勝ち筋を描く=自分、相手、環境を知る
・勝ち筋の通りに行っているかを分析する
・その通りにいかなければ、戦い方を変える
このシンプルな思考を、すばやく実行することがポイントになる。
この俺は、自身の勝ち筋・戦略の甘さに苛立ち、冷静さを失った。
戦いは人の「人間そのもの」をあぶり出す。
俺は弱さを思い知らされたのだ。
そして、戦いにはもう一つ重要なポイントがある
それは「壁」の存在だ。
壁とは、
・想定外の戦況
・現状の戦略では絶対に切り抜けられない戦況
・あらゆる手をつくしても乗り越えられない戦況
のことである。
俺は、PvPを戦う中で、
“これ以上は絶対上にいけない”
ということに気づいた。
これが壁だった。
壁の存在に気づくと、“この先も戦うべきか”という問いかけが始まる。
俺は、たとえ大した賞金*を得られなくても、最後まで戦い抜くことを決めた。
*当時、1DEAP=1円ほどで、予想されるランキングでは最低賃金を下回ることが明らかだった
まずは、戦士であろうとすること、これが今の俺には必要だと考えた。
戦いを掌握する者=将軍とは戦いを知り尽くす者であり、将軍になるためには戦場で戦い抜くことが必要なのだ。
開戦から24時間、“寝たら負け”の死闘=PvPはついに終幕した。
同レベルのライバルがある程度のランキング=賞金額が決まった時点で諦めていた中、俺は最後まで戦い抜き、世界11位*になった。
*11~20位では賞金は変わらないが、11位までがランキングの1ページ目に掲載される
これが俺の実力であり、全力だ。
戦いを終えた俺は、しばらく覚醒モードが続いていた。
静かに感情が滾り、戦士として「限界突破」を遂げた感覚を覚えていた。
戦いは、人を「本物」にする。
PvPを戦い抜いたこの俺は、本物の戦士に近づいたのだ。
なぜこの俺は、たかがゲーム、たかが1日のPvPで、人生を変える学びを手に入れたのか。
それは、この俺が「本気」だったからだ。
課金勢から見れば、この俺のデッキなど必殺技を出すまでもない相手だろう。
さらに言えば、時間さえかければ誰でもなれる実力だ。
それでも、俺は本気で優勝を狙っていた。
だから、苛立ち、壁にぶつかり、問いかけた。
これこそが、この俺の「挑戦」だ。
俺は、何者でもない俺自身を、挑戦を讃えた。
何者でもなかった俺が「ムカキング」になるまで
無課金勢の限界
俺は、JobTribes世界大会「PvP」で、2021年10月大会に続いて12月大会でも戦い抜いた。
順位は11位から34位に下がったが、賞金は10,000DEAPから12,000DEAPに上がった。
12月大会では、10月大会とは違い、ほぼこの俺が描いた勝ち筋の通りであった。
俺は、たしかに戦士として本物に近づいていた。
だが、同時に無課金勢の限界も無視できなくなっていたのだ。
JobTribesは、無課金勢でも稼げるし戦える、良心的なNFTゲームである。
それでもPlay to Earn=“ゲームで稼ぐ”という業界は、あくまで経済圏*だ。
*課金勢がいて、金の流れがあるから成立している
ということは、JobTribesも、課金勢がより多く稼げるしより有利に戦えるシステム・ルールになっていくのは容易に想像できる。
無課金勢として戦うことは、P2E経済圏という天の流れに逆らう行為であり、いわば死地に出陣するのと同じなのである。
死ぬことがわかっていて死ににいくことは、俺にとって挑戦でも美学でもない。
自身の無知無力の証明だ。
最強ゲームギルドからの“死刑宣告”
俺は苦悩していた。
無課金で戦うこと、その先に勝ち筋はあるのか。
そんな時、次の噂(ツイート)が目に入ってきた。
*当時、ムカキングとは別アカウントを運用
スポーツ界にも世界最強プレイヤーがいるように、e-Sportsにもそれがいる。
JobTribesでは、例えば以下のプレイヤーだ。
・shinkei(シンケイ)
・ajihurai(アジフライ)
・Neoneow(ネオネオ)
上のツイートは、ヤツら最強プレイヤーがゲームギルド「LGG」として手を組んだという、他ギルド・個人プレイヤーにとってまさに“死刑宣告”である。
