採用のコミュニケーションコストを少なくしたい
仕事用のメモだけど、採用活動、就職活動してる人への共有という意味合いも込めて。
ナビサイトがだるい
~ナビ、みたいなサイト。あれ、入力項目多いし、めんどくさい。その入力項目が何に使われるかと言えば、フィルタリングです。企業側の管理画面では、学歴、性別、地域、年齢、職種、それらの条件を絞り込んで、DM送ったり、限定公開したりできる機能が備わってる。
採用側の企業としても、入力項目は多い。しかも、サイトごとに微妙に違う。実際には、外部業者に運用丸投げしてることが多いはず。応募者管理や集計、そしてメールのやり取りも、たぶん人事担当はやらずに丸投げしてる。作業量が多く大変だから。
みんな一生懸命ナビサイトに書いてる応募動機とか、人事に届かないままフィルタリングされてることもあるってことです。人事だって、本当は一人ひとりと向き合いたいと思ってるはず(心ある人なら)。でも、数が多すぎてそれができない。
これってなんだかお互いに不幸だ。
面接がめんどくさい
とか、人事側が言うと失礼かもしれないけれど。応募者側もそうだと思う。
就職活動してる人は、面接自体は1時間でも、前後の移動含めたら2~3時間かかるわけで。もちろん事前の準備も要る。
そんだけの時間を使わせるのに、あーなんか想像してたのと違うな、とか仕事内容やレベル感が合わないというだけで、お見送りするのも不幸だ。
採用側も、面接のセッティングってめんどくさい。時間はかからないけど、いろいろ気を遣う。応募者の希望日とこちらの関係者の空き日の一致をカレンダーから探す。面接時間が長ければ、それだけセッティングは難しい。役員レベルの人なんてだいたいすぐにスケジュールが埋まるし、わざわざ時間取ったのに、無駄になるのも申し訳ない。私も時短なので、面接にそこまで時間を割けない。正直、割きたくない。
ナビサイトは使わない
あれ、大手のものだとミニマムでも50~100万くらい費用がかかります。大量に応募者が来る代わりに当然その質もバラバラで、管理コストがさらにかかる。無理無理、やってらんない。
いまは、特に中途においては、SNS、リファラル(友人紹介)、イベント繋がり、引き抜き、などピンポイントの採用のほうが定着率が高い。お金も、そんなにかからない。時間はかかるけど、機械的な作業よりも、ワクワク感が全然違う。
ファーストコンタクトは電話
電話で何が分かる、と思われるかもしれないけど、意外と分かる。少なくとも、お互いの誤解が無いかの確認はできる。下記は簡単な流れ。
・面接に進むにあたっての事前の確認をする。
・そのために15分ほど時間が欲しい。
・これは面接ではなく、お互いのミスマッチを防ぐための確認の作業。
・だから気楽に答えてほしい。
・話の中で、思ってたんと違うとおもったら、面接を断っても大丈夫。
・就職活動の状況について。
急いでる?しんどくない?
軸はどんな感じ?ウチを知った経緯は(知ってるけど)?
・興味について。
ウチみたいな業界が好き?
パソコンとか好き?普段メールって使う?
使ってて便利だと思うアプリってなんかある?
・こちらからも、ざっと会社の説明をする。
その説明を聞いた上で、次のステップ進みたい?どうする?と聞く。
営業をするときも、いきなり1時間の打ち合わせをセッティングしない。ふつうは事前に資料を渡し、電話で現在の状況とか困り感とかを聞いてから、よろしければ詳しいお話をします、となる。
なので、同じことを採用でも行う。ナビサイトを使わなければ、数は多くならないので、これができる。当日の面接もスムーズだし、向こうも電話で一度コンタクト取ってるから、親しみやすい気がする。変なミスマッチも事前に防げる。電話なら、どこでもいつでもできる(つながりやすい夕方の時間、家からでも)。
というようなことを、やろうと思っている。私はあんまりたくさん働けないし、でもいい加減にはやりたくないので、やり方を変えていってめんどくさいことを減らしていきたい。
これくらいのノウハウなら共有できるので、採用・人事に興味のある皆様、どうぞお声掛けください。
読んでいただいて、ありがとうございます。お互いに気軽に「いいね」するように、サポートするのもいいなぁ、と思っています。