勤労に、感謝を。熊本で、「働き方の祭典」を開催しました。
こんにちわ、TEAMKITの椿原です!
11月23日(土)に、TEAMKITが企画運営を行い、東京渋谷で開催され7年目を迎える働き方の祭典「Tokyo Work Design Week(以下:TWDW)」の熊本サテライト、「Kumamoto Work Design Week(以下:KWDW)」を開催しました。
会場に来てくださった50名以上の皆さま、ありがとうございました!!
…というわけで、今回はイベントレポートを行ってみたいと思いますーーー!!
◆KWDWについて(Webサイトより抜粋)
毎年11月の「勤労感謝の日」にあわせて、渋谷の街を中心に7日間にわたって開催される"Tokyo Work Design Week"。
これは「新しい働き方」や「未来の会社」にまつわる多様な交わりから新たな未来をつくっていく、7日間のひらかれた場です。
今年で7年目を迎え、東京をはじめ、大阪、横浜、そして海を超えて韓国でも開催。国内外でのべ3万人が参加するアジアを代表する「働き方の祭典」になりました。
そして今年は、九州で初開催。
新しい働き方の旗手たちと開幕です。
すべての勤労に、感謝を。
ちなみに、「なぜTEAMKITが熊本開催を?」という疑問については、私(椿原)が、以前から「働き方」に強い関心があり、個人的に熊本でイベント開催などしてたんですね。
で、TEAMKITに参加したことで、その関心はより強くなり、熊本でももっと力を入れて何か出来ないかと考えていた時に、TWDWオーガナイザーの横石さんと出会い、「KWDWやりましょう!!」と盛り上がった…というのがキッカケです。笑
で、初開催のテーマは「知る、出会う、尊重し合う」。
「働き方」は、社会に出ると、誰しもが一度は向き合うテーマだと思います。それついて話し考えること自体も大事ですが、業種や職種に関係なく関わる、それを軸に集い、まずは熊本で活動する人達同士がお互いのことを知る、これまで一方的には知っていたけど会う機会はなかった人達と出会う。そんな場を作りたいと考え、テーマや内容をつくりました。
ここから、何か変化を起こせたら、新たな動きが生み出せたら…とも考えましたが、まずは「知ること」「出会うこと」からかなと。
そして、「働き方」は、正しいか間違っているかではなく、それぞれの人達の好みや相性といった部分が多いとも考え「尊重し合う」も大事ですよね。
で、内容は、キーノートスピーチが1つと、トークセッションが3つ、そして交流会。
◆Keynote Speech
キーノートスピーチは、宮崎で創業し、地方から全国で勝負するために戦略を決め、地域に根付きながら成長、現在はZOZOのグループ入りをしている「株式会社アラタナ」の共同創業者 穂満さん。
「地方から起業すること」をテーマに、アラタナの創業からこれまで、そして今取り組んでいることなどをお話していただきました。地方から以下に全国や世界と勝負していくか?という話は、熊本の方でも参考にしやすいものだったのではないかと思います。
その後、3つのトークセッションは、個人の働き方、組織の働き方、これから個人と組織の関係という流れで構成しました。登壇してくださったのは、熊本県内外でTEAMKITの繋がりがある経営者やフリーランスの方々。
◆Talk Session 1
トークセッションの1つ目は、「若者よ、カセグーン!」と題して、個人の働き方について。
関西から、クリエイターのお金の稼ぎ方に関することを共有するトークイベント「カセグーン」のオーガナイザーのマエダさん、TEAMKITにもアドバイザーとして参加してくださってるクリエイティブディレクターの上司ニシグチさん。
熊本の若手から、ライターのmariaさん、ディレクターの佐々木はるかさん、動画クリエイターのカイセイさん。
十数年の経験があるベテランクリエイターのマエダさんや上司ニシグチさんがどんな働き方をしてきたのか、熊本若手クリエイターの3人が何を考えどんなアクションをしているかなどをシェアしました。
◆Talk Session 2
トークセッションの2つ目は、経営者視点から考える組織の働き方の変化について。
登壇していただいたのは、熊本で急成長する企業の経営者お二人。(モデレーターを私が務めました。
旧来のピラミット型の組織から、数年前から注目されている、階層がなく全員がフラットな「ティール組織」という組織の形を導入し、急成長している株式会社ロジックの代表 吉安さん。
熊本の小さな田舎町で「竹の、箸だけ。」を作り続け、様々な有名ブランドのOEMを手掛け、最近では自社のリブランディングに力を入れ注目度が上がっている株式会社ヤマチクの三代目 山崎さん。
新しいあり方の組織づくりに力を入れている株式会社ロジックのこれまでの話を軸に、急速の変化する世の中に対応する組織のあり方、個人が活躍できる組織をつくるためには経営者や企業は何をしなければいけないのか、旧来側の組織からティール組織に変化をするためにどんな壁があったかなど、実践者の方々の生の声を聞くことができました。
◆Talk Session 3
個人視点での働き方、経営者視点での組織の働き方について話した後、最後のセッションは、個人と組織の関係について。
登壇していただいたのは、柔軟なチームづくりをしながら、様々なプロジェクトを立ち上げられてる、お三方。
・株式会社かつあき/BRIDGE KUMAMOTOの佐藤さん
・ZOO TRIPPER/WHITE BASE/Touch your Qshuの野田さん
・70Seeds株式会社/できる.agriの岡山さん
TEAMKITの代表 小谷がモデレーターを、私がアシスタントを担当。
「社畜」や「仕事」など言葉の意味を考えてみることに始まり、個人と法人の境界や固定概念をなくすことで「個人と組織の関係」や「働き方」はどう変わっていくか?など、緩やかに話すことができました。
◆U-25 Collaboration Pitch
そして、最後の最後、クロージングトークの中では、U-25の起業家によるショートピッチも実施。
登壇してくださったのは、民泊やシェアハウス事業を行う下田さん、プログラミングスクールやコンサルティング事業を行う野澤さん。
熊本では、起業家のピッチの場はほとんどないですし、せっかく沢山の起業家やクリエイターの方々集まってくださっていたので、個人的に若手にスポットを当てたかったで、お二人に話してもらうことができてよかったです。
まとめ
という感じで、KWDW、無事初開催することができました。
「働き方」を軸に集い、目標としていた、まずは熊本で活動する人達同士がお互いのことを知ること、これまで一方的には知っていたけど会う機会はなかった人達と出会うことは、実現できたのではないかと思います。
また、私たちTEAMKITとしても、今回を始まりとして、今後に繋がる出会いが沢山できました。
これからそれを育てていくことで、来年はより大きなものになるのか、逆に濃度を上げるために小さくするのかわかりませんが、来年また「KWDW」を開催することができればと思います。
それでは、改めまして、今回、参加してくださった皆さま、開催のために協力してくださった皆さま、ありがとうございました。
文:椿原 ばっきー(TEAMKIT)
写真:橋本 大(Logic)