そもそも、戦場もゲームも「情報戦」だ。
いかに質の良い情報を早く手に入れるか、これでほぼ勝負が決まる。
この俺は確信した。
ヤツら世界最強プレイヤーは、なるべくしてそうなっている…
ヤツらは、この発表よりかなり前から手を組んで、JobTribesを攻略し切っている…
ということを。
俺がこいつらに勝てなかった理由は、資産だけでなく、情報でもあったのだ。
たしかに俺は全力でPvPを戦った。だが、ヤツらにとってこの俺など敵でさえなかったのである。
俺は、戦いの厳しさを思い知らされた。
勝者は勝つべくして勝っている。
俺は負けるべくして負けている。
今、その因果=残酷な現実がここにある。
俺は、戦い方を根底から変えざるを得なくなった。
無課金でP2E業界を戦うための新戦略
ちょうどその頃、Play to Earn=“ゲームで稼ぐ”の流れの中心はスカラーシップにあった。
このシステムは、学生奨学金のゲームver.で、お金の代わりに課金カードが貸し出される。*貸す人はマネジャー、借りる人はスカラーと呼ばれる
P2Eゲームは、ふつうNFTを購入しなければゲームを始めることさえできない。
しかし、スカラーシップによって、資産の問題でゲームを始められない人でも始めることができるようになる。
これが、貧困問題・雇用問題の解決に大きく貢献し、今後 P2E業界・文化を大きく発展させると言われている。
当然だが、スカラーシップのマネジャーは資産家しかできない。
世界初のゲームのスカラーシップが始まった「Axie Infinity」には、ゲームギルド「YGG」があるように、
JobTribesでも、マネジャー的ポジションを最強ゲームギルド「LGG」が狙っていることは明らかだ。
俺は、自身の新たな戦い方のヒントはここにある、と考えた。
俺の新たな戦い方とは、P2E業界の流れに乗り、ゲームギルド、願わくば最強ゲームギルド「LGG」と手を組むことである。
ムカキング、降臨。
最強のゲームギルド「LGG」とは、
・世界最強プレイヤーが多数在籍
・PvPチャンピオン大会「Championship」で上位1~6位を独占
・2021年12月のPvPスカラーシップ実装記念大会でも、スカラーが上位を独占
など、他ギルドに比べて圧倒的実力・実績を誇っていた。
俺は、たしかにLGG加入を望んでいたが、ただスカラーとして加入するのは望んでいなかった。
俺はP2E業界を共に創り上げる戦友として、対等な関係で手を組みたかったのだ。
それには、この俺自身を売り込む必要がある。
ゲームギルド・マネジャーが欲しがる人材は、だいたい検討がついていた。それは、
・情熱がある
・ゲーム攻略のセンスがある
言い換えれば、
・たとえ利益が減ってもゲームを継続してプレイできる
・上達がはやく、短時間で好成績を出せる
ということだ。
つまり、プレイヤーとして重要なのは、情熱と“人間”の能力である。
ゲーム内カードの戦力は、ほとんど関係ない*のだ。
*強いカードはギルド・マネジャーが貸すため
課金カード(NFT)に数十万、数百万もの先行投資をしているギルド・マネジャーにとって、もっともリスクとなるのは、スカラーがゲームをやめてしまうことだ。
よって、“情熱がある”と相手に評価されることが必要だと俺は考えた。
俺は、情熱もゲームセンスもある。
この俺を欲しがるギルド・マネジャーは絶対にいるはず。
俺は、自身を売り込むべく、何より情熱が伝わる方法を考えた。
そこでふと閃いたのが、そう…
「ムカキング」だったのである。
俺は、何者でもない。
だが、PvP出場2大会のランキングを見ると、無課金勢で日本一、世界でもトップレベルのプレイヤーになっていたのだ。
しかし、やはり俺は強いわけではなかった。
なぜなら、そもそも無課金で本気でPvPに参戦するプレイヤーが、日本で俺以外一人もいなかっただけなのだ。
俺は、誰も挑戦していないことに挑戦したから、無課金勢日本一になれたのだ。
俺の、俺だけの挑戦が導いたのは、
無課金の王…
King of Free-to-Player…
“ムカキング”だった。
2021年12月22日、この俺「ムカキング」はTwitterに降臨した。
こうして、この俺はムカキングになったのだ。
俺は弱い。そんなことは知っている。
しかし、だから強いのだ。
だからこそ、ムカキングなのだ。
ムカキングが最強ギルドLGGの「NFTゲーム攻略パートナー」になるまで
俺が最強ギルドにLGGに自身を売り込んだ方法
何者でもなかった俺が「ムカキング」になってから、俺は自身の売り込みを始めた。
いわゆる、自己プロデュースである。
俺自身の勝ち筋は、
・圧倒的強烈キャラ
・圧倒的発信力
である。
俺の戦略は次の通りだ。
①自身の実績・攻略法などをTwitterで情報発信
②LGGや最強プレイヤーを狙った企画を出す
③どこかのギルドからスカウトがかかる
④ひっぱりだこになることで、自身の価値をつり上げる
戦略をわかりやすくまとめると、
①存在を認知させる
②存在を拡散させる
③存在に注目させる
④存在の価値を上げる
となる。
俺は、以上の狙いを実現すべく、俺の1年半にも及ぶ戦いをもとに企画し発信した。
すると、Twitter降臨から1週間でギルドからスカウトがかかった*のだ。
*「MGG」オーナー森氏から。その先見の明に、今も感謝している
瞬く間に、JobTribes界隈に俺の存在が認知され、拡散され、注目された。
もちろん、LGGオーナーHosogane氏にも。
俺の戦略は完璧に当たったのだ。
そこで、俺はLGGの公式Twitterに次のようなDM(ダイレクトメール)を送った。
DMとは、情熱である。
このDMの数字後、LGG代表の細金氏とのオンライン対談が実現した。
俺の情報発信は、LGGでも質が高いものだと評価され、さらには、無課金でNFTゲームを攻略し切る情熱・戦略性・発信力を持つ者は、LGGにさえ一人もいなかったのである。
この俺ムカキングは、「NFTゲーム攻略パートナー」としてLGGと手を組むことになった。
勝つべくして勝つ。
PvPの敗北を糧に、俺はこうして逆転して見せたのだ。
ムカキングのさらなる戦略 ~より高きミッション・ビジョンへ
Play to Earn=“ゲームで稼ぐ”という新文化は、想像以上の可能性を秘めている。
今まさに、私生活、働き方、収入源、生き方、時代さえも変わろうとしているのだ。
歴史的瞬間である。
驚くべきことに、ムカキングも想像以上の可能性を秘めているキャラである。
なぜフィリピンなど貧困国ではP2Eゲームが浸透し始めているのに、日本では遅れをとっているのか。
その理由の一つに、日本人の無知無学による保守性がある。
例えば、
「ブロックチェーン、NFT、P2E=“ゲームで稼ぐ”なんて、怪しい」
「損もしたくないし、リスクもとりたくない」
「手取り足取り教えて欲しいし、楽して稼ぎたい」
といったものだ。
この俺から言わせれば、自ら学び、考え、行動しない者に得られるものはない。
だが、これが現代日本人の、情報と世の中の変化に対する甘さである。
つまり、やるべきことをやらないまま、変化を怖れているのだ。
この俺、ムカキングというキャラは、そういった日本人のP2E業界・ゲームへの興味関心のきっかけになる情報、
・無課金でのP2Eゲームの稼ぎ方
・無課金でのP2Eゲーム攻略法
・無課金勢の限界
これらを、この俺自身の挑戦によって証明し、伝えることができるのだ。
P2Eのより高きミッション・ビジョンが見える者ほど、この俺の価値がわかる。
この俺にも、ミッション・ビジョンがある。
ミッションは、Play to Earn=“ゲームで稼ぐ”を日本に広め、新文化を創ること。
ビジョンは、P2E業界を代表するインフルエンサー・メンターになること。
この俺と同じ景色を、ミッション・ビジョンを見る戦士よ。この俺と共に戦うがいい。
何者でもなかった俺がムカキングになれた「本当の理由」
ここまで、何者でもなかった俺がムカキングになり上がった「逆転戦記」を語ってきた。
ただし、それはなり上がった理由として本当であって本当ではない。
本戦記の最後に、この俺がムカキングになれた「本当の理由」について語るとしよう。
ムカキングは、本当に弱い
この俺は、弱い。
“本当は”、弱いわけではない。
“本当に“、弱い。
なぜなら…
JobTribesの戦力では、
・完全無課金で、
・長い時間プレイしただけ
であり、誰でもなれるレベルだ。
この俺など、“札束”で瞬殺である。
この俺自身は、といえば…
・そもそも無課金なのは、資産がなく課金できなかったから。
・資産がないのは、価値の提供・創造ができていないから。
・価値の提供・創造できていないのは、この俺がそう評価されているから。
誰でもなれるレベルどころか、むしろ劣っているだろう。
俺はたしかに幼き頃からふつうに生きられず、挫折が多かったが、それは戦場において言い訳にはならない。
だが、俺はたった一つだけ、誰よりもやってきたことがある。
それが「挑戦」だ。
そう、ただひたすら挑戦しただけなのだ。
これがムカキングの本質 ~なぜ俺は挑戦できるのか
今、この俺の「戦記」を読んでいる貴様からこんな声が聞こえてくる。
「なぜ弱いのに挑戦できるんですか?」
「挑戦できるって強いからですよね?」
「ムカキングだからできるんですよね?」
気持ちはよくわかる。
だがな、そう思うのは、この俺の本質を聞いてからにしろ。
結論から言ってやる。
俺が挑戦できる理由は、ひとことで言えば《自信》だ。
ここでいう《自信》は、俗にいう「自信」とは区別して解釈するんだ。
俺は、とにかく自信がなかった。*詳しくは省略するが、俺は被虐待児
だからこそ、自信について学び、考え、行動した。おそらく貴様らの想像を絶するほどだ。
学生時代から本気で自分と向き合うこと7年。
俺は、真の自信=《自信》について、一つの答えを出した。
この俺は、自信とは、次の3つのステージがあると考えている。
つける自信=偽物の自信
根拠のない自信=本物っぽい自信
真の自信=《自信》
「つける自信」とは、お飾り的要素のある自信だ。
お飾り;金、地位、資格、といったものがあれば自信があるし、なければ自信がない、ということである。
この俺から言わせれば、ただの金持ち=エセ成功者はこのレベルだ。
「根拠のない自信」とは、一見、メンタル的に理想的な自信だ。
お飾りなどなく、無条件で「自分はできる」と信じること…
多くの実業家、アスリート、成功者が語っているものだ。
ただ、これは
・育ちが良く、家庭・親が心の安全基地であった者
・幼い頃から、周りより圧倒的に優れた能力があった者
にのみ宿る、センス的なものだ。
「根拠のない自信」は、育ちの悪い俺にはどうしても理解できなかった。
それに、思考的に浅いと思った。いや、そう思わざるを得なかった。
そこで考えたのが、さらなるステージ「真の自信」である。
「真の自信」とは、いわば、“根拠のない自信に根拠がある状態”である。
ここでいう根拠とは、思想として言語化できる*ということであり、言語化できるとは思考しているということである。
*体験として言語化できるのは第2ステージ「根拠のない自信」。体験には個別性があるため、再現性がない。
「真の自信」について、俺は以下のように考えている。
人間は、未来がどうなるかわからないという意味で「無知」である。
ただ、科学の常識として、人間には本来選択はなく、未来がどうなるか・運命は決まっている(決定論)
とはいえ、人間は無知であるため、科学の常識には当てはまらず、自身が理解できない選択の先(因果)はわからない。
よって、人間は、自分の未来を自分で決められる、と“考えても良い”ということになる。
この難解な思想を、ひとことで表す名言がある。
それは、
この俺の座右の銘である。
人間は無知だからこそ、選択がある。
選択を感じられるからこそ、幸福がある。
俺は、以上を「真の自信」と考え、これを証明すべく挑戦し続けたのだ。
どんな苦悩があっても、そこから学び、考え、行動する。
だから、絶対に負けない。
だから、挑戦できる。
《自信》こそ、この俺ムカキングの本質であり、強さなのだ。
だからこの俺は最強なのだ。
2021.3 ムカキング